孤高の花 第45話 生きていた娉婷、玉の簪が告げた酔菊の死

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前回、娉婷が生きているとわかってやっと息がつけた気がしたんですが、45話はそのまま安心させてくれませんでした。

10日間も昏睡していた娉婷がようやく目を覚まして、でも今度は酔菊のことが頭から離れなくて。則尹の屋敷に辿り着いた娉婷が玉の簪の話を聞いた瞬間、画面越しにあの絶望が伝わってきました。

それでは45話を一緒に見ていきましょう!

孤高の花 45話のあらすじ

何侠は今日まで生き延びてきた自分を振り返りながら、娉婷(へいてい)がとうとう自分のもとを完全に去ったことを噛みしめます。もう互いに傷つけ合う必要はない。来年、父母と娉婷の命日には天下を捧げ物にする。これからの道を塞ぐ者は必ず斬ると、静かに告げました。

「天下を捧げ物にする」って、それが彼なりの弔い方なんですよね。大きすぎて怖い。

一方、楚北捷(チュベイジエ)は林の中でひとり笛を吹いて娉婷を偲んでいます。陽鳳(ようほう)が「亡くなった人はもう戻らない。山が冷えてきたから病気になったら娉婷だって心配する」と声をかけました。でも楚北捷は動こうとしません。この場所で娉婷のそばにいたい。思い続けることが、今自分にできる唯一のことだと言って。

病気になったら娉婷が心配する、って言い方、優しいんですがずるいですよね。泣かせにきてる。

晋国では、謝太尉が晋王・司馬弘(しばこう)に娉婷の葬儀の報告をします。則尹将軍と陽鳳が執り行い、典青峰の麓に葬られたと。その日は豊年祭の狩猟が始まる日でもありました。司馬弘が弓を引こうとしたとき、手が震えて止まりません。謝太尉がとっさに、的として使う伝書鳩の羽を切って飛べないようにし、どうにか司馬弘が矢を放てる状況を整えます。群臣が歓声をあげる中、司馬弘はその場で血を吐いて倒れました。

神医・霍雨楠(かくうなん)が診察に来ます。司馬弘はもう自分の体のことはわかっているから、実際あと何日あるか正直に教えてくれと言います。霍雨楠は「心身の憂いを断ち、静かに養生すれば二年は保てます」と答えました。

謝太尉が鳩の羽を切る判断、すごく咄嗟だったと思うんですが、それが必要なくらい司馬弘の体が弱っているという事実のほうが先に来て、正直見ていてしんどかったです。

司馬弘は、自ら楚北捷に会いに行く決意をして旅の準備を始めます。王后(おうこう)に三つのことを頼みました。一つ目、もし旅の途中で自分が死んでも必ず晋の土地に埋めること。二つ目、芳沁殿(ほうしんでん)にいる張貴妃(ちょうきひ)のことを見てやってほしい。死を望んでいるなら白い絹を渡し、妃の格式で弔うこと。そして誰が王位に就いても、王后は必ず後宮に引いてほしい。そのための詔書はもう残してあると。三つ目については、自分が直接やらなければならないと言うだけで、内容は明かしません。

この三つの頼み方、遺言そのものでした。病身で旅に出る人の言葉とは思えないくらい、ちゃんと整理されていて。

番麓(はんろく)は酔菊(すいぎく)を連れて、自分が城守を務める且柔城(しょうじゅうじょう)に戻ります。酔菊の言葉遣いや立ち居振る舞いを見て、番麓は「この人は白娉婷ではない」と確信します。では彼女は誰なのか。

そのころ、廃墟の関所で倒れていた白娉婷は、山民の阿漢(あかん)夫婦に助けられていました。10日間の昏睡の末にやっと目を覚まして、阿漢が救助したとき酔菊の姿がなかったと聞いた娉婷は居ても立ってもいられなくなります。大凉(だいりょう)の則尹(そくいん)のところへ行って酔菊を探さなければ。阿漢が妻の粗布の衣を着せ、荷馬車で国境を越えさせてくれました。

耀天公主(ようてんこうしゅ)が朝廷の議論を経ずに軍中へ直接、兵糧庫を設けようとしたところ、貴丞相(きじょうしょう)が王令を押しとどめます。「邦が栄えるには軍が強くなければならない」と反論する耀天ですが、丞相が反対している本当の理由は夫の駙馬(ふうま)に管理を任せようとしていることだと、耀天自身もわかっていました。

耀天公主、強引に見えるんですが自分の動機も人の思惑も全部把握していて、この人ちゃんと賢い。

そして娉婷が則尹の屋敷に辿り着きます。屋敷の者たちは幽霊でも見たような顔をしました。陽鳳と則尹は生きていたことを知って大喜び。娉婷はすぐ「酔菊を呼んで」と頼みますが、陽鳳には酔菊という人物に心当たりがありません。

則尹が事情を話します。自分の部下が山へ捜索に上がったとき、狼に食い荒らされた遺体を見つけた。そのそばに女物の衣と、娉婷の玉の簪があったから、白娉婷が死んだと判断したのだと。

娉婷はその場で倒れます。

あの玉の簪は自分が酔菊に渡したもの。自分が生きているということは、死んだのは酔菊だ。

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孤高の花 45話の感想まとめ

則尹の屋敷での最後の場面、この45話で一番きつかったです。

娉婷が「玉の簪は酔菊に渡した」と自分で思い出す形になっているのが、セリフで説明されるより重かった。娉婷自身の口から、自分が気づく瞬間として描かれているから。

番麓のほうでは「この人は白娉婷じゃない」とだけわかって、酔菊の生死については何も触れないまま話が終わります。そちらが宙ぶらりんのまま、娉婷側でだけ答えが出てしまっている。二つの流れが同じ話の中で並走している構造が、見終わってから じわっと効いてきました。

楚北捷が林で笛を吹いているシーンも、派手な場面じゃないのに陽鳳の一言がちゃんと刺さります。「病気になったら娉婷が心配する」という叱り方、叱りながらも楚北捷の気持ちをわかってるんですよね。

司馬弘が二年の命を持ってわざわざ楚北捷に会いに行くと決めた理由、この話の中では明かされないままです。三つ目の「自分が直接やらなければならないこと」もそのまま。病を押して旅に出る晋王が何を伝えようとしているのか、その答えが出るまではあのシーンが頭から離れそうにありません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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