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クルミットです♪
34話は情報量が多い回でした。長年の秘密が一気に明かされたかと思ったら、娉婷に最大の危機が訪れて、守ろうとした人たちが……。積み上げてきたものがこの話で一気に動く感じがして、見終わった後しばらく放心しました。
それでは34話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 34話のあらすじ
張芸儿が笑っていました。
ヒステリックな、何かが壊れたような笑い方で。司馬弘はその笑いを見ているうちに怒りが限界に達して、張芸儿を平手打ちにしました。張芸儿は柱に頭を打ちつけて血を流しましたが、痛みを感じている様子はありませんでした。彼女の中にあるのは復讐が果たせたという達成感だけで、司馬一族を断子絶孫にさせたという確信が彼女を支えていました。
司馬弘が「死刑にする」と告げても、張芸儿は平然としていました。それなら本望だと笑って。
でも司馬弘には、もう一枚切り札がありました。
「司馬家は断絶していない」
司馬弘は張芸儿の首を掴んで、静かに言いました。楚北捷は楚姓の将軍ではなく、本当は司馬弘の実の弟なのだと。
張芸儿の顔が変わった瞬間、長年かけて積み上げてきた計画が根っこから崩れていくのが伝わってきました。
自分の復讐が最初から的外れだったと知った張芸儿。一心に死を望んでいた彼女に、司馬弘は「それなら自分の葬儀まで生かしておく」と言い放ちました。これが一番残酷な答えでした。
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別の場所では、楚漠然が晋王の宮殿の外で額を地面に打ちつけていました。
主君である楚北捷(鎮北王)の無実を証明してほしい。張貴妃の妊娠は偽りなので血の鑑定をしてほしいと。頭から血を流しながら、それでも叩き続けました。
晋王はすでに知っていたんです。貴妃の子が自分の子でないことも、楚北捷が冤罪であることも。でも動かなかった。自分の計算があって、タイミングを待っていた。
楚漠然が血だらけになって叩いているのに、晋王は知っていて無視しているわけで。これはきつかったです。
それでも楚漠然は諦めず、ついに晋王を動かすことができました。司馬弘は「鎮北王は冤罪だった」として軍牌を楚漠然に渡し、龍虎営に行って楚北捷を釈放するよう命じました。楚漠然は飛び出すように向かいました。
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その頃、東山別院では白娉婷が朝から山へ花を摘みに行っていました。何侠に嫌みを言われながらも、「王爷が今日戻ってくるから」と答えていました。風雅な人だから、杯には酒を、部屋には花を用意しておかないと、と。
このシーン、後の展開を知っていると余計つらかったです。
でも娉婷に届いたのは、「楚北捷はすでに処刑された」という知らせでした。
絶望した娉婷は毒酒を用意していました。飲もうとした瞬間、胎動を感じました。
飲めなかった。
そこへ醉菊と守院の将士たちが踏み込んできました。何侠との約束の二日が経ち、期限が来た。彼らは娉婷を何侠に渡さないと決めていました。醉菊は娉婷に自作の薬を飲ませ、数時間身動きも声も出せない状態にしました。
娉婷は動けないまま見ていることしかできませんでした。一緒に出生入死を潜り抜けてきた仲間たちが、次々と倒されていくのを。
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何侠の軍は守院の将士を易々と全員倒しました。何侠は直接娉婷の部屋に入って、動けない娉婷を抱きかかえ東山別院から連れ出しました。醉菊が「私も一緒に行く、世話をする」と申し出て、ついていきました。
楚漠然が軍牌を持って龍虎営に着いた時、楚北捷は別院が囲まれたという知らせを聞いていました。すぐに軍を率いて東山へ。
でも一歩遅かった。
楚北捷が見たのは、将士たちの遺体でした。楚漠然が別院中を探しても、娉婷の姿はどこにもありませんでした。すべては晋王の計算の範囲内でした。楚北捷がこの惨状を自分の目で見るように、タイミングを合わせていたのです。怒りを燃料にして大晋のために戦わせるために。
楚北捷は倒れた仲間たちの前で誓いました。妻と子を守って死んでいった者たちの仇を、必ず自分の手で討つと。白蘭人が将士を殺し、妻子を奪った。この怨みを晴らすまで、男ではないと。
あの誓いのシーン、感情の出し方が静かなのに、ずっしりと重かったです。
孤高の花 34話の感想まとめ
一番残ったのは、醉菊が娉婷に薬を飲ませるところです。
動けなくして、声も出せなくして、それで守る。娉婷の「やめて」という言葉すら封じた上で、仲間たちは死んでいきました。娉婷はきっとみんなに死んでほしくなかった。でも仲間たちには、王妃を逃がすことが最優先だった。
どちらも本当のことで、どちらも相手への思いからきていて、でもすれ違ったまま動けない。娉婷が動けない体でただ見ているしかない、あの場面がずっと頭に残っています。
司馬弘の秘密暴露は予想していなかったのでびっくりしました。楚北捷が司馬の実弟——。張芸儿の計画が根底から崩れる瞬間を、ここまで丁寧に見せてくるとは。しかも「だから死なせない、葬儀の日まで生かしておく」という答えが、冷たくて怖かったです。
楚漠然が血を流しながら宮殿の外で叩き続けるシーンも、きつかったです。晋王が知っていて動かないとわかっているから余計に。それでも諦めなかった楚漠然に少し救われました。
楚北捷が将士たちの前で立てた誓いは、感情的な台詞ではなかったのに、静かで重かったです。あれは怒りじゃなくて、悲しみを怒りに変えている途中の顔でした。
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