孤高の花 第32話 あらすじ 張貴妃が明かした憎しみの本音と、紅い嫁衣裳で何侠に向き合った娉婷

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今回の32話は、「ああ、もうやめてほしい」と思う場面と、「そこで終わるの」という場面が交互に来る回でした。張貴妃が本音をさらけ出し、娉婷は東山の別院で何侠と向き合います。そして最後に娉婷が聞かされた言葉が、きつい。それでは32話を一緒に見ていきましょう!

孤高の花 32話のあらすじ

天牢に収監されている楚北捷のもとに、張貴妃がひとりで現れます。

「昔の鎮北将軍、今の摂政王ともあろう方が、こんなところに落ちるとは」と余裕しゃくしゃくで嘲り笑う張貴妃。地に膝をついて命乞いをすれば助けてやってもいいとまで言ってきます。

この人、「好き」が「憎しみ」に変わる速度が速すぎます。

楚北捷は動じません。「真昼間から夢でも見ているんですか」と笑い飛ばし、張尚書(貴妃の実父)が死んだ今、一体誰に操られているのかと逆に問いかけます。すると張貴妃はこう打ち明けました。

誰にも操られていない。ただ楚北捷にずっと拒絶され続けたのが憎い。それだけだと。

そこだけは本当のことを言ったんだと思うと、哀れというかやるせないというか。

そして張貴妃は娉婷の話を持ち出します。何侠の計画はもともと「調虎離山」(虎を山から引き離す、という意味の策略です)——楚北捷を東山から引き離し、先に娉婷を殺してから、戦場で楚北捷も仕留めるというものだったと。「戦場に出た貴方が、敵陣の外に愛する女の亡骸を見つけたら、どんな気持ちになるか想像してみなさい」と言い放ち、この時点でおそらく娉婷は何侠の手でもう死んでいると告げます。

その足で張貴妃は「小王子」を抱いて晋王の元へ向かい、「子が怖がっています、楚北捷を二日以内に処刑してください」と訴えます。晋王はすでに極刑を言い渡していると答えますが、張貴妃はその二日すら待ちたくない。

太医院に乗り込んで李太医に命じます——今日中に晋王を死なせろ、と。金丹の毒がすでに体の深いところまで侵入している、どう始末すれば痕跡が残らないか、あなたが一番よくわかっているはずでしょう、と。

張貴妃、もはや止まれないところまで来てしまっています。

一方、東山では何侠が手勢を率いて到着しますが、たちまち方向を見失います。娉婷が張り巡らせた「五行八卦の陣」に迷い込んだのです。しかし何侠は、幼いころ娉婷と遊んでいたときに教わった「陣を突破する口訣(合言葉のようなもの)」を覚えていました。半刻も経たずに陣を破って出てきます。

娉婷は、これほど素早く陣を破れる者は旧知の人間しかいないと気づきます。何侠が来た。白晋の戦はまだ始まっていない。娉婷の側は兵が百人に満たず、食料も十日ともちません。

臣牟は晋王の命を受け、何侠が東山に向かうのをわざと見逃していました。司馬弘が臣牟に言い含めたのは「もし何侠が娉婷を殺したら包囲して殲滅せよ、殺さなければ通せ」というものでした。

何侠を駒として使い捨てにしようとしている司馬弘、この人物がじわじわ不気味です。

酔菊は娉婷を止めようとします。「外に出たら死ぬだけです」と。しかし娉婷は言います——自分が出て行かなければ今日この東山別院は血の海になる。出て行けば少なくともしばらくは殺戮を止められる。今必要なのは時間だ、と。

楚漠然が部下たちと庭に膝をついて「命に代えても王妃をお守りします」と誓います。娉婷はそれを叱ります。相手は何侠——楚北捷と互角に渡り合える、この世でただひとりの武将だと。

娉婷は奥へ戻り、ひとり着替えてきます。絳紅色(こくこうしょく、深みのある紅色)に仕立て直した嫁衣裳です。幼いころの何侠が一番好きだったのが、自分がこの色を着ている姿だったから。十五年分の情誼に、もう一度だけ賭けてみようとします。

武器でも脅しでもなく、昔の記憶を「着て」会いに行くというのが、娉婷らしいです。

そして何侠と向き合った娉婷は、予期しなかった言葉を聞かされます。

楚北捷はもう死んだ、と。

ずっと強がっていた娉婷の中身が、音もなく崩れていきます。

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孤高の花 32話の感想まとめ

一番きつかったのは、やはり最後の場面です。

娉婷が紅い衣を纏って出て行くところまでは、まだ「娉婷ならなんとかする」という気持ちで見ていました。それが何侠の口から「楚北捷は死んだ」という言葉が出た瞬間、その緊張がごっそり抜けてしまいました。

娉婷が内側から崩れていくあの静けさ、見ていてこっちまで息が止まりそうでした。

張貴妃の独白も、今回は少し違う見え方をしました。ずっと「政治的な野望の人」だと思っていたのに、根っこにあるのは楚北捷に振り向いてもらえなかった恨みだった。実父が死んでも、晋王を殺そうとしても、全部その恨みから来ているとしたら、単純に「悪役」とも言い切れない部分があります。

とはいえ、イライラはします。どこかで止まれなかったのかと。

何侠が五行八卦の陣を幼馴染の記憶で破る場面は、ちょっと苦しかったです。かつてどれほど近い存在だったかが、説明なしに伝わってくる。それが今はこんなことになっているという。

司馬弘が「何侠が娉婷を殺したら包囲せよ」と指示しているのも地味に気になっています。何侠を使い捨てにするつもりがあるということです。何侠自身はそれを知らないまま動いている。

嫁衣裳で出て行く娉婷の選択は、娉婷にしかできない方法だと思います。

楚北捷はまだ処刑されていないはずなのに、何侠はなぜ死んだと言ったのか。そこだけが今、頭から離れません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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