九重紫 第11話 あらすじ 解散した定国軍と宋墨の密かな護衛!病の崔氏を心配して急ぐ竇昭を待つ王映雪

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前回の定国公の事件、本当に胸が痛む結末でした。
大切な父親を理不尽に奪われた宋墨の孤独を思うと、見ていて胸が苦しくなります。
でも今回の11話は、竇昭の優しさと知恵が光る場面がたくさんありました。
悲しみに暮れる宋墨を静かに励まし、困っている仲間を救おうと全力で動きます。
どんな逆境でも前を向く竇昭の姿には、本当に勇気をもらえますね。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!

九重紫 11話のあらすじ

竇昭は宋墨のそばを離れることができず、足を止めて振り返ります。
宋墨を落ち着かせようとして、蒋梅蓀には及ばないとあえて冗談を口にしました。
そして水辺にかがみ込み、小さな祈りの小舟をそっと水に浮かべます。
亡くなった蒋梅蓀を見送るためでした。
今の自分が何不自由なく暮らせているのも、蒋梅蓀のおかげだと語りかけます。
陛下もきっと真相をご存じのはず。
今の苦しい時局のせいで、表立って裁くことができないだけなのだと思います。
だからこそ、宋墨にも皇帝を信じて耐えてほしいと願います。
刃を隠して力を蓄えることこそが、前へ進み続ける道。
定国公は世を去ったけれど、世の中に平和をもたらしました。
その志は人々の心の中でずっと生き続けます。
竇昭は背筋を正し、今日からあなたが蒋梅蓀になるのだと言い聞かせました。


復讐で自分を見失いそうな宋墨を包み込む竇昭の言葉、本当に心に染みます!

一方、宮中を探っていた陳嘉が宋墨のもとに戻ってきます。
皇帝は毎日のように戒尺に向かって独り言をつぶやいているとのこと。
陛下は宋墨に対して深い負い目を感じていました。
定国公が無実だと知りながら、急いで幕引きをしたのです。
竇昭の推測がまさに当たっていました。
皇帝は一体誰をかばうために真相を隠したのでしょうか?
皇太子の一派を守るための隠蔽だった可能性も考えられます。
定国公が連行された時の皇子たちの動きを尋ねると、皇太子と慶王だけが問い合わせに来ていました。
他の皇子たちは何の行動も起こしません。
その時、福亭の軍営で騒ぎが起きたという急報が届きます。
宋墨は鴛鴦双刀を掴むと、馬を走らせて軍営へと駆けつけました。

軍営の中では兵士たちの怒りが渦巻いています。
誰もが謀反を起こすか、山賊にでも落ちぶれてやると叫んでいました。
宋墨は間一髪で駆けつけ、くだらないことを言うなと兵士たちを一喝します。
宋墨自身、すでに軍職を解かれており、少帥の身分ではありません。
それでも兵士たちは宋墨を心から慕っていました。
宋墨についていって定国公の仇を討ちたいと訴えます。
そこで宋墨は、その場で定国軍の解散を言い渡しました。
兵士たちの暴発を防ぐための決断です。
もちろん、これで諦めたわけではありませんでした。
宋墨は信頼できる腹心たちだけを密かに集めます。
影の護衛として身を隠し、時が来るまで力を蓄える密議を交わしました。


表向きは軍を解散させて、裏でしっかり仲間と備える宋墨の判断力はお見事!

その頃、福亭では苗安素の家に商人たちが大挙して押し寄せていました。
商船が差し押さえられ、積んでいた商品が壊れてしまったためです。
怒った商人たちは借金を取り立てようと暴れ回ります。
家の中の物を手当たり次第に壊して奪おうとする商人たち。
その修羅場に、竇昭と紀詠が駆けつけました。
紀詠は法律の知識を持ち出して商人たちを厳しく牽制します。
さらに竇昭が前に進み出ました。
実母の形見である大切な腕輪を外し、担保として役所に預けると申し出ます。
10日以内に必ず全額を支払うと約束し、商人たちをその場から引き取らせました。

騒動が収まった後、苗安素は申し訳なさで胸を痛めます。
自分の店をすべて売り払い、竇昭の母の形見を買い戻そうと決めました。
しかし竇昭は首を横に振ります。
どんな高価な宝物よりも苗安素自身の方が大切。
お母様も形見が役に立ったなら喜んでくれるはずだと笑いかけます。
苗安素は自分の嫁入り道具を全部売って返済に充てようと考えました。
これ以上、竇昭に迷惑をかけたくないという強い思いからです。
父親は息子の安平が科挙を受けるためのお金まで消えてしまうと心配します。
苗安素は、自分が嫁入り道具を用意できたのも竇昭のおかげだと話しました。
そこへ話を聞いていた竇昭が部屋に入ってきます。
その大切なお金を使っては駄目だと優しく制止しました。


形見の腕輪を迷わず差し出す竇昭の器の大きさに、じんと来ました!

都の竇家では、王映雪が節句の贈り物を口実に乗り込んできます。
何としても竇昭の姿を確かめようとしつこく迫りました。
趙璋如が必死に立ちふさがります。
しかし王映雪は、ここで指図する資格などあなたにはないと冷たく言い放ちました。
そこへ崔氏が駆けつけ、王映雪の無礼を一喝します。
王映雪は神像を持参し、竇昭の回復を祈るためだと食い下がりました。
連れてきた周ママが寝台の帳をめくろうと手を伸ばします。
すると帳の奥から手が伸び、周ママの手首を強く掴みました。
寝台にいた素心が咄嗟に止めたのです。
崔氏は天然痘にかかって風に当てられないと告げ、王映雪を追い出しました。
しかし王映雪は見逃しません。
帳から出た手の様子で、寝台にいるのが竇昭ではないと見抜いていました。

崔氏も中にいるのが替え玉だと気づきます。
問い詰められた趙璋如は、耐え切れずに竇昭が福亭へ行ったことを明かしました。
王映雪はその足で夫の竇世英のもとへ向かいます。
竇昭が福亭へ勝手に出奔したことを告げ口しました。
ちょうどその折、済寧侯府から宴会の招待状が届きます。
家族揃って出席してほしいという申し出でした。
気乗りしない竇世英は断ろうと考えます。
でも王映雪は、これは縁談の話に違いないと決めつけました。
自分が代わりに出席すると言い出します。
優柔不断な竇世英は押し切られ、言われるがまま承諾してしまいました。


病気につけ込んで嗅ぎ回る王映雪、どこまで根性が曲がっているのでしょうか?

福亭に滞在する竇昭は、保管していたジャガイモから芽が出ているのを見つけます。
毒があるため食べることはできません。
でも土に植えれば立派な種芋になります。
竇昭は苗安素に急いで土地を買い、ジャガイモを植えるよう勧めました。
3ヶ月もすれば大量に収穫できるという見立てです。
そこへ紀詠が良い知らせを携えて戻ってきました。
民間の船貿易を発展させる策をまとめ、朝廷に提出していたのです。
民間の船を朝廷が買い上げるべきだと提言したところ、工部がその案を採用しました。
朝廷が高値で船を買い取ってくれることが決まります。
竇昭は紀詠の並外れた才覚に深く感謝しました。

しかし紀詠の視線はもっと先を見据えています。
皇太子は皇帝の寵愛を失っているため、慶王に会いに行くつもりでした。
皇太子の生母である沈皇后は身分が低く、朝臣たちの支持も集まっていません。
それに対して慶王は広く人材を求め、君主の風格を備えていると紀詠は評価します。
前世で慶王を成功に導いた凄腕の軍師は、やはり紀詠だったのですね。
紀詠の決意を変えることはできないと悟った竇昭は、彼に眼鏡を手渡しました。
普段から紀詠の視力が悪いことに気づいていたからです。
眼鏡をかけた紀詠は竇昭の顔を間近でじっと眺めます。
そして、不細工ではないなと素直に口にしました。


至近距離で顔を覗き込んでそんなこと言うなんて、紀詠らしすぎて笑っちゃいます!

そこへ竇世枢と竇世英が福亭に乗り込んできました。
竇世枢は、遠路はるばるやって来て恥をさらすなと竇昭を厳しく非難します。
竇昭は苗家を助けるのは当然の筋道だと真っ向から反論しました。
しかし竇世枢は苗家など身分が低く、妹と呼ぶ資格もないと切り捨てます。
さらに竇昭が勝手に家を空けたせいで崔氏の病気が悪化したと責め立てました。
崔氏が重病だと聞かされた竇昭は、自分の非を認めて激しく動揺します。
一刻も早く戻って看病したいと頭を下げました。
ところが竇世枢は、わざと出発を遅らせて嫌がらせを始めます。
焦る竇昭は、福亭にある自分の財産をすべて竇家に差し出すと申し出ました。
強欲な竇世枢は、その条件を飲んでようやく翌朝の出発を承知します。

一行は慌ただしく帰路につきました。
本来なら烏鎮で宿を取れた旅程です。
しかし先を急ぐ竇昭のために、宿場町から遠く離れた人里離れた場所で夜を過ごすことになります。
案の定、竇世枢は文句ばかり並べ立てました。
するとそこへ、駐屯していた兵士たちが現れます。
手厚く一行をもてなし、豪華な食事を振る舞ってここで野営するよう勧めました。
道中の疲れで食欲を失った竇昭が、あっさりしたものが食べたいと呟きます。
すると言葉が終わるか終わらないかのうちに、温かいお粥が運ばれてきました。
竇昭は定国軍の気配りだとすぐに察し、嬉しそうに微笑みます。


あっさりしたものが欲しいと言った瞬間にお粥が出てくるなんて、宋墨の愛が深すぎます!

禹州城にたどり着いた一行を、厳重な城門の検問が待ち受けていました。
兵士たちが一人ひとり厳しく調べています。
竇昭は使いを走らせ、門番にある言葉を耳打ちさせました。
礼部の竇家が都へ報告のために戻る途中だと告げさせたのです。
竇家の名前を聞いた門番は表情を一変させ、優先して門を開けました。
前代未聞の特別待遇です。
竇世枢は馬車を振り返り、竇昭が裏で手を回したのだと気づいて舌を巻きました。

さらに道を進むと、激しい雨が降り出します。
ぬかるんだ泥道に馬車の車輪が深くはまり、完全に動かなくなってしまいました。
立ち往生して困り果てていると、農民の姿をした屈強な男たちが駆け寄ってきます。
男たちは掛け声とともに馬車を取り囲むと、力づくで泥から引き上げました。
そして竇昭を四小姐と呼び、差し出された礼金も受け取らずに立ち去ります。
その様子を見た竇世枢は、下品な連中と付き合うなと不機嫌さを露わにしました。


泥にはまった馬車を軽々と持ち上げる農民たち、正体バレバレで最高でした!

ようやく屋敷の荘園に帰り着いた竇昭。
しかし竇世枢は、重病のはずの崔氏を見舞うことすら拒絶します。
崔氏の病気を口実に利用しただけだったのです。
身勝手な態度に竇昭の怒りは頂点に達しました。
立ち去り際、竇世枢は魏廷瑜との婚姻を忘れるなと冷淡に言い放ちます。
竇世英夫妻がすでに婚姻の書面に署名を済ませたというのです。
言い返す間もなく、竇昭は崔氏の部屋へ駆け込みました。
しかし扉の向こうで待ち構えていたのは、冷笑を浮かべた王映雪でした。
一方、宋墨は遠く離れた場所から、竇昭が無事に門をくぐる姿を見守っていました。
道中ずっと影となり日向となり彼女を護衛し、安全を確認して静かに背を向けます。

九重紫 11話の感想まとめ

一番心に残ったのは、宋墨が陰から竇昭をずっと見守り続けた帰り道の場面です。
長旅で疲れた竇昭がお粥を食べたいと呟いた瞬間に、湯気の立つお粥が届く優しさ。
泥にはまった馬車を力づくで引き上げた農民たちも、定国軍の精鋭たちでしたよね。
軍を解散させられて傷を負っているはずの宋墨が、ひたすら竇昭の無事を守ろうとする姿。
言葉を交わさなくても、お互いを信じ合っている二人の絆が本当に素敵でした。
その一方で、竇家の大人たちの身勝手さには心底イライラしました!
崔氏の病気をでっち上げて竇昭を呼び戻し、財産まで巻き上げる竇世枢の浅ましさ。
身分が低いからと苗安素を見下す態度も、見ていて本当に気分が悪かったです。
娘の将来を平気で売り渡す竇世英も、父親として情けなさすぎます。
そして屋敷の奥で待ち伏せしていた王映雪のあの嫌味ったらしい笑み。
崔氏を心配して必死で戻ってきた竇昭の目の前に立ちはだかる王映雪の姿には、思わず拳を握りしめてしまいました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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