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クルミットです♪
前回、紀若尘(き じゃくじん)は“極楽針”の毒に侵され、自分を見失いかけました。
そして今回は、吟風(ぎんぷう)がついに紀若尘の魔の正体を明らかにしようと動き出す展開に…!
怒涛の事件が続く第17話、どんなストーリーが待っているのでしょうか。
それでは第17話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第17話のあらすじ
夜中に突然目覚めた紀若尘は、まるで“魔”に取り憑かれたかのような激しい邪気を放ち、同室にいた秋水(しゅうすい)の首を絞め上げて投げ飛ばします。壊れた机の音を聞きつけ、張殷殷(ちょう いんいん)が駆けつけますが、紀若尘は彼女にも剣を振りかざし、まさに手にかけようとするのです。
張殷殷の必死の呼びかけが胸を締めつけますね…!
何度も名前を呼ばれた紀若尘は、かろうじて正気を取り戻しその場に倒れ込んでしまいました。秋水と張殷殷は、そのあまりの危険な様子に不安を隠せません。西玄派で修行しているはずの紀若尘が見せた“凶暴な戾気”が、何か異様なものだと感じたからです。秋水は「今夜の出来事は口外しないでおこう」と張殷殷に念を押し、ふたりは戸惑いながらも紀若尘を見守ります。
一方、紀若尘の毒を癒やすため、秋水は丹薬を夜通し錬成しますが、はじめは失敗続き。紀若尘が「ネズミのフンみたいな臭いがする」とボヤくなど、苦労が続きます。そんな折、またしても“紀先生”が様子を見に来ます。紀先生は「丹薬では不十分。最後は紀若尘自身の悟りが必要になる」と含みを持たせました。
次々と登場する紀先生の“謎めいたアドバイス”が気になりますよね。
紀若尘は体内の灼熱感に耐えかね、小川で冷水を浴びるなど自力で解毒を試みます。そして何とか“極楽針”を一本ずつ排出しはじめ、少しずつ身体を楽にしようとします。そんな彼のもとに、顧清(こ せい)が訪れました。顧清は、彼の身体から立ち上る“戾気”を見て、吟風の言葉(紀若尘が“魔”の存在)を思い出し、混乱してしまいます。
しかし顧清は、紀若尘が心から張殷殷を想い続けていることを目の当たりにし、静かに別れを告げて立ち去ります。あとを追うように、吟風が紀若尘の前に姿を現しました。そして「お前は魔だ。上古の魔君の気配を宿しているから、三界が危機に陥る」と責め立てます。
ついに吟風が“紀若尘=魔”と断言…ここから先、何が起こるのでしょうか?
最初は応戦していた紀若尘でしたが、途中で戦いを放棄し、これ以上の争いを望みません。しかし、吟風は不意打ちを仕掛け、紀若尘に致命的な傷を負わせるのです。紀若尘が“魔”と知った吟風の怒りは収まらず、彼を“斬草根絶”しようとする執念がますます燃え上がっているようでした。
塵縁-じんえん- 第17話の感想まとめ
紀若尘がまさか“魔の胎”だったとは、衝撃的な展開でした。花娘(かじょう)たちから「三界の安寧を担う運命」と言われていたのに、逆説的に“魔”の気配を宿しているなんて矛盾のようにも思えますね。今後、彼がどう運命を選んでいくのか目が離せません。
愛する人を傷つけるかもしれない恐怖に苦しむ紀若尘の表情は、見ていて胸が痛いですね。
張殷殷に対しては常に誠実でいようとする紀若尘ですが、体内の魔気や“極楽針”の毒が理性を奪うたびに大きな壁が立ちふさがります。秋水や紀先生、そして張殷殷自身のサポートがなければ、今後どうなってしまうのか不安を感じるほど。
また、吟風の“仙魔の対立”に対する姿勢は一貫しており、顧清から「もうやめてほしい」と言われても剣を収めません。顧清は自分の感情を整理しようとしているのに、吟風の激しさが余計に事態を複雑にしているように見えます。
次回は紀若尘が深手を負ったまま逃げおおせるのか、または張殷殷がどんな行動に出るのかが注目ポイント。紀若尘の“魔”としての正体が完全に明かされた今、三界の秩序を守ろうとする勢力との衝突は避けられそうにありません。ぜひ一緒に続きの展開を追いかけていきましょうね!
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