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クルミットです♪
母親に会いたい一心で墨汁を口にする幼い宝児の姿には、胸が締め付けられます。
長玉も身元がはっきりするまで過酷な石切り場で働かされていて、見ていて本当に辛いですね。
でも、あの懐かしい顔ぶれとの再会には思わず涙腺がゆるみました。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!
逐玉-翡翠の君 21話のあらすじ
随元淮の威圧的な態度に怯えきった宝児は、何日も食事が喉を通らず、すっかり体調を崩していました。
そばに仕える蘭ママは、お腹いっぱい食べなければ兪浅浅を探しに行くことすらできないと宝児を一生懸命に説得します。
その言葉を聞いて、ようやく箸を動かし始めた宝児だった。
しかし、差し出された食べ物にわざわざ墨汁を塗りつけて口へと運んでいきます。
自分が重い病気にでもなれば、心配した母親がきっと駆けつけてくれると信じ込んでいたのです。
幼い知恵で必死に考えた行動だったのでしょうか?
病気になればお母さんに会えるだなんて、健気すぎて胸が痛みます。
胸を痛めた蘭ママは、意を決して随元淮のもとへ直談判に向かいました。
宝児の心を落ち着かせるために、どうか長寧を側に置いて一緒に過ごさせてほしいと必死に頭を下げます。
随元淮は意外にも反対せず、蘭ママの申し出を受け入れたのです。
蘭ママは急いで長寧を連れてきて、宝児と引き合わせます。
長寧の姿を目にした瞬間、おびえていた宝児の表情が和らぎ、年相応の無邪気な子供の顔に戻っていきました。
長寧は懐から一本の竹笛を取り出すと、そっと宝児の小さな手に握らせます。
もしも怖いことや危ない目に遭ったら、この竹笛を思い切り吹いてほしいと伝える長寧。
笛の音を聞けば、誰かが必ず助けに来てくれるという言葉に、宝児は深く頷くのでした。
小さな竹笛一本で、幼い二人は過酷な運命を乗り越えられるのでしょうか?
幼い主人が落ち着きを取り戻した様子に、蘭ママも安堵のため息を漏らします。
長寧が差し出した竹笛、どうか宝児を救うお守りになってほしいです!
一方、長玉は身元が証明されるまでの間、石を切り出して道路を補修する重労働を強いられていました。
作業は過酷な重労働だった。
周りの作業員たちは、長玉の華奢な体つきを一目見て、役に立たないと決めつけます。
誰も一緒に作業を組みたがらないため、長玉は白髪交じりの老人と二人一組で働く羽目になりました。
しかし、その老人は体力がなく、重い石を運ぶことなど到底できません。
困り果てた長玉は、ためらうことなく老人を軽々と両手で持ち上げると、安全な脇の場所へ座らせます。
この老人は陶老人と名乗り、いなくなった弟子を捜すために旅を続けていたと語り始めました。
連日降り続いた大雨のせいで道を進めなくなり、運悪く兵卒たちに捕まってこの現場へ連行されてしまったとのこと。
陶老人は、こんなひどい仕打ちをするのは魏以圭の仕業だと憤慨していました。
長玉は魏以圭という名前にまったく聞き覚えがありません。
首をかしげる長玉に対し、陶老人はそれが現朝廷の宰相である魏厳の別の名だと教えます。
その大仰な名前が出た瞬間、周りで作業していた男たちが一斉に手を止めたのでした。
自分たちを捕らえた黒幕が現役の宰相だなんて、普通は信じられませんよね?
男たちはすぐに呆れたような顔を見せ、石を削る作業へと戻っていきます。
おじいさんを軽々抱え上げる長玉の腕力には笑ってしまいました!
昼の休憩時間になり、長玉は配られた冷たい饅頭を頬張りながら陶老人と話し込みます。
陶老人が探している弟子こそ長玉の夫である言正なのですが、この時は二人ともその事実に気づいていませんでした。
長玉も、自分の夫について陶老人に語り始めました。
ところが長玉の話し方があまりに不穏だったため、陶老人は夫がすでに亡くなったものと勘違いしてしまいます。
慌てた長玉は、戦場へ向かっただけで命を落としたわけではないと必死に訂正しました。
死んだように語る長玉の真意は何だったのでしょうか?
そんな長玉の整った顔立ちに目をつけた若い男たちが、作業の合間に嫌がらせをしようと近づいてきます。
か弱い女だと侮って囲み、乱暴を働こうとする男たち。
そこへ、金元宝が子分の満地、満倉、満屋を従えて勢いよく割って入ってきました!
思いがけない知った顔の登場に、張り詰めていた長玉の瞳から思わず涙があふれ出します。
長玉が泣かされたと勘違いした金元宝は激怒し、相手の男たちに猛然と飛びかかっていきました。
もし金元宝たちが現れなかったら、長玉はどうなっていたのでしょうか?
激しい殴り合いの騒ぎを聞きつけ、見張りの兵卒たちが慌ただしく駆け寄ってきます。
捕まるわけにはいかない金元宝は、とっさに陶老人を背負い上げ、長玉の手を引いて脱兎のごとく逃げ出しました。
金元宝たちが現れた瞬間、どれほど心強かったことでしょうか!
その夜、小屋で休んでいた長玉の耳に、聞き覚えのある猫の鳴き声が届きます。
合図だと気づいた長玉は静かに外へ抜け出し、金元宝たちが潜む廃屋へと足を運びました。
手に入れた食料などを差し入れとして渡し、長玉は林安鎮を襲った過酷な災難について仲間たちに明かします。
金元宝の祖母は騒動の中で頭を強打し、過去の記憶をすべて失ってしまったという衝撃の事実も告げられました。
長玉は、故郷の村人たちに対し、前線へ連れて行かれた林安の仲間を生きて連れ帰ると約束したのだと語ります。
仇である随元青への復讐を果たしたい気持ちは山々ですが、今は焦らず綿密に策を練るべきだと諭す長玉。
そこへ、静かに学問の研究をしようと場所を探していた陶老人がひょっこり姿を現します。
長玉と陶老人は再び言葉を交わし、長玉は夫の思い出を、陶老人は愛弟子の人柄をそれぞれ語り聞かせました。
二人の会話を隣で横になって聞いていた満屋は、奇妙な違和感を覚えます。
長玉の夫と陶老人の弟子は、話の特徴からしてまったく同じ人物なのではないかという疑惑だった。
満屋のひらめきは、一体いつ二人に伝わるのでしょうか?
満屋の鋭い勘に拍手を送りたいですね!
その頃、覇下山荘では、兪浅浅が冷徹な表情で佇んでいました。
蘭ママはかつて兪浅浅を騙して利用したことがありましたが、今は決して敵対すべきではないと静かに諭します。
宝児の身の安全を守り抜くためには、随元淮の機嫌を損ねず従順に振る舞うしか道はありません。
言葉を終えた蘭ママの合図で、部屋に宝児と長寧が連れてこられました。
宝児の体には大胤朝の高貴な血が流れており、兪浅浅を救うことは大胤朝そのものを救う大義につながるのです。
蘭ママの覚悟に満ちた言葉によって、兪浅浅の迷いは吹き飛びました。
兪浅浅は子供たちに「楽しさのあまり故郷を忘れる」という遊びを教え、庭で無邪気に戯れてみせます。
外から見れば、まるで仲睦まじい本当の家族が穏やかな時間を過ごしているかのような光景でした。
そして夜になると、兪浅浅は自らの誇りを押し殺し、随元淮の寝所に侍る道を選びます。
随元淮の警戒心を少しでも緩めさせ、隙を見て子供二人を連れて山荘を脱出するための捨て身の作戦だった。
兪浅浅の命がけの芝居は、果たしていつまで通用するのでしょうか?
随元淮は、兪浅浅の従順な態度がすべて偽りの演技だととうに見抜いています。
しかし、その必死な芝居すら愛おしいとばかりに、愉悦の笑みを浮かべて受け入れているのでした。
嘘だと知りながら兪浅浅を手元に置く随元淮の底知れなさにゾッとします。
翌日、冷酷な随元青が長寧を人質として利用しようと強引に連れ出そうとします。
長寧を奪われまいと、幼い宝児は必死になって随元青の足にしがみつき、激しく抵抗しました!
そこへ姿を現した随元淮は、勝手な行動を取った下人たちを激しい言葉で叱りつけます。
長寧はその場から強引に連れ去られてしまい、事態は緊迫の度合いを増していきました。
その頃、崇州を守る謝征のもとに、前線の斥候から緊迫した密書が届きます。
随元青からの要求は、焉州の領地を引き渡すことと引き換えに、樊長寧を返還するという非情な条件でした。
長寧を盾に取られた謝征に、果たして勝算はあるのでしょうか?
大切な娘の命を取引の道具にされた謝征の胸に、激しい怒りの炎が燃え盛ります。
謝征はためらうことなく、直属の先鋒営に対して直ちに出陣の号令を下しました!
敵の罠が待ち受ける覇下へ自ら乗り込み、長寧を必ず救い出すと心に誓う謝征。
娘のために軍を動かす謝征の決断力、本当に頼もしい!
逐玉-翡翠の君 21話の感想まとめ
一番胸に突き刺さったのは、宝児が墨汁をご飯に塗って食べる場面でした。
母親に会いたいという純粋な思いから、わざと病気になろうとするなんて、どれほど追い詰められていたのでしょうか?
随元淮の冷たい視線に怯える小さな背中を見ていると、本当に居たたまれない気持ちになります。
長寧が渡した竹笛を握りしめたときに見せた安堵の笑顔だけが、唯一の救いだった。
早くあの子が母親の温かい腕の中に戻れることを願わずにはいられません。
そして、過酷な労働現場での長玉のたくましさには驚かされました。
華奢な見た目で舐められながらも、動けない陶老人をひょいと抱え上げてしまう腕力はさすがです。
重苦しい展開が続く中で、思わずくすっと笑ってしまいました。
そこへ現れた金元宝たちの存在も、本当に大きかったですね。
過酷な労働現場で頼れる味方がいるのって、本当に心強いですよね?
故郷が襲われておばあちゃんが記憶を失ったという辛い知らせもありましたが、仲間がそばにいてくれるだけで、長玉の孤独は薄らいだのだった。
仲間たちと肩を並べて過酷な日々に立ち向かう姿には、本当に勇気づけられます!
満屋が長玉の夫と陶老人の弟子が同一人物だと勘づいた場面も、かなり気になるポイントでした。
お互いに言正の話をしているのに、長玉が死んだような言い方をするから陶老人が勘違いする流れがなんとも可笑しいです。
一方の覇下山荘では、兪浅浅の張り詰めた演技が続いていて息が詰まります。
あんな極限の状況で平然と芝居を続けられる母親が、一体どこにいるでしょうか?
随元淮は全部お見通しの上で彼女の芝居を楽しんでいるあたり、底知れぬ悪意を感じて腹が立ちますね。
相手が一枚も二枚も上手なだけに、脱出計画がうまくいくのか本当に心配です。
そんな中、随元青の理不尽な要求に対して、謝征が即座に出撃を決めた場面はじんときました。
焉州を差し出せと脅されても屈せず、自ら先鋒営を率いて覇下へ向かう謝征の姿に救われる思いです。
長玉たちのいる場所と子供たちが囚われている山荘が、謝征の動きによって一気につながる予感がします。
謝征のこの一歩には胸が震えます!
随元青の卑劣な要求をはねのけて、先鋒営とともに覇下へ突入する謝征の剣が長寧を救い出す瞬間を信じたいです。
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