双燕秘抄 最終回(第37話)あらすじ&感想|陳文徳の名誉回復、ついに悲願達成! それぞれが選ぶ愛の行方とは?

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長らく続いた「双燕秘抄」も、いよいよ最終回です。波乱に満ちた陳文徳と茉喜、そして万嘉桂や鳳瑶の関係は、どんな結末を迎えるのでしょうか? 愛と義が交錯する中、ついに“真の悪”を暴く時が来ました。
それでは第37話、最終回を最後まで見届けましょう!

双燕秘抄 最終回(第37話)

万嘉桂と茉喜、かつての想いにケリをつける
宝慶楼の唐娘子として華やかに京州に戻ってきた茉喜(まき)は、ついに万嘉桂(まん・かけい)と再会します。激動の1年をそれぞれ過ごしたふたりは、街を歩きながらこれまでの想いを打ち明け合うことに。かつて愛し合ったはずの二人でしたが、万嘉桂は「今は鳳瑶(ほうよう)との間に互いを想いやる感情が芽生えている」と告白。
茉喜もまた、陳文徳(ちん・ぶんとく)と過ごした日々によって自分の心が変わったことを告げ、「私のほうこそ先に諦めていた。あなたとの縁はそこまでだったの」としみじみ語ります。お互いに、心の奥でわだかまっていたものが解けた瞬間でした。

「あなたたちこそ私の大切な親人」
別れ際、茉喜は万嘉桂と鳳瑶を「永遠に大切な親友」と呼び、彼女なりの感謝を伝えます。万嘉桂はほっと胸をなで下ろし、邸へ戻ると鳳瑶をそっと抱きしめ、「俺は不器用だけれど、これからは鳳瑶を大事にしたい」と言い切るのです。鳳瑶も心の整理がついた様子で、茉喜の幸せを願うことを決めます。

吳吟(ごぎん)と唐娘子の“共闘”、吳朗(ごろう)の陰謀
一方、茉喜(唐娘子)は復讐を果たすため、“相府の小郎君”との縁談を餌に、吳朗に近づき始めます。そこに現れたのが、かつての友――吳吟。実は茉喜がまだ生きていると知り「もうあの時の過ちは繰り返せない」と想いを新たにする吳吟。義理の母の人質にされながらも、彼は茉喜の手助けをする道を選びます。
そして、明徳侯・鐘毓麒(しょう・いくき)や吳朗の“謀反の証拠”を押さえようと相府の書庫へ潜入する茉喜。そこでは謎の面影(まるで陳文徳らしき人…)に助けられ、書類を手にすることに成功。最終的に茉喜は、鐘毓麒と吳朗が企んだ“結党・謀反”の証拠をしっかりと押さえます。

最終決戦! 聖上臨席の相府婚礼で“真の悪”を暴く
相府で行われる大婚当日、聖上も出席するという絶好の機会に、茉喜は堂々と“北朔軍・陳文徳の妻”であることを名乗り、鐘毓麒と吳朗の悪行を公衆の面前で暴露します。あまりにも鮮明な証拠の数々に、聖上は激怒。 ところが、窮地に追い込まれた鐘毓麒は聖上の命を狙って暴発、混乱の最中で刺客が次々と現れます。
しかし、そこへ“面具をつけた男”――やはり陳文徳本人が姿を見せ、聖上を救出。さらに万嘉桂の軍勢も駆けつけ、ついに“悪”は制圧されるのでした。

陳文徳の名誉回復、そして“おそれ多い”ご褒美
すべてが終わった後、聖上は「陳文徳の冤罪を晴らし、彼を護国将軍に」と勅旨を出します。が、陳文徳は「自分はもう生死を彷徨い、外見も変わり、役人の中に戻る気はない」と辞退。こうして彼は“平反”という一番の願いを果たし、中央の官職には就かずに退く道を選んだのです。
吳朗は斬首、鐘毓麒も流罪の途中で暗殺される形となり、大荊国にとって長かった陰謀の時代が終わりを告げます。

再び姿を消そうとする陳文徳、茉喜の“帰ってこなければ休夫”宣言
大仕事を終えた陳文徳は「もう自分は居場所がない」とばかりに黙って立ち去ろうとします。だが茉喜は「これ以上私から逃げるなら、今度こそ本気で休夫するわ!」と強く宣言。結局、陳文徳も観念し、愛する茉喜のもとへ帰ることを決めます。
こうして二人はようやく真の夫婦として寄り添い、新たな人生を歩み始めるのでした。遠くから見守る鳳瑶と万嘉桂は、その姿を見て微笑み合い、お互いを大切にすることを誓い合います。

エピローグ:一年後の平穏な日々
それからしばらくして、街には平和な空気が漂い、人々の生活も活気を取り戻しています。茉喜は「宝慶楼」の仕事を続けながら街を歩き、かつて出会った“小さな乞食の少女”が今は頑張って商売をし、幸せそうに暮らしているのを見かけてほっと微笑みます。すると、そこへ陳文徳がやって来て、まるで普通の夫婦のように手を取り合い帰路につくのでした。

茉喜(まき)
「これからは、あなたと一緒に笑って、ケンカして、時々泣いて…そんな風に生きていくんだね。」

陳文徳(ちん・ぶんとく)
「俺もようやく、心から“ただの男”として君と生きられそうだ。」

こうして、乱世に翻弄されながらも真実の愛を貫いた二人。彼らの姿を見つめながら、万嘉桂と鳳瑶もまた、それぞれの幸せを見出していく――。大荊国はようやく真の平和へと向かい、物語は幕を下ろします。

双燕秘抄 最終回を終えて:感想まとめ

長きにわたる愛憎と戦乱のドラマがついに完結! 互いが無事に生き残り、陳文徳の“濡れ衣”が晴れた瞬間は胸が熱くなりました。
茉喜は“死んだ”と思われてから、意外にも華麗な復讐劇を成功させましたが、その裏には幾多の困難や仲間の支えがあり、何よりも“陳文徳を愛する心”が大きな原動力になっていたのが印象的です。万嘉桂と鳳瑶も、長い時間を経て“お互いを大切に思う形”へとたどり着いたのが素敵でした。
そして最後は、平和になった街並みを背に寄り添う二人の姿――過酷な運命を乗り越えて得た幸せが、何より輝いています。愛と友情が織り成す壮大な物語「双燕秘抄」、たくさんの涙と笑いをありがとう…そんな気持ちで胸いっぱいの最終回でした♪

これにて、茉喜と陳文徳の波瀾万丈な物語は幕を下ろします。ありがとうございました!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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