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クルミットです♪
今回はついに魏儼の出生の秘密が本人にバレてしまう回です。徐夫人との対話がとにかく重くて、見ていてこちらまで胸が締め付けられました。一方で渔郡と容郡をめぐる政治劇も動き出して、小喬と魏劭の旅路もちょっと甘い空気になってきます。盛りだくさんの16話、それでは一緒に見ていきましょう!
折腰 16話のあらすじ
魏儼は元気そうな徐夫人の様子を見て、小喬が言っていた話をつい口にしてしまいます。そこで自分が小喬に騙されていたことに気づき、その場を離れようとしますが、徐夫人に呼び止められました。徐夫人は優しく、もう自分に会いたくないのかと尋ねます。
魏儼は魏家に対して申し訳ないことをしたと自分を責めながら、出生の真実をどうやって知ったのかを打ち明けました。陳滂の部下と会い、自分が陳滂の子だと告げられたというのです。
徐夫人はすべてを話しました。陳滂が青雲を無理やり奪って生まれたのが魏儼であること。恨みの渦に巻き込みたくなくて今まで黙っていたこと。そして、すべての過ちは自分にあると涙ながらに語ります。
この場面、徐夫人の声が震えるたびにこっちの喉も詰まりました。
魏儼は、自分を本当の孫だと思ってくれているのかと聞きます。徐夫人は幼い頃からずっと魏儼を可愛がってきた、魏劭以上に愛情をかけてきたと認めながらも、権力だけは絶対に渡せなかったと正直に答えました。魏儼が陳滂の子である以上、跡を継がせることは魏国を明け渡すのと同じだからです。
そして徐夫人は二つの道を提示します。ここに残るなら、これからも孫として可愛がる。ただし権力は永遠に与えない。もし出ていくなら、三度頭を下げて育ての恩に感謝し、二度と戻らないこと。
魏儼はしばらく考え込んでから立ち上がり、自分は野良犬のようなものだと自嘲します。
そう言いながら跪いて三回頭を下げる姿、正直つらかったです。
徐夫人は涙を流しながらそれを見つめ、もう魏儼が去っていくと覚悟していました。ところが魏儼は、徐夫人が自分を思って黙っていたことがわかったから、これからは魏家の息子として生きたいと告げます。徐夫人を手放せなかったのです。二人は抱き合って涙を流しました。魏劭もこの結末に安堵し、小喬の知恵に感謝します。
小喬はそのあと祠堂で謹慎中の魏夫人を訪ねました。魏夫人は徐夫人に見下され、小喬にまで辱められたと泣きじゃくり、魏劭も会いに来てくれないと嘆きます。でも小喬は、今の魏劭の立場ではここに来にくいだけで、跪きさえ終われば以前と変わらず家族だと伝えました。魏夫人はそれを聞いて安心した様子です。
一方、陳翔が急死し、陳滂は周囲に推されて辺州牧の座につきました。陳滂はすぐさま蘇娥皇の捕縛を命じ、陳翔の遺言だと偽って玉楼への終身幽閉を宣言します。
陳翔が亡くなった途端にこの豹変ぶり、やっぱりこの人は怖いです。
同じ頃、魏儼は陳滂の部下・陳烈に、両親がどう出会ったのかを問い詰めます。陳烈は二人が両想いだったと嘘をつきますが、魏儼は激怒して匕首を突きつけ、母は陳滂に奪われて命を落としたのだと言い放ちました。そして持ち去られたものをすべて返すこと、陳滂に二度と会えば敵同士だと伝えるよう命じます。
魏家の族叔は十四年前の恨みを忘れておらず、小喬に暴言を吐きます。それを見た魏儼が助け船を出し、当時の小喬に罪はないと擁護しました。小喬は魏儼に感謝の気持ちを抱きます。
辺州にはようやく麦の種が届きました。公孫羊は小喬の功績を称えますが、魏劭は小喬も喬家のために動いていただけだと少し意地悪な返し。公孫羊はそれが本気の不機嫌ではないと察して深追いせず、容郡の水路整備を急ぐよう話を進めます。魏劭は魏梟に命じて甄値を容郡へ赴任させることにしました。ただ容郡は袁旺との縁談も控えているため、公孫羊はもっと威厳のある人物を送るべきだと提案し、結局魏劭自身が向かうことになります。
蘇子信は蘇娥皇に事情を伝えました。蘇娥皇は陳翔の死を悲しみつつ、陳滂の幽閉命令に怒りますが、実は陳翔の遺命で、牡丹の命格を悪用されないための措置だと知ります。蘇娥皇は自分と小喬の運命の違いに感じ入りながら、脱出を決意。ですが街中は花鈿をつけた女性を捜索する人だらけで、逃げるのは容易ではありません。
ここで蘇娥皇が額の花鈿をあっさり拭き取ってしまうシーン、蘇子信じゃなくても驚きます。
魏劭は容郡へ発つにあたり、魏儼に渔郡の留守を任せます。魏儼は遠慮しようとしましたが、徐夫人が強く後押ししてくれました。この信頼に魏儼は感謝し、全力を尽くすと誓います。徐夫人は、今の穏やかな関係はすべて小喬のおかげだと言い、魏劭にも喬族との過去のわだかまりを手放すよう促しました。
渔郡行きを聞いた小喬は同行を申し出ます。魏劭は水路工事には危険が伴うと渋りますが、小喬は麦の栽培を教えられると食い下がり、魏劭が一緒なら怖くないと訴えました。その真っ直ぐな目に負けて、魏劭は同行を許します。
公孫羊にこの話をすると、小喬はただ魏儼と一緒にいたいだけではと言われ、魏劭は内心浮かれつつも認めず、民生を気にしているだけだとごまかしました。
この言い訳っぷり、素直じゃないにもほどがあります。
出発の朝、魏劭は小喬をずっと待っていて、着飾って出てきた小喬の姿に思わず見とれます。小桃もその視線の変化に気づくほどでした。見送りに来た魏儼は、口では小喬をよろしくと言いながら、馬車に乗り込む小喬をちらりと目で追っていました。
道中、小喬が風を感じようと窓を開けると、魏劭は風邪をひくからと閉めるよう言うだけ。小桃はその不器用さに呆れます。魏梁は魏梁で小桃に食べたい物はないかとずっと世話を焼き、小桃は口では面倒くさがりながらも内心は嬉しそうでした。
休憩中、小喬はさりげなく魏劭の隣に座ろうとし、魏劭は自分の外套を石の上に敷いてくれます。小喬は魏劭の干し飯を奪って食べ、正直かたくて食べにくいと思いつつも、一緒に食べられるだけで満足そうでした。容郡の風景を尋ねて魏劭に語らせ、うっとりした顔で見つめる小喬。容郡の景色より魏劭のほうがずっと素敵だと褒めるので、魏劭は今日の小喬は熱でもあるのかと本気で心配していました。
魏梁は容郡のグルメ情報まで調べ済みで、小桃にこの通りに巡れば魏劭と小喬の仲もきっと深まると意気込んでいました。
折腰 16話の感想まとめ
やっぱり一番心に残ったのは徐夫人と魏儼のやりとりです。徐夫人が権力だけは絶対に渡せないとはっきり言い切ったところ、優しさと非情さが同居していて複雑な気持ちになりました。それでも魏儼が三跪のあとに残る道を選んだのは、単純に嬉しかったです。
蘇娥皇の花鈿があっさり取れた場面は展開の伏線っぽくて気になります。あれは何かの前触れなんでしょうか。陳滂が座についた途端に蘇娥皇を追い詰め始めたのも、権力の怖さを見せつけられた気がしました。
後半の道中パートは一転して空気が軽くなって、小喬と魏劭のちぐはぐなやりとりに何度も笑ってしまいました。窓を閉めろとしか言えない魏劭、干し飯を奪って食べる小喬、二人のペースがずれているのに悪くない雰囲気で、見ていて肩の力が抜けました。魏梁の容郡グルメリサーチには、この人がいちばん本気で二人をくっつけたがっているんじゃないかと思ってしまいます。
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