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クルミットです♪
前世の過酷な記憶を抱えたまま、安然がついに都へ乗り込みました。
慶王府で霊奚が受けていたひどい仕打ちには、本当に怒りが込み上げます。
そして、あのぶどう棚にまつわる真実を知った瞬間は、胸が締めつけられる思いでした。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!
覆流年 11話のあらすじ
かつて皇帝は一時の迷いから、良妃の侍女との間に穆沢をもうけました。
しかし穆沢がここまで腹黒く陰険に育つとは、皇帝も予想していなかったのです。
そこで皇帝はその過去を持ち出し、穆沢を牽制して釘を刺します。
父親から道具のように冷遇されて、穆沢はどんな思いを抱えてきたのでしょうか?
一方、陸安然は弟の陸昀を連れて瀚京の都へと足を踏み入れました。
弟には太学でしっかり学問を修めてほしいと願う安然。
血気盛んな陸昀が軍に入りたいと言い出すのを、何としても止めたいのです。
都には慶王の穆沢も待ち構えていました。
安然がどんな忠誠の証を差し出してくるのか、穆沢は興味津々だったのです。
屋敷に来るときは事前の取り次ぎなどいらないから、いつでも会いに来いと命じます。
安然は一人きりで慶王府へと向かいました。
門をくぐると、前世で数十年間も過ごした屋敷の景色が目の前に広がります。
激しい苦痛と絶望の記憶が一気に押し寄せ、息が詰まるほどの苦しみ。
足がすくみそうになる瞬間です。
でも、陸家を破滅から救い出すためには立ち止まれません。
安然は慶王府に身を投じ、一族の生き残る道を切り開く決意を固めます。
その頃、王府の裏庭では信じられない光景が繰り広げられていました。
陸欣然が、侍女の霊奚に対して陰湿な虐待を加えていたのです。
霊奚がいつまでも安然だけを主と慕い、自分に従わないのが許せない欣然。
怒り狂った欣然は、霊奚の頭をつかんで冷たい水甕の中へ力任せに押し込みます。
もがき苦しむ霊奚の姿を、屋敷に入ってきた安然が目の当たりにしました。
あんなひどい姿を見せられたら、誰だって頭に血が上ります!
安然の怒りは一瞬で頂点に達しました。
欣然の元へ駆け寄ると、その髪をつかんで同じように水甕の中へ力いっぱい沈めます。
前世と今世の憎しみが一気に吹き荒れる凄まじい光景!
息もできず暴れる欣然の顔を、安然は冷たい水の中に何度も押し込みます。
激しい憎悪に満ちた安然の勢いに、欣然は本当に息絶えそうでした。
そこへ間一髪で穆川が駆けつけてきます。
穆川は必死に安然の手を止め、欣然を水甕から引き揚げました。
家族を手にかけるという重い罪を、安然に背負わせたくなかったのです。
この激しい騒ぎのあと、安然は穆沢の元へ出向いて自ら罪を認めます。
すると穆沢は、今後は飼い主の顔を見てから犬を打てと冷ややかに言い放ちました。
勝手な真似は許さないという厳しい警告。
安然は、傷だらけの霊奚を自分の手元へ引き取りたいと必死に申し出ます。
しかし穆沢は、霊奚を連れていきたいなら自分の命令に従って仕事をこなせと要求。
本当に穆沢はどこまでも計算高い男ですね。
その場に居合わせた穆川は、穆沢を強く説得しようと試みます。
人と人とは真心をもって結ばれるべきであり、霊奚を安然に返してやってほしいと訴える穆川。
でも穆沢の態度はどこまでも冷酷でした。
自分と安然は単なる同盟関係にすぎず、信頼など最初から存在しないと言い切ります。
穆沢の頑なな態度を見た穆川は、せめて安然を笑顔にしたいと考えました。
霊奚を一日だけでいいから自分に貸してほしいと頼み込みます。
安然のためにそこまで必死になる弟を見て、穆沢はからかうような笑みを浮かべました。
安然に惚れているのかと兄から図星を突かれます。
しかし穆川は決して認めず、二人はただの知己だと答えるだけでした。
安然が生きて都にとどまることを知り、欣然は激しい恐怖に震え上がります。
母と一緒に安然を陥れようとした企みは、すべて安然の計算通りだったと気づいたのです。
欣然はたまらず穆沢に会いに行きました。
安然の恐ろしい本性を暴こうと、必死になって訴え出ます。
しかし穆沢は、真実がどうであるかなど全く気に留めません。
陸家が自分の野望のために役立つ道具になるかどうか、それだけが関心事だったのです。
これ以上くだらない波風を立てるなと、穆沢は欣然を冷たく一喝します。
居場所を失った欣然は、屋敷の廊下で蔡望津に出くわしました。
母が安然を密かに害そうとしていたことなど自分は知らなかったと涙ながらに訴える欣然。
穆沢が自分を信じてくれず、正妃としての威厳がまるでないと激しく嘆きます。
蔡望津は、殿下もいつかあなたの真心をお分かりになる日が来ますと優しく慰めました。
自分勝手な欣然に、そんな温情が通じる日は本当に来るのでしょうか?
穆沢の企みを聞かされた安然は、前世の記憶と現実がピタリと重なるのを感じます。
前世で清廉潔白を貫き、中立の立場だったはずの厳尚書が、なぜ穆沢を支持したのか?
その裏には、穆沢による科挙の答案すり替えという卑劣な犯罪がありました。
穆沢は春の科挙で他人の答案をすり替え、厳尚書の息子を高得点で合格させていたのです。
今回も同じように、厳尚書の息子の身代わりにする優秀な受験生を探せと安然に命じます。
しかし安然には、穆沢の悪事に手を貸す気など毛頭ありません。
一体どうやってこの非道な要求を切り抜けるつもりでしょうか?
一方、穆川は霊奚を連れて安然の屋敷を訪ねてくれました。
霊奚と無事に再会できた安然は、心から安堵の笑みを浮かべます。
しかし霊奚の服をめくると、体中に痛々しい傷跡が残っていたのです。
霊奚は痛みをこらえ、逆に安然を気遣う優しい言葉を口にしました。
忠実な侍女の健気な姿に、安然は激しい自責の念にかられます。
穆川は庭の片隅で、せっせとぶどう棚を組み立て始めました。
完成したぶどう棚を見上げながら、その仕組みの素晴らしさを安然に楽しそうに語る穆川。
安然の故郷である蘇城の青ぶどうを植えるつもりだと話します。
そうすれば一年中、季節ごとの美しい景色を楽しめるからだと笑う穆川。
その瞬間、安然の脳裏に前世の光景が鮮烈によみがえりました。
前世でお腹に子どもを宿していたとき、庭にぶどう棚を作ってくれた人がいたのです。
あのとき安然は、穆沢が心を込めて作ってくれたのだと思い込んでいました。
でも違ったのです。
あのぶどう棚を汗水流して作ってくれた本当の相手は、穆沢ではなく穆川だったという衝撃の事実!
ずっと穆沢の優しさだと思い込んでいたなんて、あまりにも残酷すぎます!
前世でも今世でも、穆川はいつも黙って自分のために尽くしてくれていました。
それなのに自分は何も気づかず、取り返しのつかない悲劇を招いてしまった安然。
後悔と自責の念に耐えかねて、強い酒をあおって心を麻痺させようとします。
泥酔を心配した穆川は、酒を止めて干し梅を食べるように勧めました。
杯を奪い合って押し問答をするうちに、安然は足元をふらつかせてしまいます。
そして穆川の胸元へと勢いよく倒れ込んでしまいました。
下心で自分に近づいた悪人を見抜けず、心からの真心すら見落としていた安然の愚かさ。
自分の至らなさに打ちのめされ、穆川の温もりの中で静かに苦しみを噛みしめます。
こんなに近くに本物の愛があったのに、前世の自分はどうして気づけなかったのでしょうか?
霊奚を王府へと送り届けたあと、弟の陸昀が安然をからかってきました。
穆川が姉に未練を残しているのは、誰の目から見ても明らかだったのです。
欣然が姉の代わりに慶王府へ嫁いだのは、天が姉のためにくれた導きかもしれないと陸昀は言います。
弟は、安然が穆川に惹かれていることにとっくに気づいていました。
心と言葉が裏腹になっている姉を、面白そうに冷やかします。
侍女の冬青も、自分の心に素直になって愛する人を選んでほしいと安然の背中を押しました。
好きな人と結ばれるのが一番の幸せだというのは、誰が見てもその通りですよね?
しかし今の安然に、恋を楽しむ余裕など全くありません。
安然の目的はただ一つ、陸家を血みどろの皇子たちの争いから完全に救い出すことです。
今の段階で穆川と情を交わし、危険な争いに巻き込むわけにはいきません。
安然は溢れそうな想いを胸の奥深くに押し戻します。
欣然が慶王府で徹底的に冷遇されていると知った安然は、ある計略を思いつきました。
欣然の身の回りの世話をしている侍女の翠翠を利用して、欣然を罠に嵌めようと考えます。
欣然の浅はかな性格なら、穆沢の誕生日という絶好の機会を決して見逃すはずがありません。
慶王の歓心を買おうと、必死に着飾って祝いの宴を準備するに決まっています。
しかし穆沢は、昔から自分の誕生日を祝われることを極端に嫌っていました。
穆沢の生い立ちに関わる禁忌の日に祝いを持ち出せば、激怒されるのは目に見えています。
欣然はいっそう疎まれ、どん底へと突き落とされることになるのです。
安然の仕掛けた罠に、欣然はまんまと飛び込んでしまうのでしょうか?
そこへ陸昀が、友人の徐青策を連れて屋敷に帰ってきました。
安然は青年の顔を見て息をのみます。
前世において、春の科挙で首席の状元に輝いた無二の秀才。
安然は徐青策を快く屋敷に泊まらせ、陸昀の勉強を見てやってほしいと頼みます。
前世の記憶の中で、徐青策は皇子たちの激しい党争に巻き込まれて命を落としました。
都の冷たい街頭で無残に命を奪われた、あまりにも悲惨な最期。
安然は、二度とあんな残酷な悲劇を繰り返させたくないと強く誓います。
前世で理不尽に命を奪われたこの心優しい青年を、何としても救い出すと心に決めました。
覆流年 11話の感想まとめ
欣然を水甕に力いっぱい沈めた場面、本当に胸がすく思いでした!
霊奚にあんなひどい傷を負わせて平然としている欣然には、本当に腹が立ちます。
前世の恨みも合わさって、安然の手にもものすごい力がこもっていました。
穆川が駆けつけて止めなければ、欣然は本当にあの場で息絶えていたはずです!
あんな身勝手な女のために安然の手を汚す必要なんて、絶対にありません!
穆川が間一髪で安然を止めてくれたのは、本当に良かったと感じる瞬間。
そして何より胸が締めつけられたのは、あのぶどう棚の真実でした。
前世で身重だった安然のために棚を作ってくれたのは、穆沢ではなかったのですね。
妊娠中の安然を喜ばせようと、陰で汗を流していたのが穆川だったなんて切なすぎます!
穆沢の優しい一面だと信じ込んでいた安然の絶望は、計り知れません。
穆川の胸元に倒れ込んで自責の念に震える安然の姿には、思わず胸が痛くなりました。
下心だらけの穆沢を選んで、本当の真心を見落としていた過去はあまりにも重すぎます。
弟の陸昀や冬青から背中を押されても、復讐と家族の救済がある以上、素直にはなれません。
穆川を権力争いに巻き込みたくないからこそ距離を置く安然の孤独な戦いが、本当に切ないです。
科挙の答案すり替えを命じられた安然ですが、状元になるはずの徐青策が現れました。
前世では党争に巻き込まれて道端で命を落とした徐青策を、安然はどうやって救うのでしょうか?
穆沢の誕生日を利用して欣然を罠に嵌める作戦も、うまくいくのか気になります。
自分の誕生日を祝われるのが大嫌いな穆沢の地雷を、欣然が思いっきり踏み抜く瞬間が待ち遠しいです!
穆沢の機嫌を取ろうと必死な欣然が、どんな顔で追い詰められるのかじっくり見届けたいと思います。
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