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クルミットです♪
今回は、長玉が謝征への気持ちを伝えながら、自分の道へ踏み出す第28話。好きな人に頼れるのはうれしいけれど、長玉には自分で果たしたいこともあります。
一方、公孫鄞は斉姝のために夜通し針仕事。こちらも少し近づけるかと思ったら、困った事情が明らかになりました。
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
逐玉-翡翠の君 28話のあらすじ
斉姝が落とした靴を探し、公孫鄞は夜中に灯籠を手に歩き回ります。ようやく見つかった場所は、積まれたわらの陰でした。
軍営へ戻ってからも眠らず、傷んだ靴を丁寧に縫い直す公孫鄞。夜が更けても、その手は止まりません。
靴を拾って終わりにせず、繕ってくれるのがいいですね。斉姝にも、この手間を知ってほしい!
同じ夜、謝征は長玉に贈る鴛鴦刀を鍛えていました。二振りで対になる刀で、自分の血をささげるほど思いを込めています。
長玉が使っていた肉切り包丁は、石虎との戦いで壊れてしまいました。謝征は彼女のために、自ら新しい武器を作ったのです。
この刀を使いこなせるのは長玉だけだと、謝征は信じています。
長玉がどう戦う人なのか、ちゃんとわかったうえでの贈り物。手作りというところもうれしいです。
一方、趙詢と俞宝児は林に身を潜めていました。そこで宝児が気づいたのが、道に残された軍の車輪の跡です。
宝児は以前読んだ本から、軍によって車輪の幅などが違うと覚えており、謝家軍のものだと見抜きます。まだ六歳の子が持つ知識に、趙詢は驚きました。
そして、宝児こそ運命に選ばれた人物かもしれないと考え始めます。
六歳で車輪の跡まで覚えているの? 逃げている最中に役立てられるなんて、宝児、頼もしい!
長玉のもとには、陶太傅が訪ねてきます。人の相を見ることに詳しい陶太傅は、長寧を見て、深い福に恵まれた子だと話しました。
体が弱いのも、その特別な運命ゆえだという陶太傅。長玉には、長寧が成人するまでそばに置くよう言い聞かせます。
そして本題は、長玉を義理の娘に迎えたいという申し出でした。
謝征に頼まれて来たのではないかと察する長玉ですが、自分が豚をさばく仕事をしてきたことを恥じてはいません。最初は、丁寧に断ります。
長玉が自分の仕事を卑下しなくて、ほっとしました。ここまで働いて生きてきたんですから!
陶太傅は、謝征も長玉を見下してなどいないと説明します。ただ、彼女を守る人を一人でも増やしたかったのだと。
そして陶太傅自身も、長玉を娘にしたいと望んでいました。
長玉が思い出したのは、堤防を修理した日のこと。陶太傅は生死に関わるくじを交換し、自分の命を懸けて彼女を守ってくれた人です。
その思いを受け止めた長玉は、ひざまずいて礼をし、正式に義父として迎えました。
陶太傅が贈ったのは「山君」の字。山にいる君子という意味と、山の猛虎という意味を持っています。
あの日、命を守ってくれた人が家族になる。長玉が安心して頼れる人が増えたのは、素直にうれしいです。
北孤山では勝利したものの、謝家軍には多くの死傷者が出ていました。陶太傅は、これから向かう盧城では、もっと苦しい戦いになると見ています。
しかし長玉は、謝征と一緒に盧城へ行くつもりはありません。自分でやるべきことがあるためです。
長玉は斉姝に、長寧と趙おじさんを趙おばさんのもとへ送り届けてほしいと頼みました。斉姝も、石虎を二度の打撃で倒した長玉の力を知っており、長玉を心配する必要はないと考えます。
そして長玉は手紙を残し、金元宝たちと軍営を出ていきます。
手紙を読んだ謝征は、すぐに馬で追いかけました。長玉が、自分の武安侯という身分を受け入れられないのだと思ったのです。
ところが長玉は、武安侯の謝征でも、言正でも、好きな気持ちは同じだと伝えます。
ここをきちんと言ってくれて良かった! 謝征も、嫌われて出ていかれたと思ったままではつらいですよね。
長玉が悩んでいたのは、夫婦なのに謝征の忙しさや苦しみがわからず、力になれないことでした。自分には、俞浅浅と俞宝児を捜し出すという用事も残っています。
謝征は林安の仇を討つことも、人捜しも手伝えると申し出ます。それでも長玉は、この先の人生を何から何まで謝征に頼って過ごすつもりはありません。
夜明けが近づき、謝征は長玉に、好きだと口にしてほしいと求めました。
長玉は言葉を返す代わりに、謝征へ口づけします。謝征は一人で軍営へ戻り、謝五に精鋭を手配させ、ひそかに長玉を守らせるのでした。
もう一度「好き」を聞きたかった謝征が、少しかわいい。口づけで答えた長玉も、ちゃんと彼を好きなんですね。
一方、公孫鄞は繕った靴を斉姝に返します。以前だまされたことを怒っていた斉姝ですが、彼がついたてに血を吐くと、すぐに心配しました。
公孫鄞に傷があるのは本当だったのです。
彼は、自分の気持ちも病状と同じで、だますつもりはなかったと説明します。しかし斉姝には意図がわからず、はっきり伝えようとしたところで謝十一が来てしまいました。
その後、公孫鄞と謝征の話を聞いた斉姝は、別の事実を知ります。書院での自分のことを母親に知らせたのは、公孫鄞だったのです。
李懐安との縁談は彼にも予想外でしたが、結果としてそのきっかけを作っていました。斉姝は持ってきた薬膳を置き、怒って立ち去ります。
心配して薬膳まで持ってきたところで、これはきつい。公孫鄞、今度こそ最後まで説明して!
公孫鄞は謝征に先に出発してもらい、斉姝を追いかけました。
盧城の西郊にある別邸では、長信王が随元淮を厳しく叱っています。随元青に何かあっても、随元淮に王位を継がせることはないと言い放つほどでした。
そこへ随元青が入り、兄をかばったことで、父の怒りはようやく和らぎます。
そのころ、逃走中の趙詢は随元淮の配下に脚を射られてしまいます。宝児がとっさに笛を吹き、駆けつけた謝征に救われました。
助かった趙詢は、皇長孫の正体が長信王の長男・随元淮だと明かします。そして東宮の火事を起こしたのは、皇長孫を生かそうとした太子妃だったと語るのでした。
あの火事は、子どもを生かすためだったの? 趙詢の話で、随元淮の立場まで急に変わってしまいました。
逐玉-翡翠の君 28話の感想まとめ
好きだと伝えたうえで軍営を離れる長玉が、いちばん心に残りました。謝征の申し出はありがたくても、自分で浅浅と宝児を捜したい気持ちは消えないんですよね。
謝征には寂しい別れだったと思います。それでも長玉を送り出し、あとから護衛をつけたところには、少しほっとしました。
公孫鄞のほうは、靴を繕う姿が優しかっただけに残念です。斉姝にしてみれば、自分の知らないところで母親に話をされ、縁談につながっていたなんて、すぐには飲み込めません。
薬膳を置いて帰る斉姝を、責める気にはなれませんでした。
いろいろあった回ですが、最後に思い返すのは夜明けの二人。謝征に言葉を求められて、自分から口づけした長玉がかわいかったです。
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