塵縁-じんえん- 第32話あらすじと感想|嗜情尊者との再会で揺れる若尘と張殷殷の記憶の行方

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今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第32話のあらすじをたっぷりお届けします。
張殷殷の記憶を取り戻すため、若尘が再び嗜情尊者のもとを訪れる展開に…一筋縄ではいかない二人の運命はどうなるのでしょうか?
それでは第32話を一緒に見ていきましょう!

塵縁-じんえん- 第32話のあらすじ

国師・孫果(そんか)や若曦晨(じゃく ぎしん)の脅威から西玄(せいげん)を救うために奮闘する若尘(じゃくじん)でしたが、その最中で顧清(こ せい)と衝突してしまいます。顧清を守るために吟風(ぎんぷう)は若尘の攻撃の前に立ちふさがり、背後から重撃を受けてしまうのです。

重傷を負った吟風は、自分が持つ仙人法相(せんにんほうそう)を顧清に渡し、彼女のために力を尽くして倒れていきました。顧清は、その犠牲を目の当たりにして悲嘆に暮れ、「もういっそ殺してほしい」と若尘に迫ります。


若尘の目には青い焰が宿り、ほとんど魔の力に心を飲まれかけていましたが、張殷殷(ちょう いんいん)が懸命に呼びかけて、かろうじて彼を正気に戻します。

とはいえ、張殷殷もまた傷が深く、若尘は彼女を抱きかかえて立ち去りました。吟風は生死の境をさまよい、顧清は若尘への恨みを募らせながら「この先は一切相見えぬ」と誓います。

一方、西玄の李玄真(り げんしん)は、突囲の際に“面を被った謎の侠客”と遭遇。逃げようとするも毎回捕まり、ついにはその正体が「かつて名を馳せた鎮山(ちんざん)の秘人」だと判明します。相手は玄真を弟子に迎えたいと望んでおり、玄真は「西玄を離れず、紫陽(しよう)師尊を悪く言わないなら」という条件でしぶしぶ承諾。

そんな中、若尘は重傷の張殷殷を連れ、彼女を回復させるために〈かつて幸せな時間を過ごした場所〉へ連れ出します。張殷殷は「あなたとは初めて会ったはずなのに、なぜか懐かしい気がする」と首をかしげますが、若尘は“いずれ思い出さなくてもいい”とばかりに黙って見守るのです。


このやり取りが、二人の切ない距離感を浮き彫りにしていますよね。

一方、孫果は“地獄の神”なる存在から仙雲魄(せんうんはく)を与えられ、さらに狡猾な陰謀を企てようとしていました。破壊された霊穴や修羅塔、若尘の魔の力などが絡み合い、三界は一層混迷を深めます。

若尘は、張殷殷が過去を思い出そうとするたびに頭痛に苦しむ様子を見かね、ついに嗜情尊者(しじょうそんじゃ)を訪ねることを決意。かつて張殷殷は“女媧泪(じょかるい)”を手に入れる代わりに、若尘の記憶を差し出す契約を結びましたが、その取り引きの“取消”を懇願しようと考えたのです。張殷殷も最初は不安げでしたが、最終的に若尘を信じ、一緒に補天涯(ほてんが)へ向かいます。


記憶を取り戻したい気持ちと、その代償に怯える思い。張殷殷の心の揺れが胸に刺さります。

ところが、嗜情尊者は「取り引きをした以上、元に戻すつもりはない」と冷たく回答。さらに若尘が“無尽海(むじんかい)”の力をもって補天涯を壊そうとしていると察すると、「無尽海の水を干上がらせれば張殷殷の記憶が戻るかもしれない」などと無責任な案を出し、若尘を惑わせます。若尘はわずかでも希望があるなら、と無尽海へ向かおうとしますが、青衣(せいい)や無尽海の弟子が彼を止めようと立ちはだかるのでした。

塵縁-じんえん- 第32話の感想まとめ

張殷殷の失われた記憶をめぐる物語がますます複雑になり、嗜情尊者との“契約を解消できるのか”という新たなテーマが浮上しました。若尘が“魔”に傾きながらも彼女を守ろうとする姿には、切ない愛情が滲み出ていますよね。


思い出すたびに苦しむ張殷殷を見ていれば、若尘の苦悩も深まるばかりでしょう…。

一方、顧清と吟風の関係も重大な転機を迎え、仙界に戻るかどうかの選択が彼女を苦しませています。吟風はまさかの犠牲まで払ってしまい、彼らの絆はどうなってしまうのか。
さらに孫果が得た仙雲魄や、“地獄の神”なる存在が示す闇の勢力も見逃せません。無尽海の師匠や青衣たちが若尘をどう止めるのか、もし本当に“無尽海”を干上がらせれば三界がどうなるのか、想像するだけで不安が募ります。

次回は若尘と張殷殷が“記憶を取り戻す”ための手段をどう掴んでいくのか、また無尽海での攻防が本格化するのかが注目ポイント。三界の秩序がどんな方向へ向かうのか、一緒にドキドキしながら見守っていきましょう!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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