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クルミットです♪
今回はいよいよ、長年隠されてきた帳簿の行方が動きます。裕得福が孫義仁を追い詰める場面から始まり、その結末は思ったより重いものでした。そして溥儀は太監たちに大きな決断を下します。宮中に仕える人たちの立場がガラッと変わる回で、見ていて胸がざわつきました。それでは25話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 25話のあらすじ
裕得福は孫義仁のもとを訪れ、長年洋人と取引してきた帳簿を出すよう迫ります。孫義仁は、自分を連れて宮の外へ逃がしてくれるなら帳簿を渡すと言いました。裕得福が「連れて行かなかったらどうする」と聞くと、孫義仁は逃げられなければ翌日には養心殿で皇上に帳簿を差し出すつもりだと答えます。
でも裕得福はすでに孫義仁の家から帳簿を見つけ出していました。
この時点でもう孫義仁は詰んでたんですよね。交渉のつもりが全部読まれてたなんて気の毒すぎます。
裕得福が今回訪ねてきたのは、口封じのためでした。孫義仁を始末したあと、見張りをしていた侍衛の陳川にも金の延べ棒を二本渡して、姿を消させます。
翌日、養心殿では李琪が、孫義仁こそ建福宮放火事件の犯人だという証拠を差し出しました。孫義仁の部屋からは、行方不明になっていた宝物もたくさん見つかっています。溥儀は、自分の両宮太監総管がまさか放火と盗みの犯人だったとは、と大きな衝撃を受けました。
そして溥儀は紹英に命じて、以前から考えていた決定を発表させます。これ以上太監が問題を起こすなら、太監全員を宮から出す、という内容でした。
溥儀、本当にそこまでやるんですか?まさかここまで踏み込むとは思いませんでした。
裕得福たち太監はそろって溥儀に決定を撤回するよう懇願しますが、溥儀の意志は固く、変わりませんでした。裕得福は三人の太妃と摂政王爺を呼び寄せて説得を頼みます。王爺は宦官制度が祖先から続く決まりだと訴え、太妃たちも、太監を全員裁くようなことをすれば皇室の面目にも関わると溥儀を説得しました。
何度も引き止められた末、溥儀は必要な太監だけを残し、それ以外は全員宮の外に出すという形に落ち着きます。そしてこの後始末を、裕得福に任せることにしました。
結局裕得福がその仕切り役になるの、ちょっと嫌な予感しかしません。
宮から出されることになった公公たちは、みんな不安でいっぱいでした。主人に仕える以外の仕事をしたことがなく、宮の中では俸禄が少なくても食べていけたのに、外に出たら自分に何ができるのか分からないと口々に言います。皇上は出て行く太監たちにいくらかのお金を渡し、宮の外へ送り出しました。
この知らせを聞いた陸秋桐は、すぐに劉爾と李玉枚を連れて宮門の前で待ち構え、写真を撮って記事にしようとします。李琪は容児が外へ出ようとするのを見て、太監が出て行ったばかりで外は物騒だから一緒に行くと申し出ました。容児は、栄恵太妃にお願いして寿喜姑姑に会いに行くのだと説明します。
李玉枚は劉爾が書いた記事を見たがりますが、劉爾は見せまいとします。二人が取り合っているうちに、玉枚が劉爾の上に倒れ込んでしまい、彼の腕を脱臼させてしまいました。
まさかの巻き添え事故です。玉枚、力の加減もう少し考えてほしいです。
玉枚は自分で劉爾の腕を治してあげました。劉爾は玉枚に、まだ陸秋桐のことが好きなのかと尋ねます。玉枚は「ただ尊敬しているだけ」だと答えました。それを聞いた劉爾はとても嬉しそうにしていました。
容児は李琪と、武天も陳川も孫義仁も、結局は誰かの駒でしかなかったのではという話をします。孫義仁の部屋から見つかった宝物も、黒幕によって仕組まれたものかもしれません。黒幕の勢力はかなり大きく、侍衛の中にもすでに買収された人がいるかもしれず、宮のあちこちに関わっている人がいるのではと容児は疑いました。自分にできるのは宮門をしっかり守ることだけだと、容児は言います。
一方、裕得福は洋人の海地との取引を続けていました。建福宮にあった宝を五十万で売る約束をし、代わりに海地の甥である李泰豊を牢から助け出してほしいと頼みます。海地はこれを快く引き受けました。
海地は、太監がこんなに宮から出されてしまって今後どうやって宝を運び出すつもりなのかと不思議がります。裕得福は自分にはやり方があると答えるだけでした。
この人、こういう時だけ余裕たっぷりなのがほんとに腹立ちます。
容児と青児は、宮女と太監が言い争っているところに出くわします。太監の数が減った分、力仕事が全部太監に回ってきていて、泔水(残飯や汚水)の回収や運搬まで担うことになり、手が回らないと太監たちはこぼしていました。
容児は溥儀に食事を運んだ際、太監が減ったので仕事を見直す必要があると伝え、泔水の処理を今後は各宮の宮女が担当してはどうかと提案します。裕得福は、泔水の仕事はもともと太監の役目で宮女にはできない仕事だと言い返しました。最終的に溥儀は、泔水の回収は宮女、運搬は太監という形で決めます。そして裕得福に対して、以前泔水の運搬を使って宝物を盗んだ者がいたことを忘れず、二度とこんなことがないようにと釘を刺しました。
溥儀の料理番 25話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、孫義仁があっさり始末されてしまう場面です。交渉しているつもりで、実はもう帳簿を取られていたなんて、本人だけが状況を分かっていなかったのが切ないです。裕得福の容赦のなさに、じわっと嫌な気持ちになりました。
そして溥儀が太監全員を追い出そうとしたところ、正直驚きました。これまでのんびりした皇上という印象もあったので、ここまで思い切った決断をするとは思わなかったです。周りに説得されて結局は一部の太監だけ残す形に落ち着きましたが、それでもかなりの人数が宮を追われることになり、この人たちのこれからを考えると胸が痛みます。
劉爾と玉枚のやり取りは、この重い展開の中で少しほっとする場面でした。腕を脱臼させてしまうくだりはちょっと笑ってしまいましたが、玉枚の答えを聞いた劉爾の嬉しそうな様子は見ていてこちらまで温かくなりました。
一方で裕得福は、太監が減った混乱にも動じず、海地との取引をしれっと進めていました。この人だけはどんな状況でも損をしないよう立ち回っていて、見ていてイライラします。容児が黒幕の存在に気づき始めているのも気になります。泔水の運搬をめぐって釘を刺した溥儀の一言に、裕得福の表情がわずかにこわばったように見えたのが、妙に引っかかりました。
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