双燕秘抄 第10話のあらすじ&感想|祖宅売却で白家再起なるか?茉喜と鳳瑶の新たな旅立ち

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今回お届けする「双燕秘抄」第10話は、白家が大きな転換点を迎えるお話です。度重なる不幸に見舞われながらも、茉喜と鳳瑶が示す“前を向く力”に胸を打たれます。
それでは第10話を一緒に見ていきましょう!

双燕秘抄 第10話のあらすじ

白家はまず、白文泰(はく・ぶんたい)の急逝という衝撃に見舞われ、続けざまに白二夫人(はく・にふじん)までもが絶望のあまり亡くなってしまい、家の財政は破綻寸前。借金取りが押し寄せ、もはや家を支える人が誰一人いない状態となってしまいました。
さらに白鵬鯤(はく・ほうこん)は債権者に追い詰められても責任を取らず、ついには家中の貴重品を持ち出して姿を消してしまいます。残されたのは、姉の白鳳瑶(はく・ほうよう)と茉喜(まき)の二人だけ。そんな絶望的な白家を、なんとか切り盛りしようと奮闘するのが茉喜でした。

両親を失っても、前を向くために行動をやめない二人の姿が、とても切ないけれど尊いですね。
白家が抱える借金は総額が相当のもの。しかも、仏前を用意する棺材や葬儀の費用ですらツケで賄っている有り様でした。そんな中、茉喜は棺材店の不当請求を冷静に暴き、言いがかりをつける業者にも物おじせず立ち向かいます。いざとなれば菜刀を握り、“お上に訴えてやる”とまで宣言する姿に借金取りたちは一瞬ひるむのでした。

まるで下手なチンピラさえも圧倒しそうな茉喜の啖呵は、見ていて爽快ですね!
一方で、茉喜は白文泰の急死に疑問を抱いていました。普段は健康だったはずなのに、突然倒れたうえ、医者は「毒殺の可能性」を示唆。しかも、なぜか高価な宝墨を買ったタイミングで発作が起きています。茉喜は「これは吳朗(ごろう)の仕業ではないか?」と推測し、鳳瑶に「今は身体を回復させることが先。体が資本だよ」と優しく諭すのでした。

白文泰の死が本当に“病”ではなく“毒”だとしたら…ますます陰謀の匂いが漂います。
そんななか、ついに白鵬鯤が家の資産を巻き上げて失踪。残された二人には、売れるものがほとんどなくなってしまいます。そこで茉喜は思い切った提案をしました――「白家の祖宅そのものを売り払って借金を返済しよう」と。鳳瑶も覚悟を決め、管家と共に家財を査定し、なんとか三千八百貫にまでまとめ上げます。ところが借金額と比べても、まだ一〇〇貫ほど足りない状況に…。
そこで茉喜は最後の交渉術を使い、買い手の波斯商人に「もしも購入を渋れば借金取りが家を破壊するかもしれない。そうなれば定金は返せなくなる…」と巧みに迫り、追加で一〇〇貫を出してもらうことに成功。かくして、二人は白家の借金を全額返済することができたのです。

茉喜の話術と度胸に脱帽! 波乱続きのなかでも、諦めない姿勢が素晴らしいです。
借金を完済したとはいえ、家はすでに手放すことに。使用人も給金が払えず皆去っていき、白家という居場所は鳳瑶と茉喜が二人きりで大きな屋敷に取り残される形となってしまいました。
そこで鳳瑶は「いっそ遠方の女学(じょがく)に教師として行こうかと思っている。千里離れているけど、一緒に来ない?」と茉喜に提案。両親もおらず、血縁上は“姪”とはいえ事実上の姉妹のように支え合ってきた二人。茉喜にとっては、この先、頼れるのは鳳瑶だけです。彼女は力強く鳳瑶の誘いを受け、新天地へと旅立つ決意を固めるのでした。

双燕秘抄 第10話の感想まとめ

第10話は、激しい不幸に見舞われる白家がまさに正念場を迎えた回でした。家族の連続した死、財産の消失、そして莫大な借金…。普通なら絶望してしまいそうな状況でも、茉喜は強い意志と行動力を発揮し、ついに借金を完済。鳳瑶も自分の道を模索し始め、その姿は頼もしくもあります。 どう考えても辛い状況なのに、前に進もうとする二人の姿にぐっときます。
しかし、白文泰の死にまつわる“毒”の疑惑や、吳朗への不信感など不穏な影は色濃く残ります。今後、二人が京州城を離れたとしても、彼らを追う“因縁”がどのように再燃するのかは見逃せません。
果たして茉喜と鳳瑶は新天地で幸せをつかむことができるのか? それとも、再び嵐のような出来事が訪れるのか…? 次回の展開が待ち遠しいですね♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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