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クルミットです♪
皇帝や皇族たちの思惑が交錯して、宮中も街中も不穏な空気が漂ってきました。
竇昭が宋墨のために大胆な行動に出て、見ているこちらまで背筋が伸びます。
それぞれの思惑が複雑に絡み合って、誰も油断できない状況が続きますね。
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
九重紫 27話のあらすじ
皇帝は、慶王がお祝いの名目で竇世枢に贈り物を届けたと知った。
そこで二人が手を組んで派閥を作らないか、太子に尋ねます。
太子はまったく意に介さない態度でした。
竇世枢を切り捨てるのではなく、朝廷の安定のために団結すべきだと答えます。
息子の仁徳に皇帝は感心しました。
宋墨こそが太子のための名剣であり、しっかり手中に収めてほしいと皇帝は強く望んでいます。
一方、竇昭は宋墨の白髪染めを手伝っていました。
夫婦で太子と慶王の企みについて意見を交わします。
太子は帝位を守りたいだけで、宋墨たちを無理に引き込む気はない様子だった。
しかし慶王は遼東で市場を開き、兵馬を養う資金を着々と蓄えています。
竇世枢を味方に引き入れれば、兵を動かして皇帝を軟禁する謀反も可能です。
宋墨の軍を避けて通れないため、流寇騒ぎのどさくさに紛れて一部の兵を入れ替えていた。
太子の本心はまだ見えません。
そこで宋墨は配下に命じて、太子の身辺を探らせることにします。
二人が並んで髪を染めている姿、本当に仲睦まじくて癒やされます!
でも話している謀反の計画が怖すぎて、のんびりした気分も吹き飛びました。
翌朝、竇昭は淑徳から宮中に呼び出されます。
集まったのは皇后や公主、そして太子妃というそうそうたる顔ぶれでした。
麻雀の牌を囲む場は、まさに針のむしろです。
竇昭は細心の注意を払い、自分だけが負けて他の三人を勝たせる見事な打ち筋を披露しました。
これには皇后も舌を巻きます。
帰ろうとする竇昭を、皇后は呼び止めました。
宮中で使う紙の品定めを頼むふりをして、貴重な雪元丹を差し出します。
陳曲水がどれほど探しても手に入らなかった名薬でした。
死者を蘇らせるほどの効き目がある妙薬。
しかしこれを受け取れば、皇后の言いなりになり慶王側へ寝返ることを意味します。
竇昭はその場で受け取りを断った。
あんなに胃が痛くなりそうな麻雀、私なら途中で逃げ出したくなります!
竇昭の機転の利き方には本当にスカッとしました。
屋敷に戻った竇昭は、まったく別の手を打ちます。
皇后が慶王府へ薬を届ける護送隊を待ち伏せし、人を手配して雪元丹を力ずくで奪い取った。
手に入れた薬を宋墨へ差し出します。
宋墨は妻の並々ならぬ覚悟に深く心を打たれました。
愚かな忠義のせいで家族を不幸にはしないと、宋墨は固く誓います。
二人の絆は一層深まった。
竇昭も夫の選ぶ道を全力で支えると告げます。
宋墨が薬を口に運ぼうとしたその瞬間、竇昭の脳裏に前世の記憶がよみがえりました。
前世の宋墨は慶王に従っていたのに、白髪のままで命を落とした事実を思い出したのです。
この薬は本当に効くのか?
毒でも入っているのでは?
不穏な胸騒ぎを覚えた竇昭は、急いで薬箱を持ち出して毒の検査を始めます。
すると解毒の効能がある反応を示しました。
薬を飲ませようとしたところへ、趙璋如が元気よく駆け込んできます。
街へ灯篭を見に行こうと二人に誘いをかけました。
竇昭と宋墨は趙璋如に付き合って外出します。
しかし、誰もいなくなった部屋で奇妙な現象が起きた。
検査のために使った薬水の色が、みるみるうちに濁っていったのです。
薬を強奪するなんて、竇昭の行動力がすごすぎて痺れました!
でもあの変色した薬水、一体何が入っていたのでしょうか?
雪元丹が奪われたと知った皇后は、竇昭の仕業だと察します。
しかし現場に証拠は残っていません。
宮中で手渡そうとした際は断られた手前、皇后も竇昭を責め立てる口実はなかった。
一方、淑徳は竇世枢の屋敷を訪ねます。
慶王の派閥から今すぐ手を引くように説得を試みました。
かつて竇世枢が地方の県丞だった頃、才能を評価されず冷遇されていた過去がありました。
職を辞して科挙を受け直そうとしたものの、それすら叶わなかった。
その当時、亡き夫の供養で寺を訪れていた淑徳に、竇世枢は一編の情詩を贈ったのです。
心を動かされた淑徳は推薦状を書きました。
当初は実力で受かりたいと断った竇世枢でしたが、淑徳に現実を見ろと諭されて受け入れます。
世間からの嘲笑を背負いながら、竇世枢は現在の高官の座まで上り詰めた。
淑徳は破滅に巻き込まれることをひどく恐れています。
しかし竇世枢は足を止める気など毛頭ありません。
いつか淑徳の望むものを全て手に入れてみせると豪語します。
説得を諦めた淑徳は静かに引き下がった。
昔の恩義を笠に着て野心を正当化する竇世枢、本当に身勝手でイライラします!
淑徳も忠告したのに、この男は破滅するまで止まらないつもりですね。
その頃、街の灯篭祭りは大勢の人で賑わっていました。
竇昭と宋墨が歩いていると、見知らぬ男性と楽しそうに歩く趙璋如の姿が目に入ります。
慌てて尾行しようとする竇昭を、宋墨が引き留めた。
賭けの最中なのだから邪魔をしては反則だと宋墨は笑います。
趙璋如を見失わないか焦る竇昭。
すると趙璋如が足首をくじいてしまいます。
連れの男性である陳嘉は、迷わず趙璋如を背負って歩き始めました。
鉢合わせしそうになった竇昭と宋墨は慌てて物陰に隠れます。
しかし陳嘉はすでに二人の存在に気づいていた。
陳嘉は逃げるどころか、足を怪我したから送り届けると堂々と挨拶を交わします。
逃げも隠れもしない潔い姿を見て、宋墨は頼もしい男だと陳嘉を認めた。
竇昭も胸をなで下ろします。
二人は尾行をやめ、並んで灯篭の明かりを楽しみました。
陳嘉がこそこそ逃げずに堂々と挨拶したところ、すごく好印象でした!
璋如ちゃんをおんぶする姿も頼もしくて、お似合いの二人に見えますね。
苗安素は手作りの菓子を抱えて宋翰の部屋を訪ねていました。
宋翰は冷えた苗安素の手を取り、暖炉を渡して温めます。
惨めな気持ちの時にいつも寄り添ってくれる苗安素の存在は、宋翰にとって大きな救いでした。
苗安素は胸を張って自分の道を歩んでほしいと励まします。
夜空に浮かぶ月を見上げながら、苗安素はある詩を思い出そうとしました。
わずか二文字しか思い出せない苗安素に対し、宋翰が残りの句をすらすらと詠み上げます。
二人は顔を見合わせて微笑んだ。
しかしその夜遅く、宋翰は黒いマントを羽織って愛馬にまたがり、密かに屋敷を抜け出します。
屋敷へ戻った竇昭は、机の上の薬水を見て息を呑みました。
時間が経つにつれて薬の色が完全に変わってしまっていたのです。
この薬は一時的に毒を抑えるだけで、病の根を断つことはできない代物でした。
宋墨を完治させられない現実に直面し、竇昭は耐えきれずに涙をこぼします。
宋墨は慌てて妻を抱き寄せました。
命の流れに身を任せればいいと、宋墨は静かに言い聞かせます。
安素ちゃんの優しさを踏みにじるように屋敷を出ていく宋翰に腹が立ちます!
そして薬の変色に泣き崩れる竇昭の姿が、本当に切なくて胸が苦しくなりました。
闇に紛れた宋翰は、慶王の屋敷を訪ねていました。
慶王の力になりたいと自ら申し出ます。
宋墨と戦うための強力な右腕になれると自負を口にしました。
宋墨が決して切り捨てられない厄介な駒として、奇襲を仕掛ける存在になると言い放ちます。
その瞬間、慶王が弓を引き絞り、鋭い矢を宋翰目掛けて放ちました!
宋翰は飛んできた矢を素手で掴み取ります。
手のひらから赤い血が滴り落ちた。
痛みに耐える宋翰を見て、慶王は科挙の会試に合格できたら重用してやると告げます。
その後、慶王は紀詠と顔を合わせました。
宋翰が接触してくることを見抜いていた紀詠の先見の明を、慶王は惜しみなく称賛します。
宋翰も慶王と同じ庶子の生まれでした。
這い上がるためには誰かの力を借りて手柄を立てるしかありません。
慶王は褒美として金銀財宝を差し出します。
しかし紀詠は露骨に顔をしかめ、席を立って立ち去ろうとした。
慌てた慶王は非礼を詫びて引き留めます。
宋墨を取り込めない以上、宋翰を手駒にする策は慶王にとって痛くも痒くもない手段でした。
一方、今回の科挙で主考官を務めるのは竇世枢です。
沐閣老が息子の合格を根回しするために接触してきました。
竇世枢は文科の試験なら大目に見ると約束を交わします。
しかし武科の試験は小細工が通用しない真剣勝負だと釘を刺した。
沐閣老は、息子の武芸には自信があると笑みを浮かべて返答します。
九重紫 27話の感想まとめ
机の上に残された薬水の色が変わっていた瞬間が、この27話で何よりも辛かったです。
竇昭が危険を冒してまで奪った雪元丹だったのに!
一時しのぎにしかならないなんて、あんまりな結果です。
前世の記憶を頼りに宋墨の毒を消そうと必死だった竇昭の気持ちを考えると、やり切れません。
泣き崩れる竇昭を前にして、慌てて「なるようになる」と慰める宋墨の優しさが余計に切なく響きます。
宋墨本人が一番苦しいはずなのに、いつも竇昭の心を一番に気遣うんですね。
本当に切ない夫婦愛ですよね。
そして宋翰の暴走には心底うんざりしました。
苗安素が温かいお菓子を持って励ましに来てくれたのに、何を考えているのか?
部屋を出て行く時の黒いマント姿を見ただけで、嫌な予感しかしませんでした。
慶王に放たれた矢を素手で掴んで血を流す姿なんて、執念深すぎて恐怖すら覚えます。
宋墨への激しい劣等感に囚われて、自分の魂まで慶王に売り渡すつもりなのか?
同じ庶子だから気持ちが分かるという紀詠の冷徹な読みも、恐ろしいほど的中していました。
金銀財宝を突き返して慶王に謝らせる紀詠のふてぶてしさは、さすがの一言です。
科挙を舞台にした竇世枢と沐閣老の裏取引も、きな臭い匂いがぷんぷん漂っています。
文科で手加減する約束を平気で交わす竇世枢の姿を見ていると、本当にどこまでも腐っていると感じました。
矢を素手で握りしめてまで出世にしがみつく宋翰が、この科挙でどんな汚い手を使ってくるのか警戒が解けません。
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