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クルミットです♪
突然訪れたホー叔父さんの訃報。悲しみに暮れる家族をまとめようとするジュアン・ジエと、遺族の尊厳を最期まで守り抜こうとするチェン・マイドン。二人が向き合う「死」という重たいテーマが、過去のわだかまりや、ずっと隠してきた本音を少しずつ解きほぐしていく第7話。ホー叔父さんの旅立ちを整えるチェン・マイドンの静かな眼差しと、どんなに限界でも気を張り続けていたジュアン・ジエが最後に崩れ落ちる姿に、画面越しでも息が詰まりそうでした。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
春色の恋人 7話のあらすじ
ホー叔父さんがこの世を去ったという知らせに、家族には深い悲しみが広がります。妻のリャオ・タオは現実を受け止められず、葬儀の準備に手をつけることもできません。まずは戦友たちが中心となって霊堂を設営し、上海からジュアン・ジエが戻ってくるのを待つことになりました。
ジュアン・イェンと一緒に到着したホー・ニアオニアオが、お父さんの亡骸を前にして初めて死を理解するシーン。ジュアン・ジエの胸に顔を埋めて声を上げて泣き出すあの姿に、胸がえぐられるようでした。現場の空気が張り詰めていくあの独特の空気感、つらすぎます。
葬儀社ではチェン・マイドンが亡くなったホー叔父さんの最期の準備を整えていました。並んだ修復道具を見たリャオ・タオがその役割を尋ねると、チェン・マイドンは「尊厳を守るため」だと静かに答えます。夫をきれいに送り出したいというリャオ・タオの切なる願いに対し、彼は全力を尽くすと約束しました。
一方のジュアン・ジエは、悲しむ暇すら与えられていません。遺族の代表として山積みの手配をこなさなければならないからです。現地の慣習では「娘」である自分では訃報を出せないと知った彼女は、血のつながりはなくても息子同然のジュアン・イェンに指示を出します。どんなに辛くても、毅然と立ち回る彼女の姿は痛々しいほどです。
あんなに細い体で、倒れそうになりながらも背筋を伸ばして指示を出す背中。小さすぎて、どこかへ消えてしまいそうでした。見ているこちらの喉の奥がずっと締め付けられるような感覚です。
夜が更け、遺容の修復を終えたチェン・マイドンは、リャオ・タオを遺影の元へ案内します。夫に靴を履かせてあげてほしいという彼の言葉に、これまで耐えてきたリャオ・タオの糸が切れ、足元で崩れ落ちました。安置所の入り口でそれを見ていたジュアン・ジエも、ついに涙をこらえきれません。
深夜、疲れ果てて眠りについた周囲を横目に、ジュアン・ジエは足の痛みを押して立ち尽くして守霊を続けます。ようやく注文していた錦旗が届き、それを遺影に捧げた瞬間、彼女は張り詰めていた感情を一気に爆発させました。
駆け寄ったチェン・マイドンは、彼女をそっと支えます。ジュアン・ジエは「お父さんと呼べなかったことが悔やまれる。今さら言ったところで遅すぎる」と、消えることのない後悔を吐露しました。
「言いたい時に言っておけばよかった」という絞り出すような言葉。これ、本当に重すぎます。あんなに後悔の念が剥き出しになる瞬間を見せられたら、もう何と言っていいか分かりません。
休憩室でチェン・マイドンは、自身の過去を語り始めます。17歳の時、電話を一本取り逃したことで親友のソン・ランを失った出来事。死の重圧に押しつぶされそうだった彼を救ったのは、師匠の教えでした。血のついた靴を洗ってくれた師匠は、「死は突然やってくる。後悔しても無駄だ。誰かがやらなければならない仕事がある」と諭したといいます。
チェン・マイドンは、失うことは「受け入れること」を学ぶ過程だと言い、悲しみに暮れるジュアン・ジエを励ましました。その夜、門には訃報が貼られ、リビングにはリャオ・タオが一人、夫の好物だった材料を前にして静かに涙を流していました。
7話で一番きつかったシーン
なんといっても、錦旗を捧げたジュアン・ジエが泣き崩れるシーンです。ずっと「家族を支える長女」として完璧に振る舞ってきた彼女の鎧が、チェン・マイドンの前でついに剥がれ落ちたあの瞬間。強がっていた彼女が初めて見せた弱さが、あまりにも痛々しくて胸が震えました。
一方で、チェン・マイドンが語った自身の過去にも圧倒されました。死をただ悲しい出来事として終わらせず、職業として遺族の尊厳を支え続ける彼の覚悟。17歳の時に逃した電話という一生消えない後悔を抱えながら、それでも「誰かがやらなければならない」と仕事に向き合う彼の言葉には、反論できないほどの重みがありました。「失うことは受け入れることを教えてくれる」という彼なりの言葉も、自身の長い葛藤の末に辿り着いた結論なのだと思うと、ずしりと響きます。
最後のリャオ・タオが材料を前に一人で座っている場面も、本当にきつかったです。あんなに何気ない日常の風景なのに、そこに夫の存在がもういないという事実が、かえって冷たく浮き彫りになっていました。悲しみは一瞬で終わるものじゃなく、これからの暮らしの中にずっと影のように付きまとっていく……そんな現実を突きつけられたような、やりきれない余韻が残る第7話でした。
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