九重紫 第26話 あらすじ 宋墨の余命1年告白と竇昭の覚悟!父の怪死と宋翰の恐ろしい二面性

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宋墨と竇昭の絆が深まる一方で、宋墨の体に起きている異変や宋翰の恐ろしい本性が一気に明らかになってきました。
宋墨が抱えている秘密を知った竇昭の深い愛情には胸を打たれます。
それでは26話を一緒に見ていきましょう!

九重紫 26話のあらすじ

趙璋如は強盗に襲われた件があってから、自分の身を守るために武術を習いたいと言い出します。
彼女の眼鏡に適ったのは陳嘉だけでした。
宋墨は陳嘉なら立派に教えられると太鼓判を押します。
その自信満々な様子を見た竇昭は、半年を期限にした賭けを持ちかけました。
実際に陳嘉が趙璋如に稽古をつけると、他のお嬢様方よりも飲み込みが早くて筋が良いと褒めます。
陳嘉としては純粋なお世辞のつもりだったのです。
でも趙璋如は、陳嘉が今までたくさんのお嬢様に教えてきたのだと勘違いして猛烈に嫉妬しました。
怒った趙璋如は槍をめちゃくちゃに振り回し、陳嘉を追いかけ回します。


槍を振り回して追いかける趙璋如、怒り方が激しすぎて陳嘉が気の毒になりました!

一方、宋翰は大通りを歩いている時に、店の前で忙しそうに立ち働く苗安素と偶然出会います。
汗を流して作業する苗安素の姿を見て、宋翰は自分からハンカチを差し出しました。
宋翰が現れたことに苗安素も喜びます。
ハンカチを受け取るのはこれで二度目だと彼女は嬉しそうに覚えていました。
宋翰は苗安素と一緒に苗木畑を見に行きます。
そして苗安素は、丹精込めて育てた落花生を宋翰に手渡しました。

宋墨は竇昭のために、豪華な料理をテーブルいっぱいに用意します。
自分の料理の腕前をすべて味わってほしいと考えたからです。
竇昭はそんな宋墨を見て、これからの日々は長いのだから機会はいくらでもあると笑いました。
しかし宋墨は何も言葉を返しません。
それどころか、自分が持っている全財産をすべて竇昭の名義に移し、管理を任せると言い出します。
これからは自分は何もしない居候のような身になりたいと話す宋墨。
竇昭は何か良からぬことが起きているのではないかと胸騒ぎを覚えます。
宋墨は竇昭の手を握り締めました。
婚姻を結んだ以上は私財を妻に差し出すのが当然の務めだと告げます。
竇昭は子供を何人か授かって幸せな家庭を築きたいと未来への希望を語りました。


全財産を渡して身軽になろうとする宋墨の態度、どう見ても不穏で嫌な予感しかしません。

その夜、隣で深く眠る宋墨を見つめながら、竇昭はどうしても眠りにつくことができませんでした。
ふと宋墨の黒髪をかき分けると、隠れていた白髪が明らかに増えています。
胸騒ぎを覚えた竇昭はそっと宋墨の脈を診ました。
指先に伝わる脈の乱れに、竇昭の不安はどんどん膨らんでいきます。
翌朝、竇昭は屋敷の中で陸鳴と厳朝卿が深刻な面持ちで話し込んでいる場面を偶然見かけました。
耳を澄ますと、宋墨の病状がかなり重くなっているという話が聞こえてきます。
竇昭は二人の前に進み出て本当のところを尋ねました。
しかし陸鳴と厳朝卿は顔を見合わせ、大した病ではないと嘘をついて誤魔化します。

竇昭は宋墨を元気づけるため、あるお芝居を上演することに決めました。
それは二人が出会ったばかりの頃、初めて一緒に観劇した「羅衫記」という演目です。
結末は竇昭の手によって大きく書き換えられていました。
主人公たちが何物にも代えがたい強固な家庭を手に入れる結末です。
竇昭は宋墨にも同じように、誰にも壊せない温かな居場所を持ってほしいと心から願っていました。
しかし舞台を見た宋墨は浮かない表情のままです。
竇昭が望んでいるような世俗から離れた穏やかな暮らしは、自分には到底できないと宋墨は告げました。
自分に残されている道は復讐だけなのだと冷たく突き放します。
竇昭は宋墨の手をしっかりと握り締めました。
復讐したいという宋墨の辛い気持ちも痛いほど理解できると伝えます。
復讐の果てまでどこまでも一緒に歩んでいくつもりだと竇昭は約束しました。
すべてに決着がついたら世外桃源のような美しい場所へ行き、子供を産んで育てようと語りかけます。
一人が武術を教え、もう一人が学問を教えるような温かい家庭を作ろうと呼びかけました。
それでも宋墨は心を鬼にして竇昭の願いを拒絶します。
その場から立ち去ろうとする宋墨を、竇昭は必死に呼び止めました。
何か自分に隠している重大な秘密があるのではないかと問い詰めます。
宋墨の瞳から涙がこぼれ落ちました。
誰にも振り回されず、竇昭自身の人生を歩んでほしいと宋墨は告げます。
そして自分を抱きしめる竇昭の腕を強引に引き剥がし、背を向けて一人で去っていきました。


竇昭の手を無理やりほどいて去る宋墨の涙、見ているのが本当に辛かったです。

一人きりで中庭をさまよう宋墨は、幼い頃に伯父から厳しくも温かく教えを受けた日々の記憶を思い出します。
弟と無邪気に仲良く遊んでいた姿も脳裏に浮かんできました。
肌身離さず持っていた長命鎖を見つめると、両親から惜しみない愛情を注がれていた頃の情景が鮮明に思い出されます。
生まれたばかりの自分を抱き、愛を込めて宋墨と名付けてくれた父と母の温もりがあった。
そこへ竇昭が足音を立てて駆け寄ってきます。
竇昭は震える声で、宋墨の残された寿命はあと三年しかないのかと問いかけました。
宋墨は誤魔化すことなく、残された命はあと一年だと真実を打ち明けます。
衝撃的な告白を受けた竇昭ですが、決して取り乱したりはしません。
これからの最後の一年、その毎日を二人で大切に生き抜こうと竇昭は宋墨の目をまっすぐ見つめました。
この一年こそが二人の一生分なのだと言い切ります。
生と死の淵に立たされる宋墨を、一人ぼっちで心細い思いのまま旅立たせたりはしないと誓いました。
宋墨は竇昭を力の限り抱きしめ、熱い口づけを交わします。
提灯を手にして暗闇を照らしてくれた夢の中の女性は竇昭だったと宋墨は打ち明けました。
何があっても竇昭だけは守り抜きたいと告げ、二人は想いを重ねて一夜を共に過ごします。

一方、前庭では趙璋如と苗安素がのんびりと芝居を眺めていました。
そこへ現れた紀詠は夜空の星を眺め、宋墨と竇昭が二人きりで何をしているのかを察知します。
知己である自分をそっちのけにして男女の情愛に溺れていると、紀詠は少し拗ねたように愚痴をこぼしました。
その不自然な文句を聞いた趙璋如と苗安素は、紀詠が竇昭に恋心を抱いていることに勘づきます。
紀詠は慌てて必死に否定しました。
でももし宋墨が竇昭を泣かせるような真似をしたら、自分が力ずくで竇昭を連れ去るのだと言い放ちます。

同じ夜、黒いマントを羽織った謎の人物、蘇琰が宋宜春の前に現れました。
蘇琰は一枚の絵を取り出して宋宜春に突きつけます。
その絵が意味していたのは、宋翰の命を盾にして宋宜春に罪をすべて被れという過酷な脅迫でした。
可愛い息子を人質に取られた宋宜春は逆らうことができず、屈辱に耐えながら要求を受け入れます。

その頃、宋墨のもとへ仕える侍女から重要な報告が入りました。
舒瑶が息を引き取る前日、宋翰の屋敷を訪ねていたという証言です。
ちょうど宋翰は可愛がっていた飼い猫がいなくなり、食事も喉を通らないほど取り乱していました。
物陰から様子をうかがう竇昭と宋墨は、宋翰が使用人たちに対して異常なほどの怒りを爆発させている姿を目撃します。
猫が一匹いなくなっただけでここまで激昂するのは普通ではありません。
宋墨はその猫を抱えて宋翰の前に姿を現しました。
そして実の母親である蒋蕙蓀が命を落とした本当の理由を話すよう、宋翰を激しく問い詰めます。
宋翰は死んで潔白を証明すると叫び、頑なに口を割ろうとしませんでした。
宋墨に間一髪で助け出された宋翰は、恐怖でパニック状態に陥ります。
まるで地獄から生還したかのように取り乱しながら、宋翰は真実を口走りました。
母に薬を届けるよう命じたのは父の宋宜春だったと白状します。
後になってその薬が猛毒だったと知り、自分も毒殺されるのではないかと恐ろしくなったのです。
だからこそ飼い猫を使って届く食事や薬の毒見をさせていたのだと叫びます。
家族が完全に壊れてしまうのが怖くて、今日まで誰にも言えなかったのだと涙ながらに訴えました。


猫を探して荒れ狂う宋翰の狂気、ただの猫好きじゃない執着が薄気味悪かったです。

宋墨は部下に命じて宋翰を部屋へ送り届けさせます。
その直後、宋墨の鼻から突如として鮮血が流れ落ちました。
宋墨は自分に向かって血相を変えて走ってくる竇昭の姿を視界に捉えながら、そのまま意識を失って倒れてしまいます。

目が覚めた宋墨の手首を取り、竇昭はすぐに脈を診ました。
しかし脈拍は不思議なほど穏やかで、何の異常も見つけ出すことができません。
竇昭は名医である盧院判を呼んで診察させようと提案します。
しかし宋墨は首を横に振り、医師を呼ぶのを頑なに拒みました。
一方、竇昭の調べによって、蒋蕙蓀が亡くなる直前に屋敷へ大量の甘草が運び込まれていた事実が判明します。
宋墨は自分が宋翰を疑いすぎて誤解していたのかもしれないと考えを改めました。
自室に戻った宋翰は、その夜まったく眠ることができません。
暗闇の中で恐怖に怯えながら、亡き母の姿や舒瑶の最期の光景が何度も脳裏にフラッシュバックします。
宋翰は自分が不義の子である私生児だという現実を絶対に認めたくありませんでした。
自分こそが英国公家の正真正銘の次男なのだと心の中で狂ったように執着します。
翌朝、苗安素が心配して宋翰のもとへ温かい食べ物を差し入れに持ってきました。
宋翰は毒の疑いなど微塵も見せず、運ばれてきた料理を無我夢中で貪り食います。

朝廷から宋墨のもとへ皇帝の勅命が届きました。
佩刀したまま宮殿に参内することを許すという異例の栄誉です。
しかし同時に届いたもう一通の聖旨には、衝撃的な報せが記されていました。
獄中で罪状を認めた宋宜春が、重病を患って獄死したという知らせです。
宋翰は父のために形式通りの葬儀を執り行いました。
しかし宋墨は牢獄で父親と顔を合わせたあの日、すでに父子の縁を完全に断ち切っていたのです。
自分には亡き母がいるだけで亡き父など最初から存在しないと言い放ちます。
そしてこの屋敷にはこれまで通り宋翰を住まわせてやることに決めました。
宋墨がその場を去った瞬間、宋翰の口元に冷酷な笑みが浮かびます。
宋翰は牢の中で父親と密会した時の出来事を思い出していました。
何も成し遂げられない無能な父親だと宋宜春を嘲笑した宋翰。
そして宋翰が差し入れた毒薬を飲んだ宋宜春は、その場で苦しみ悶えて絶命したのです。
冷たい視線を宙に投げかける宋翰は、父親が果たせなかった野望を今度は自分が引き継いで最後までやり遂げようと心に誓います。


父親を自らの手で毒殺しておきながらあの平然とした顔、宋翰の本性が怖すぎます!

宋宜春の死に伴い、宋墨は正式に英国公の爵位を継承することになりました。
竇昭も英国公夫人としての地位を確立します。
かつては冷淡だった親戚の伯父たちが、手のひらを返したように宋墨へ媚びへつらいにやって来ました。
宋墨はそんな浅ましい親戚たちを一瞥し、冷たく一線を引いて竇昭を連れその場を立ち去ります。
残された宋翰は、兄の無礼を詫びるように物分かりの良い態度を取り繕いました。
兄は爵位を継いだばかりで多忙を極めているからだと親戚たちに深々と頭を下げます。
親戚たちは宋墨の傲慢さを口々に非難し始めました。
その様子を陰から見つめる宋翰の顔には、計画通りと言わんばかりの醜い笑みが広がっていきます。

九重紫 26話の感想まとめ

何と言っても牢獄で父親を毒殺していた宋翰の恐ろしい二面性が一番ゾッとしました。
あんなに怯えた顔をして兄の前で泣き崩れていたのに、裏では父親を無能呼ばわりして毒薬を飲ませていたなんて信じられません。
猫で毒見をしていたという告白すら、どこまでが本当でどこからが計算なのか分からなくなりますね。
それにしても、宋翰のあの変わり身の早さは本当に恐ろしいですよね。
兄の宋墨や竇昭を騙し通して屋敷に居座り、親戚の前で良い弟を演じる姿には本当にイライラします!
私生児という出自への激しい劣等感が、彼をここまで冷酷な怪物に変えてしまったのでしょうか?
宋宜春も父親として情けない人物でしたが、実の息子に毒殺される最期はあまりにも因果応報でした。

そして宋墨の余命が一年しかないという過酷な現実が明かされた場面は、本当に胸が締めつけられます。
竇昭に残された時間が長くないと悟り、全財産を譲って自分から遠ざけようとした宋墨の不器用な優しさが切ないですね。
それでも宋墨の手を離さず、一年を二人きりの一生として生き抜こうと決意した竇昭の覚悟には胸を打たれました。
お互いの孤独を埋め合うように強く抱きしめ合う二人を見ていると、どうか奇跡が起きて病が治ってほしいと願わずにいられません。
あんなに穏やかな脈拍なのに突然大量の鼻血を出して倒れる宋墨の容態は、誰が見てもただ事ではありません。
盧院判の診察を拒否する宋墨の頑なな態度も気になります。

外では紀詠が星を見ながら竇昭への恋心をチラつかせていて、少しフッと笑ってしまいました。
知己だと強がりながらも、宋墨が竇昭を泣かせたら奪い去ると宣言するあたりは紀詠らしい意地っ張りな一面でした。
趙璋如と陳嘉のやりとりも微笑ましくて、重苦しい復讐劇の中の清涼剤になっています。
でも苗安素は宋翰の腹黒さにまったく気づいていない様子で、親切に差し入れをしている姿がとても心配になりました。
宋翰のような危険な男に利用されて傷つくことにならなければいいのですが。
爵位を継いで英国公になった宋墨の背後で、親戚たちを味方につけて冷たく微笑む宋翰のあの表情、本当にイライラします!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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