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クルミットです♪
今回は食材不足で容児がずっとお腹を空かせているところから始まります。そして偽の幽霊騒ぎに、まさかの三日以内の退去命令まで飛び出す、なかなか目まぐるしい回でした。裕公公の悪だくみが本格的に牙をむいてきた感じがして、見ていて気が抜けません。それでは32話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 32話のあらすじ
李琪が持ち帰る食材だけでは両宮の人数分には全然足りず、容児はいつもお腹を空かせています。李琪はそれを聞いてとても心配していました。
自分は我慢してでも人には食べさせようとする容児、優しすぎて心配になります
青児が太妃の梨湯を取りに来た際、容児は咳の具合を尋ねます。太妃は体が冷えやすく滋養も効きにくい体質で、燕の巣入りのスープを飲み続けているとのこと。容児は重華宮に食材と燕の巣を取りに行こうとし、青児の勧めで李琪と一緒にこっそり重華宮へ向かいました。ところが青児がこの動きを裕公公に知らせてしまい、二人は裕公公の手下によって重華宮に閉じ込められてしまいます。
小太監が「重華宮で盗みをしている者がいる」と兵士を呼びに行きますが、兵士が中を見ても誰もいません。実は容児を探しに近くまで来ていた彩碧が、閉じ込められた二人を見つけて助け出していました。
李琪と容児は、自分たちを狙う何者かがいることに気づき、これはやはり宝物泥棒の仕業だろうと話し合い、互いに気をつけようと確認し合います。
裕公公は雨で地下の隠し財宝が水浸しにならないか気にして人を見に行かせていました。そんな中、栄恵太妃は夜に門のあたりを人影が通るのを見て怯えてしまいます。容児はそばでずっと慰めていました。栄恵太妃がこの話を裕得福にすると、裕得福は話を大げさに脚色し、そこがかつて珍妃の住まいだったこと、太妃と仲が良かったので会いに来ているのかもしれないと言い出します。すっかり怖くなった太妃は、亡くなった端康太妃を弔いに行くことにしました。
太妃は容児に、端康太妃が好きだった桂花あんの菓子を多めに用意するよう頼みます。青児は以前慈寧宮で灯籠を取りに行ったときも陰気を感じたと言い、容児は「そういう場所には陰気があるのが当たり前」と落ち着かせます。栄惠太妃は寒さに弱いので容児が代わりに弔いに行くことになりましたが、宮女たちは慈寧宮に幽霊が出ると聞いて誰も行きたがりません。青児が無理やり皆を引っ張って連れて行きました。
こういう時だけ強引な青児、正直ちょっと苦手です
裕得福は小太監二人を慈寧宮に忍ばせて幽霊の真似をさせ、弔いに来た一同を脅かします。白い人影を見た容児たちはすっかり怯えてしまいました。戻ってから青児がまた太妃に幽霊の話をするので、太妃はますます不安になります。
栄惠太妃は裕得福に重華宮に戻りたいと訴えますが、裕得福は重華宮は民国政府に封鎖されていて入れないと言い、敬懿太妃のところに移るよう勧めます。太妃は仕方なく承知して敬懿太妃と同居することになりました。
李琪は幽霊など信じておらず、誰かが仕組んでいるに違いない、その裏には何か企みがあるはずだと考えます。容児も同じ気持ちで、裕公公がしきりに自分たちを追い出そうとしていることが引っかかっていました。二人はしばらく様子を見ることに決めます。夜、誰かがこっそり景仁宮に入っていくのを見つけ、後を追いますが中には誰もいません。何か仕掛けがあるのではと疑い、暗くて見えないので容児は床に香灰を撒いておきました。
この香灰、絶対後で役に立つやつです
敬懿太妃と栄惠太妃は一緒に暮らすことになるとは思ってもいなかったと感慨深げに話します。そこへ紹英が二人を訪ねてきます。太妃たちは、今は一つの宮に押し込められ、食事も何なのか分からないものばかりで生活が本当に苦しいと訴え、人手も足りないので何とかしてほしいと頼みます。しかし紹英が伝えに来たのは別の知らせでした。民国政府が、三日以内に二人の太妃に紫禁城から出て行くよう求めているというものでした。
溥儀の料理番 32話の感想まとめ
一番心に残ったのは、重華宮に閉じ込められた容児と李琪を彩碧が助けに来る場面です。あの一瞬本当に誰もいないように見えて、彩碧が気づいてくれて良かったとほっとしました。
裕得福の幽霊芝居はさすがにあきれます。人の恐怖心を利用して太妃を追い詰めるやり方は卑怯だと思いますし、栄惠太妃が本気で怯えている姿を見ると気の毒でなりません。もともと弱い立場の人をさらに怖がらせて追い出す、こういうやり口には素直にイラッとします。
一方で李琪と容児が香灰を撒いて仕掛けを探ろうとするところは、二人らしい冷静さで安心しました。感情で怯えるだけの周りと違って、この二人だけは筋道立てて動いているのが心強いです。
そして最後の三日以内の退去命令。ここまで太妃たちを脅かして重華宮を封鎖してきたのは、結局この結末に向けての布石だったのかと思うと、裕公公たちの計算高さに背筋が冷えます。敬懿太妃と栄惠太妃が並んで座り、二人でこれからどうするか考えている姿がとても寂しく見えました。
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