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クルミットです♪
今回は容児がついに紫禁城に残ることを決めた回です。皇帝が宮を出たあとも、太妃たちのために踏みとどまる容児の姿にじんとくる場面がいくつもありました。そして食材が尽きかけた宮中で、みんなが知恵を絞って乗り切ろうとする様子も見どころです。裕得福の不審な動きもどんどん気になってきますね。それでは31話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 31話のあらすじ
彩碧は、容児が宮に入ったばかりの頃はあんなに逃げ出したがっていたのに、今は逆にみんなを宮に留めようとしていることに感慨深げでした。容児は、誰だって宮を出たいに決まっていると言いながらも、寿喜おばさんとの約束があるから太妃のそばを離れられないと答えます。
この一言、容児の律儀さが出ていて好きです
彩碧は何か食材を探しに行くと言いますが、井戸の水も尽きかけていて、わずかな泉水で太妃のために炒麺を作るのがやっとという状態でした。宮女たちもみんなお腹を空かせています。
ちょうどそこへ李琪が乾パンを持ってやってきて、容児にそれを宮女たちへ配るよう頼みます。さらに養心殿の裏にある井戸のことを教え、道を覚えるために一緒に行こうと誘いました。
彩碧は太妃のそばを離れられないので、容児に李琪と一緒に井戸を見に行くよう勧めます。道中、李琪は容児に裕得福には気をつけたほうがいいと忠告しました。容児も裕得福の様子はどうもおかしいと感じていたところでした。
もともと太妃は宮を出るつもりだったのに、裕得福がいろいろと不安をあおって引き留めた経緯があります。李琪は、裕得福が宮に何か置いてあるからこそ残りたがっているのだろうと言い、容児も宝物が隠されているのではと推理しました。
隠し場所さえ突き止めれば一気に捕まえられるのに、と思ってしまいます
李琪は自分がその件は見ておくから、容児には太妃の世話に専念してほしいと伝えました。
その後、李琪は容児を連れて食材を探します。重華宮の膳房はすでに封鎖されていましたが、李琪が別の入口から容児を膳房へ案内してくれました。ただそこにあったのは皇帝用の西洋食材だけです。李琪は明日にでも宮の外へ買い出しに行くと約束しました。
仕方なく容児は西洋料理を用意して二人の太妃に出しました。敬懿太妃はそれを見て、今は人の残り物のようなものしか食べられないのだと嘆きます。双喜が新しいものを試すつもりで召し上がってくださいとなだめると、敬懿太妃は食べてみて意外と悪くないと感じたようでした。
一方、栄恵太妃はサラダのような生の料理には興味を示しません。以前は先帝のもとへ行くつもりだったけれど、容児の説得もあって、これからは自分の思うように生きようと決めたのだと話します。だから西洋料理は口に合わないので、これからはできるだけ中華の食事にしてほしいと言いました。
生きる意志をちゃんと言葉にする栄恵太妃、強いです
多羅媽と劉守貴は、皇帝が宮を出たと聞いても容児と李琪が帰ってこないことを心配していました。宮の外の門まで様子を聞きに行きますが、守衛の兵士に阻まれてしまいます。そこへ李琪が通りかかり、自分はもう皇帝の御前侍衛ではないので大丈夫だと安心させました。容児も宮を出るつもりはなく、太妃に付き添うと決めています。
劉爾は容児が帰らないことが気がかりで、宮の中の人の言葉を信じきれず、新聞社へ陸秋桐を訪ねて事情を尋ねました。陸秋桐は、両宮の太妃が死んでもここに残ると言い張ったせいで民国政府も譲歩し、太妃たちが宮にとどまることになったのだと説明します。容児もそのまま太妃に付き添うことにしたと聞き、劉爾は容児が無理やり留め置かれたのではなく自分の意志で残ったのだとようやく納得しました。陸秋桐自身も、宮の中の様子を確かめに行こうと決めます。
清室善後委員会が文物の点検のために宮に入り、陸秋桐もその中にいました。両宮の太妃がまだ宮から出ていないと知った一同は不満をあらわにし、太妃たちに早く出て行ってほしいと望みます。
李琪は宮の外から食材を運んで容児に届け、父親がとても心配していると伝えました。ちょうどそこに陸秋桐が通りかかり、李琪に宮に長くいるのは危ないからそろそろ身の振り方を考えたほうがいいと助言します。そして容児にも、いずれ宮を出ることがあれば自分の家でしばらく料理人として働けばいいと申し出ました。容児はそのときはそのとき考えると答えます。二人は劉爾と玉枚を助けてくれた陸秋桐に改めて感謝しました。
陸秋桐、さりげなく優しいところが良い人です
激しい雨が来る前で部屋の中は薄暗く、栄恵太妃は字の練習をしたいので提灯を持ってきてほしいと青児に頼みます。青児が外に出ると侍衛に呼び止められ、端康太妃のところで提灯をもらってくるよう言われました。提灯を持って戻ろうとしたところに裕得福が現れ、青児の薬にアヘンを混ぜていること、決まった時間に薬を飲まないと体がつらくなること、容児の動きを見張ってくれるならこれからも薬を渡し続けると持ちかけてきました。
これは相当えげつない脅し方です
清室善後委員会は紹英大人に、両太妃に早く宮から出るよう求めます。紹英は太妃が意地でも出ないと言っている以上、自分にはどうしようもないと答えました。委員会は皇帝に働きかけて太妃を退去させる旨の命令を出させてはどうかと提案します。今の紫禁城の公有財産は民国政府のものになっているため、早く文物の点検と保護を進める必要があるからでした。
溥儀の料理番 31話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり裕得福が青児を薬で縛ろうとする場面です。アヘン入りの薬を使って人を意のままに動かそうとするやり方、聞いていて本当に嫌な気持ちになりました。青児はまだ若いのに、こんな形で弱みを握られてしまうなんて可哀想です。
容児と李琪が裕得福の怪しさに気づいていくくだりは、二人の推理がだんだん核心に近づいている感じがして楽しかったです。宝物を隠しているならいつか必ずボロが出るはずなので、そこは今後の展開でしっかり暴いてほしいところです。
栄恵太妃が西洋料理を断って、これからは自分の思うように生きると宣言した場面もぐっときました。一度は死を覚悟したところから、生きる意志を自分の言葉で表明できるようになったのは大きな変化です。
劉爾が容児を心配して陸秋桐のところまで確認しに行くところも、素直な優しさが出ていて良かったです。血のつながりはなくても、家族としての心配のしかたがちゃんと伝わってきました。
最後は紹英が委員会に板挟みにされる場面で終わりましたが、太妃たちがこのまま宮に居座り続けられるのか、それとも皇帝の命令で追い出されてしまうのか、次はそこがどう転ぶのか気になるところです。何より青児がこのままアヘン漬けにされて容児を裏切る羽目にならないか、それだけは心配でなりません。
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