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クルミットです♪
今回は容児にとって念願だった重華殿の御膳房入りが叶う回でした。でも入れて終わりじゃないのがこのドラマの厳しいところで、そこから先が本当の勝負でした。周りに認めてもらえず落ち込んで、こっそり特訓して、最後はまさかの落馬事故に巻き込まれます。感情がジェットコースターみたいに動く回だったので、じっくり紹介していきますね。それでは9話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 9話のあらすじ
太監に連れられて歩いていた容児は、ちょうど通りかかった寿喜姑姑と栄恵太妃に出くわします。太妃は顔に赤い発疹が出た容児を見て、太監から「疫病にかかったので連れて行くところです」と説明を受けました。しかし寿喜姑姑がすかさず「これは花粉症によるもので疫病ではありません」とフォローし、太妃もそれを信じて容児を引き取ることに。こうして容児はついに重華殿の御膳房へ入ることができました。
まさかここで発疹が味方するとは思いませんでした
寿喜姑姑は容児を見習いから一段上の役職へ昇格させます。ところが彩碧は三年かけて見習いから今の役職になったのに、容児はわずか一ヶ月での昇格。周りが納得できないのも無理はなく、あちこちで陰口が聞こえてきます。彩碧は容児をそばに立たせて自分の下ごしらえを見せるだけで、手を出させてはくれません。みんなが忙しく動く中、自分だけ何もすることがない容児は、しょんぼりして帰っていきました。
落ち込む容児に、青児が声をかけます。彩碧は毎日朝早くから内務府へ食材を選びに行き、夜遅くまで膳房の食材を記録・確認している努力家だそうで、容児に手を出させないのはミスで御膳に影響が出るのを恐れているからかもしれない、だから焦らずにと諭しました。容児は彩碧のところへ行き、「一ヶ月で昇格できたのは寿喜姑姑と太妃に目をかけていただいたおかげで、自分の未熟さも分かっています。でもチャンスをください、必ず一生懸命やります」と頭を下げます。彩碧は「膳房は口先だけでは通用しません。包丁を持たせられる時が来れば止めはしません」と答えました。
正論すぎて何も言い返せない容児がちょっと可哀想でした
翌朝、人がいない隙に容児は蒸し卵作りを練習します。でも彩碧に見つかり、卵液の泡をきちんと取り除いていないことを指摘され、碗ごと残飯桶に捨てられてしまいました。それでも容児はめげません。彩碧について食材選びに行った際、細葉のニラしかないのを見た彩碧が太監にわざわざ幅広のニラへ替えさせる場面に立ち会います。なぜ違いにこだわるのか聞くと、幅広のニラの方が食感がさっぱりしていて太妃の膳に合うのだと教えてもらいました。
その後も人目を避けて卵を打つ練習を続けていた容児は、引き出しの中に手引書を見つけます。まさに宝物を見つけた気分で、書かれている通りに練習を重ね、ついに卵打ちに成功。彩碧にも認められ、蒸す作業まで任せてもらえるようになりました。容児は勢い込んで「これで一人前の仕事ができますか」と聞きますが、彩碧は「一度うまくいっただけ、まだまだ遠い」と冷静そのもの。容児は納得できず「やってみないと差が分からない」と食い下がり、彩碧もついに一度やらせてみることにします。ところが実際にやらせてみると、容児は次に何をすればいいか分からず手も足も出ない有様で、結局寿喜姑姑が彩碧に代わってもらう羽目になりました。
気持ちだけ先走って空回りする感じ、見ていて胸が痛かったです
門のところで沈み込む容児を見かけた李琪が声をかけます。せっかく昇格できたのに寿喜姑姑の役に立てないと打ち明けると、李琪は「寿喜姑姑が何を求めているか分かっていないだけだ、まず理解しようとしてみろ」と励ましました。容児はその言葉に深くうなずきます。
そこから容児は諦めずに努力を重ね、彩碧と寿喜姑姑もその頑張りを認めるようになり、彩碧はついに容児に包丁を持たせ、その都度細かく指導するようになりました。
物語はここで一気に緊張感を増します。容児は王爺たちが汗血宝馬をこっそり売り払っていたことを偶然聞いてしまい、皇帝が乗馬しようとして困っている今、彼らが慌てて処理しようとしていることまで知ってしまいます。そこを王爺本人に見つかってしまい捕まりかけますが、ちょうど通りかかった李琪のおかげで何とか逃げ切ることができました。
聞いちゃいけないこと聞いてしまった瞬間の空気、めちゃくちゃ怖かったです
容児は李琪に、この件を急いで皇帝へ伝えてほしいと頼みます。しかし李琪は、容児が王爺たちに口封じされることを恐れ、王爺のところへ直談判に行き、馬を補充すること、そして自分が皇帝の代わりに試乗することを条件に警告しました。王爺は李琪が容児の後ろ盾だと知り、ひとまず彼女を消すのはやめておくことにします。
一方の容児は、盗み聞きした一件がずっと引っかかったまま。厨房仕事の最中に手を切ってしまうほど気もそぞろで、とうとう李琪のところへ行き「汗血宝馬の件、まだ皇帝に伝えていないのでは」と問い詰めます。李琪は「関わりが広く根深い、余計なことは言うな」と釘を刺し、容児は納得できないまま怒って立ち去ってしまいました。
そんな中、溥儀は馬場で乗馬を楽しみ、気分が乗ったからとその場で食事をとることに決めます。容児はこれを好機と捉え、寿喜姑姑に自分が皇帝へ膳を運びたいと申し出ました。溥儀は容児が来たことをとても喜び、馬を降りて話しかけてきます。ところがその時、突然馬が驚いて溥儀に向かって突進。容児はとっさに溥儀を突き飛ばして守り、自分は壁にぶつかって倒れてしまいました。李琪が慌てて駆け寄り、容児を抱きかかえて御医のもとへ運んでいきます。
とっさに体が動くの、容児の性分がそのまま出た瞬間でした
溥儀の料理番 9話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり最後の落馬のシーンです。容児が全く迷わずに溥儀を突き飛ばしたところ、頭で考えるより先に体が動いた感じがして、この子の芯の強さを見た気がしました。壁にぶつかって倒れる音まで聞こえてきそうな勢いで、李琪が駆け寄る姿にもこちらまでハラハラしました。
昇格エピソードもなかなか見応えがありました。周りの妬みも当然だと思える一ヶ月での大出世で、彩碧にきつく当たられても腐らずに練習を続けるところに容児らしさが出ていたと思います。手引書を見つけて夜な夜な卵を打つ練習をする姿は健気で、蒸し卵くらいでここまで頑張るのかと思いつつ応援したくなりました。
一方で、彩碧が言った「口先だけでは通用しない」という言葉はぐさっと来ました。実力がないのに認めてもらおうとする容児の甘さをちゃんと指摘していて、彩碧の厳しさにも理由があるのが分かる場面でした。
汗血宝馬の密売の件は不穏な空気がずっと漂っていて怖かったです。李琪が容児を守るために王爺に取引を持ちかけたのも、容児のためを思ってのことだとは分かりつつ、当の容児には何も知らされないまま怒らせてしまっているのがもどかしかったです。手を切ってしまうほど気もそぞろになっている容児を見ると、こっちまで落ち着かない気持ちになりました。
最後、馬に突進された溥儀をかばって壁に激突した容児が、李琪に抱きかかえられて運ばれていく姿が頭から離れません。次にどんな怪我の説明があるのか、そこがずっと気になっています。
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