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クルミットです♪
弟の凧を取ろうと木に登った傅容。ところが、足を滑らせて落ちてから、妙な胸騒ぎや悪夢に悩まされるようになります。
家族を心配して動く傅容と、少し近寄りがたい粛王。助けたり助けられたりする二人ですが、その出会いはなかなか物騒です。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
如意芳霏-にょいほうひ 1話のあらすじ
役人の家の次女・傅容は、元気でおてんばな娘です。ある日、弟の傅官から、木に引っかかった鯉の凧を取ってほしいとせがまれます。
弟に頼まれて木に登ったものの、細い枝の上で足を滑らせて落下。腕輪は二つに割れ、手首から血が出てしまいました。
弟のお願いを聞いてあげたのに、こんなけがをするなんて。傅官もびっくりしたと思います。
医者の診断では軽いけがでしたが、傅容は一日一晩も目を覚ましません。母の喬素娘が呼びかけ続け、ようやく意識が戻ると、姉の傅宣と弟もほっとします。
家族と食事ができるまで回復した傅容。しかし、遠くにある摘星楼を見ると、なぜか落ち着かない気持ちになるのでした。
父は、掬水先生が開く「月旦評」の警備で忙しくしています。作品などを品評するこの集まりには、大勢の娘たちが押し寄せるのだそう。
そんな中、母が傅容に刺繍入りの靴を届けます。縫い込まれていたのは、娘の名前にちなんだ芙蓉の花でした。
ところが雷雨となり、摘星楼の頂上に雷が落ちます。傅容がつい先日、訪れたばかりの場所です。
父は急いで役所へ向かい、傅容は姉に手首の傷を手当てしてもらうことに。傅宣は偶然だとなだめ、そのまま一緒に寝てくれます。
怖がっている時に、そばで寝てくれるお姉さん。これは心強いですよね。
翌朝、悪夢から覚めた傅容は、前年に別の町で起きた事故を思い出します。灯籠の祭りに人が殺到して死傷者が出たうえ、責任を問われた役人は投獄されていました。
月旦評でも同じことが起きたら、父にまで災難が及びます。傅容は会場を確かめに行こうと決めました。
ただ、招待状は姉でさえ手に入れられないほどの人気。まずは侍女と絵を届ける者に化けますが、護衛の文刑にあっさり見破られます。
そこで今度は、ひげをつけた道士姿で屋敷の前へ。なかなか諦めません!
絵の配達が駄目なら占い師。お父さんが心配なのは分かるけれど、その変装で大丈夫?
そんな傅容の前に、辺境から戻った粛王が現れます。身分を隠した粛王は、事故で死ぬ夢を見たと話し、自分がいつ死ぬのか占うよう求めました。
しかし傅容は、屋敷から出てきた文刑のことで頭がいっぱい。粛王には長生きして災いも避けられると告げ、急いで文刑を追います。
そして、主人が開く集まりで血なまぐさい災いが起きると警告。文刑は信じるどころか刀を抜こうとしますが、どこからか飛んできた小石に邪魔されました。
傅容の仕業だと思った文刑は、彼女を追いかけます。途中でも小石が文刑を妨げますが、とうとう傅容は取り囲まれてしまいます。
逃げようとまいた化粧の粉が、自分の目に入る始末。そこへ現れた人物が傅容を抱え、町の外の水辺まで連れ出しました。
助けたのは粛王でしたが、傅容には分かりません。目を洗ったあと、うっかり彼の顔を隠す笠を外してしまいます。
すると、扇に仕込まれた刃が傅容の首元へ。振り返るなと命じられ、彼女が目を閉じている間に粛王は去っていました。
助けてもらった直後に刃を向けられるなんて! 傅容も、お礼どころではなくなってしまいます。
一方、粛王の護衛が屋敷を調べると、実際に何者かが細工をした形跡が見つかります。招待客には粛王自身も含まれており、不審な集まりになってきました。
傅容は宝飾店の如意楼へ行き、師匠でもある店主の柳如意に相談。その助けを借り、姉と一緒に月旦評へ入れることになります。
会場では斉策と顔を合わせます。彼が傅宣を気にしていると察した傅容は、姉を任せて一人で屋敷の中へ進みました。
書画が飾られた美しい屋敷ですが、傅容は屋根裏の妙な点に気づきます。あちこちにくもの巣があるのに、一か所の梁だけがきれいなのです。
そこへ文刑が近づいてきたため、慌てて身を隠します。
やがて客がそろい、仮面をつけた掬水先生が登場。ある公子の作品を評価しますが、気持ちのこもった粛王の詩には及ばないとして、二品と評しました。
皆が詩文を語り合う中、一人の従者が梁につながる細い縄を切ります。木材が落ち、その下には粛王が!
傅容はとっさに飛び出し、粛王を突き飛ばして助けます。二人はそろって地面に倒れ込みました。
あんなに怖い思いをさせられた相手でも、危ないとなったら飛び込める傅容。よく間に合ってくれました!
粛王は、自分を救った娘があの小さな道士だったと気づきます。傅容のほうも、昨日、首元に刃を向けてきた相手だと分かったのでした。
騒ぎの中、傅容は塀を越えて帰ろうとします。追ってきた掬水先生に声をかけられ、幼い頃、塀に登って父に見つかった時のことを思い出してしまいました。
足元がふらついた傅容を、先生が受け止めます。先生自身が下敷きになってしまうほどでした。
そして先生は、傅容の幼名である「濃濃」に思い当たった様子。彼女に帰り道を教えると、文刑には事件を徹底して調べるよう命じます。
自分の屋敷を朝廷の争いに巻き込ませるつもりはありません。
帰宅した傅容は眠りにつきますが、夢の中では赤い花嫁衣装をまとっていました。足には母が刺繍した芙蓉の靴を履き、手首には赤い印があります。
そして、父は処刑され、姉は難産に苦しみ、幼い弟は亡くなったと告げられるのです。傅容自身も、災いを呼ぶ者だと責められます。
家族の顔を思い出すと、これはきつい。夢の中でまで、傅容一人のせいにしないでほしいです。
月旦評で恐れていた事故が本当に起き、傅容は不思議に思います。事件は提刑司という捜査を担う役所が調べることになりました。
そこには斉策が勤めています。傅容は彼を頼れないかと相談しかけますが、言い終わる前に話を遮られてしまうのでした。
如意芳霏-にょいほうひ 1話の感想まとめ
一番残ったのは、最後の夢に母の刺繍した靴が出てきた場面です。娘のために用意してくれた靴なのに、あんなつらい話を聞かされる時に履いているなんて。
父も姉も弟も、傅容が目を覚まして喜んでいたばかり。まだ夢の出来事とはいえ、家族の不幸をまとめて告げられるのはしんどかったです。
粛王には、助けてくれたことへの感謝より、首元の刃への怖さが残りました。顔を見られたくない事情はありそうですが、あの対応は怖すぎます。
それでも傅容は、梁が落ちた瞬間に彼を助けに行きました。変装で失敗したり、自分の粉で目が開かなくなったりする危なっかしさも含めて、放っておけない娘ですね。
弟の凧を取るために木に登り、父が心配で会場に潜り込む傅容。あの夢のあとでは、傅宣が傷を手当てして隣で寝てくれた時間に、もう少し戻してあげたくなりました。
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