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クルミットです♪
今回は本当に恐ろしい事実が次々と明らかになる回でした。
半面鬼の正体にも驚きましたが、その裏で進んでいた計画の狂気には背筋が凍ります。
沈渡と顔幸の絆が深まるやり取りにほっとしたのも束の間、息つく暇もありませんでした。
愛する人を失った悲しみが、ここまで人間を歪めてしまうのでしょうか?
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
長楽曲 27話のあらすじ
顔幸は血に染まった凄惨な現場を目にします。
この恐ろしい半面鬼の伝説は、誰かが自らの暴行を隠すために利用しているのではないか。
そう顔幸は推測しました。
そこへ莫謙之がやって来ると聞き、紀大福はなぜか慌ててその場を立ち去ります。
沈渡が素早く事態を収拾し、二人は寝所へと戻りました。
しかし夜更け、静まり返った屋敷に不気味な物音が響き渡ります。
急いで駆けつけた二人が目にしたのは、手足の筋を無残に切られて血の海に倒れる司馬比丘の姿でした。
半面鬼の手にかかり、司馬比丘は瀕死の重傷を負っていたのです。
顔幸は息を呑み、必ずこの事件の真相を暴いて無実の人々の無念を晴らすと心に誓いました。
意識が遠のく中、司馬比丘は沈渡の手を握りしめます。
この耐えがたい苦痛を早く終わらせてほしい。
そう涙ながらに懇願する司馬比丘の願いを、沈渡は苦渋の思いで受け入れました。
仲間の悲痛な懇願を受け入れた沈渡の背中は、見ているだけでも痛々しいほどでした。
手足の筋を切り裂くなんて残酷すぎて、見ていて息が止まりそうになりました。
仲間の苦痛を終わらせる約束をせざるを得なかった沈渡の胸中を思い、顔幸は胸を痛めます。
沈渡は悲しみに沈む顔幸を優しく抱き寄せ、静かに慰めました。
その翌日、莫謙之が南山に住む司馬比丘の家族を見舞いに行こうと言い出します。
司馬比丘の父親が鳩を育てる名人だったと莫謙之が口にした瞬間、顔幸の頭にある疑念が閃きました。
以前目にした鳩による密書のやり取り。
司馬比丘の正体は、自分たちが思っていたような単純な存在だったのか?
顔幸の表情の異変に気づいた莫謙之は、秘密の漏洩を恐れて果断にも司馬比丘を処刑します。
その後、顔幸と沈渡は二人きりの時間を過ごしていました。
顔幸の心には、ある重い不安が影を落としています。
もし将来、沈渡にとって最も大切な親族と自分が敵対することになったら、それでも自分を信じてくれますか?
思い詰めたように尋ねる顔幸に対し、沈渡は真っ直ぐに視線を返しました。
沈渡にとって、今や顔幸こそがかけがえのない最愛の家族です。
その信頼は決して揺らがないと、沈渡は力強く約束しました。
沈渡が顔幸を唯一無二の家族だと言い切ってくれた瞬間、胸がじんわり温かくなりました。
そこへ潘馳が駆け込んできます。
城外の郊外で半面鬼の足取りが見つかったという知らせでした。
三人は急行しますが、たどり着いた路地には人影がまったくありません。
司馬比丘が襲われた一件はあっという間に町中に知れ渡っていたのです。
半面鬼の恐怖に怯えた民衆は、固く戸を閉ざして息を潜めていました。
なぜこれほど短時間で噂が広がったのでしょうか?
顔幸は背後に潜む悪意を感じ取り、不安を募らせます。
その時、半面鬼が無実の民を盾にして、即座に手を引くよう要求してきたという急報が入りました。
顔幸たちが現場へ戻ると、半面鬼が五人の若い女性を強引に連れ去ろうとしています。
莫謙之が進み出て人質を解放するよう叫びました。
しかし半面鬼は怯えるどころか、「三陽の日」が近づいていると言い放ち、莫謙之を激しく挑発します。
一触即発の空気の中、莫謙之は部下たちに容赦なく弓矢を放つよう命令を下しました。
放たれた矢は半面鬼だけでなく、人質を救おうとしていた潘馳の体をも傷つけてしまいます。
紀大福が必死に矢を止めるよう叫んでも、一切耳を貸さない莫謙之。
沈渡は切っ先を突きつけて強引に弓撃を止めさせました。
人質も味方も関係なしに矢を射かけるなんて、莫謙之の暴走には本当にイライラします!
周囲が激しい乱戦に巻き込まれる中、顔幸は半面鬼の手に落ちてしまいました。
意識を失いかける極限状態の中、顔幸は首に下げていた合図の笛を懸命に吹き鳴らします。
その笛の音を聞きつけた沈渡が風のように現れ、半面鬼の手から顔幸を奪い返しました。
そして沈渡が剥ぎ取った仮面の下から現れたのは、紀大福の顔でした。
半面鬼の正体は紀大福だったのです。
かつて愛する妻を辱められて亡くした紀大福は、李楷祥への復讐を果たすために半面鬼となって暗躍していました。
沈渡が顔幸を抱きとめて介抱する隙を突き、紀大福はその場から逃走を図ります。
しかし後を追ってきた莫謙之によって捕らえられ、死牢へと投獄されました。
まさかあの紀大福が半面鬼だったなんて、完全に予想外でした。
屋敷へ戻った顔幸は、傷を負った沈渡のために薬膳の汁物を作って労います。
一方、怪我をした潘馳の部屋には景林が料理を運んでいました。
顔幸が沈渡だけに付きっきりな様子を引き合いに出し、景林が潘馳をからかいます。
潘馳は不満げな顔をしてむくれてしまいました。
そんな中、顔幸は沈渡の夜盲症がすっかり完治している事実に気がつきます。
顔幸に問い詰められた沈渡は、とうの昔に視力が戻っていたと正直に白状しました。
あの温泉に入った日、沈渡は見えないふりをして自分をじっと見ていたのです。
真相を知った顔幸は、一杯食わされたことに呆れ果ててしまいました。
目が見えないふりをして顔幸をからかっていた沈渡、意外とお茶目なところがあって笑ってしまいます。
その後、莫謙之は広場で紀大福の公開処刑を執り行おうとします。
沈渡たちはこの事件にはまだ不審な点が多すぎると訴え、処刑を延期して再審を行うよう強く求めました。
しかし莫謙之は聞く耳を持たず、強引に処刑を執行してしまいます。
紀大福の首が落ち、集まった民衆からは半面鬼が討たれたと歓声が沸き起こりました。
恐ろしい鬼は消え去り、事件は解決したかのように見えます。
でも、沈渡と顔幸の疑念は消え去るどころか、ますます深まるばかりでした。
二人の予感は最悪の形で的中します。
景林が青ざめた顔で駆け込んできました。
半面鬼に連れ去られたはずの五人の女性たちが、紀大福が死んだ今も誰一人として家に戻っていないというのです。
顔幸は連れ去られた女性たちの人相や特徴を思い返し、ある戦慄すべき共通点に思い当たりました。
五人の顔立ちは、かつて命を落とした莫謙之の実の娘、莫繍繍の面影と生き写しだったのです。
二人は真相を確かめるため、広春堂へと急行しました。
そこにいた莫謙之と対峙した沈渡と顔幸は、恐るべき真実を突きつけられます。
莫謙之は連れ去った五人の若い女性たちを生贄に捧げ、死んだ愛娘の莫繍繍を蘇らせようとしていました。
かつて莫繍繍は心根の優しい娘でした。
飢えに苦しむ流民たちに深い情けをかけ、助けようとしたばかりに、無残にも山賊の手にかかって命を奪われてしまったのです。
最愛の娘を理不尽に奪われた父親の絶望は、察するに余りあります。
しかし、だからといって無関係な五人の女性を生贄にして娘を生き返らせようなどという行為は、断じて許されるものではありません。
沈渡と顔幸は、人としての情愛と決して踏み越えてはならない一線の前で、重い対決を強いられることになります。
長楽曲 27話の感想まとめ
娘の莫繍繍を生き返らせるために無実の女性五人を生贄に捧げようとしていた莫謙之の告白には、本当にゾッとしました。
娘を理不尽に殺された父親の悲しみには深く同情します。
心優しい娘が流民を助けようとして命を奪われるなんて、あまりにも残酷な運命でした。
でも、その悲しみを埋めるために無関係な娘たちの命を奪うのは絶対に間違っています!
娘の顔に似ているというだけでさらわれた五人の女性やその家族のことを思うと、本当にやり切れません。
莫謙之の暴走を前にして、沈渡がどれほど苦しい思いをしているかも痛いほど伝わってきました。
かつて慕っていた相手がここまで壊れてしまった姿を見るのは、本当につらいはずです。
そして紀大福が半面鬼だったという展開も衝撃的でした。
妻を奪われた恨みから復讐の鬼と化していた紀大福の胸中は切ないですね。
民衆は処刑を見て歓声を上げていましたが、本当の黒幕に気づいていない姿がなんともやるせなかったです。
そんな重苦しい展開の中で、沈渡と顔幸のやり取りだけが唯一の救いでした。
将来どんな事態になろうと顔幸を信じると言い切った沈渡の言葉は、本当に頼もしかった!
温泉の時に実は目が見えていたという白状には、思わずクスッと笑ってしまいました。
真面目な顔をしてあんな嘘をついていたなんて、沈渡もなかなか油断ができませんよね。
広春堂で狂気じみた決意を語る莫謙之に対し、沈渡が抜いた刃の切っ先がひときわ重く見えました。
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