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クルミットです♪
37話はいきなり大きな出来事から始まります。範玉が父・範軒に対して「父親として失格だった」と責め立て、その言葉に範軒が激高して、そのまま息を引き取ってしまうんです。王弘が御医を呼びに行く暇もなかったというのが、なんとも切ないところ。範玉は自分が父を怒らせて死なせてしまったと後悔しますが、洛子商は「範軒は病死したことにする」と言い出して、天下は範玉のものになったと告げます。それでは37話を一緒に見ていきましょう!
長風渡 37話のあらすじ
範玉が範軒を問い詰めたことで、弱っていた範軒の体はあっという間に限界を迎えてしまいました。
あの倒れ方、本当に一瞬で怖かったです
範玉は自分のせいだと後悔しますが、洛子商はすかさず「病死ということにしましょう」と話をすり替えます。そしてそのまま、範玉に偽の遺詔を出させて、功績が大きくなりすぎた周高朗を南肇攻めに向かわせるよう仕向けるんです。周高朗が信じるかどうか範玉が不安がると、洛子商は「周高朗と範軒の間には元々わだかまりがあったから大丈夫」と平然と答えます。
この人、こういう計算だけは本当に速いですよね
王弘は何も知らないまま御医を連れて戻ってきます。一方、周高朗は東都へ急いで戻る途中、範軒の寝殿にたどり着く前に、崩御を知らせる鐘の音を聞いてしまいました。
そして洛子商が読み上げた旨意の内容に、周高朗は耳を疑います。悠州の兵は騎兵が中心で、本来なら北の国境を守るのに向いているのに、なぜか南肇攻めを命じられているんです。
これ、絶対おかしいですよね?
それでも周高朗は怒りで冷静さを失い、これが範軒の遺言だと思い込んで、辛い思いを抱えたまま旨意を受け取ってしまいました。
そのころ葉世安は柳玉茹と顧九思を出迎え、陛下がすでに亡くなったこと、太子が風俗の女性を宮中に連れ込んだことを伝えます。その女性こそ西鳳娘子で、洛子商の息がかかった人物でした。洛子商は太子に取り入って、すでに官職に復帰していたんです。周高朗が南肇へ出兵させられたことも知り、顧九思は「一刻も早く洛子商の全計画を暴かないと」と口にします。
蘇婉は柳玉茹の顔を見て信じられず、自分の病がまた出たのかと思うほどでした。江柔と顧九思にも本当だと言われて、ようやく涙を流します。
ここ、地味に一番ほっとしました
洛子商は鳴一に命じて荊州節度使の趙粲に伝えさせます。周高朗の悠州軍が南肇軍とぶつかった瞬間、すぐに軍糧の道を断つようにと。裏で着々と準備を進めているのが、本当にいやらしいです。
一方、沈明は葉韻のもとへ走り、柳玉茹が生きていると知らせます。葉韻は柳玉茹の直筆の手紙を見て、ようやく信じてくれました。
範玉は帝位に就くと、まず大臣たちに跪くよう求めます。顧九思を左相に任命して洛子商と同格にはしましたが、範軒への喪に服すという名目で、これから一時間早く出仕させ、四十九日間ずっと跪かせると言い出すんです。
見た目は譲歩、中身は嫌がらせ。範玉らしいです
そして洛子商は江河にすべてを打ち明けます。かつて洛家を焼いた火事は自分が放ったものだと。経緯方円を潰すためだけにやったと聞いて、江河は洛子商が洛依水の優しさを何一つ受け継いでいないと悟ります。その夜、江河は顧九思に自分の後のことを話しました。
王弘の弟子に案内されて、顧九思と柳玉茹は王弘に会います。しかし王弘はすっかり心を病んでしまい、口を開けば蝶のことばかり。御医は過度の悲しみが原因だと言いますが、柳玉茹は寒石散という薬を過剰に飲まされた症状ではないかと疑います。これは実在する古い薬で、飲みすぎると幻覚や精神の異常を引き起こすとされているものです。柳玉茹は、王弘が何か知っているからこそ薬を盛られたのではと考えます。
そして柳玉茹は、西鳳娘子の髪に蝶の簪があるのを見つけます。王弘が言っていた「蝶」とは、この人のことだったんです。
つながった瞬間、鳥肌とまではいかないけどゾクッとしました
柳玉茹は西鳳娘子を正しい道に戻そうと説得しますが、拒まれてしまいます。
悠州の軍は兵糧を断たれ、周燁が白玉京を通じて柳玉茹に助けを求めてきました。柳玉茹には打つ手がありましたが、あまりに重大なことなので自分が直接動かなければなりません。顧九思も一緒に行くと決め、わざと範玉を怒らせて左相の座を解かれ、東都を出るよう命じられます。
洛子商は範玉を説得しようとしますが失敗し、仕方なく鳴一に人を連れて顧府へ向かわせます。しかし顧府はすでにもぬけの殻でした。洛子商は道中で顧九思たちを襲わせ、顧九思は必死に応戦することになります。
長風渡 37話の感想まとめ
やっぱり一番きたのは範軒が息を引き取る場面です。息子に責められて、そのまま逝ってしまうって重すぎます。しかもそれをすぐ「病死」に書き換える洛子商の切り替えの速さに、こっちが追いつけませんでした。
周高朗が鐘の音だけで父の死を知る場面も静かにきついです。何も説明されないまま真実を悟らされるって、想像するだけでつらいです。それなのに偽の旨意を疑いながらも受け取ってしまうところ、周高朗の性格が出ている気がします。
蘇婉が柳玉茹を見て自分の病を疑うくだりは、この話の中では珍しくほっとできる場面でした。生きていてよかったと素直に思えます。
範玉の「跪かせる」という嫌がらせは、権力を持った人の小ささが出ていて、見ていてイライラしました。表向きは左相にしておきながら、裏でしっかり締め付けてくるのが本当に嫌な奴です。
王弘の「蝶」がずっと引っかかっていたので、西鳳娘子の簪につながった時は思わず前のめりになりました。柳玉茹の観察力、こういうところで発揮されるんですね。
最後、顧九思が道中で襲われるところで終わるので、来週さっそく気になる引き方でした。柳玉茹と一緒に馬を走らせながら刀を構える顧九思の姿が、頭から離れません。
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