風起隴西-ふうきろうせい-のあらすじを感想付きで全話ネタバレで詳しく紹介!

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クルミットです♪

今回紹介するドラマは『風起隴西-SPY of Three Kingdoms-』です。
このドラマは、三国時代の曹魏と蜀漢を舞台に、三国志の裏側でうごめく無名の人々による諜報戦を描いた歴史サスペンスです。
複雑に絡み合ったストーリーラインと、それを実現するキャストの濃厚な演技が、緊迫感に満ちた空気感を醸し出し、画面から目が離せません。スタッフも一流どころを揃え、美術には「狼殿下」「上陽賦」「如懿伝」「軍師連盟」などの韓忠、音楽には「サントラ界の大御所」としてアニメやドラマなど多彩に活躍している川井憲次が起用されています。

陳恭役のチェン・クン (陳坤) は、ドラマでは「雨のシンフォニー」のチェン・ズクン役でデビューし、「恋する爆竹」のシュイ・ハン役などを経て、「争覇~越王に仕えた男~」では范蠡役、「華の家族」の金燕西役、「鳳凰の飛翔」では寧弈役、夢枕獏原作の「陰陽師:二つの世界」では晴明役、「ライバルと恋に落ちる方法」の周鋭役など、主役として数々の作品で人気を博しています。
荀詡役のバイ・ユー(白宇)は、「シンデレラはオンライン中!」の曹光役で注目され、「鎮魂」の趙雲瀾役でブレイク。「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」の羅非役や、「ロング・ナイト 沈黙的真相」の江陽役など、一筋縄ではいかない役柄に定評があります。

ところで、このドラマは各話にエピソードタイトルがついていますが、これは「兵法三十六計」からつけられたものです。例えば1話目の「梁を偸み柱を換う(偸梁換柱)」は「梁を盗んで柱に交換すれば建物が倒れてしまう」ということで、王や重臣を無能な人間に入れ替える工作を行って敵を弱体化させる、などの戦術を意味します。内容に即した兵法を採用し、各話を「第〇計」という形式で表しています。各エピソードにつけられた兵法がどういう意図をもってあてはめられているのか、毎回考えていくのも楽しいかもしれません。

ここでは『風起隴西-SPY of Three Kingdoms-』のあらすじやネタバレ感想、見どころ、最後の結末、といった話題を紹介していきます!
どうぞお楽しみにしてくださいね♪

風起隴西-ふうきろうせい あらすじ

時は三国時代、劉備亡き後の蜀漢を担う丞相・諸葛亮は、孫呉を討つべしという南征派を抑え、曹魏への北伐を行う。間諜・白帝からの情報を信じ瓦亭道で敵を待ち受けるも、張郃軍は番須道を通り、馬謖は街亭で大敗を喫する。諸葛亮が朝廷で立場を失ったことから、諸葛亮の腹心・楊儀が創設した諜報機関・司聞曹は誤報の原因を探ることに。そこで諸葛家に仕える密偵の家系の生き残り・荀詡は、司聞曹の曹掾・馮膺から、裏切った白帝を始末するようにと命を受け、白帝の正体に愕然とする。一方、曹魏の天水郡郡守・郭剛は、諜報機関の間軍司を使って、自分の身近に白帝が潜んでいるとも知らず、白帝をおびき出そうとしていた。曹魏は燭龍という間諜を蜀漢に送り込み、白帝の情報をすり替えていたのだ…

風起隴西-ふうきろうせい-各話あらすじ」はこちらから

ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。

見どころポイント

本作は、数々のヒット作を持つ作家・馬伯庸の小説「風起隴西」を原作とした三国志素材の小説のドラマ化です。馬伯庸と三国志といえば「三国機密」で、「三国志 Secret of Three Kingdoms」にドラマ化されていますが、あちらも通常の三国志とは違った角度で切り取られた「もう一つの三国志」でした。この「風起隴西」はスタート時点が228年で、すでに蜀の劉備たち三義兄弟も魏の曹操も亡くなっており、主要な三国志のキャラクターで登場するのは諸葛亮くらい、歴史上の人物もあまり登場しません。
つまりまさに「裏三国志」、三国志の裏で動いていた諜報機関での、名もなき男たちの物語ということになります。前半はまさに三国志版「インフォナル・アフェア」といった趣で話が展開していきますが、後半になるとドラマが新たな表情を見せ始めます。短い話数の中ながらぎゅっと詰まった「男たちの裏三国志」と言えるでしょう。

風起隴西-ふうきろうせい 評価・レビュー

中国ドラマ「風起隴西-ふうきろうせい」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪

ネタバレを表示する

通常の中国時代劇の中では24話と短い話数ながら、濃厚に詰まっていて、最後の最後まで騙されて「やられた!」という達成感で見終わることができました。
半分までは「燭龍」の正体を捜索するのがメインのスパイドラマだったのですが、燭龍が比較的あっさり高堂秉だと判明してからの、混沌とした複雑な進行に混乱した方も多かったかもしれません。
曹魏は陳恭を使って蜀漢を騙していると思い、李厳は陳恭を使って諸葛亮を騙していると思い、しかし馮膺は陳恭を使って李厳と曹魏を騙していると考えていたわけです。しかし実際は、陳恭がすべての人々を欺いて、自分の間諜人生に幕を引きつつ荀詡を守り通そうとしたのでした。

陳恭は優れた間諜だと誰もが認める存在で、もし馮膺の計画がそのままうまく進行すれば、馮膺は処刑され、陳恭は燭龍として曹魏へ凱旋し、白帝の本性を押し隠したまま残りの人生を送ることになったのでしょうか。しかし翟悦を自分の腕の中で失うことになり、陳恭はこれ以上偽りの中で生き続ける気力が折れてしまったのですね。何度となくハラハラと涙を落とす場面が見られた陳恭の内なる繊細さに、こんなに脆くて間諜を続けていられるのかと心配になっていたので、最後の展開にはむしろ納得してしまいました。

蜀漢と曹魏の双方の潜入組織が崩壊状態になり、五仙道も壊滅し連絡網も断たれたわけで、最終話時点での諜報戦は魏と燭とでは痛み分けというよりは、曹魏の方がよりダメージ多めに食らっているように思えます。それでも結局歴史の勝者は曹魏になるのですから、不思議なものですね。
それにしても司聞曹の方が詳細に描かれているのに対し、間軍司の方は糜冲と梁倹だけしか出てこなくて、曹魏の描かれ方があっさりだったので、もうちょっと曹魏の方も掘り下げてみて欲しいなと思ってしまいました。双方同じくらいの配分で、倍の尺で描いたら、どんなドラマになるのでしょうか。今ですら騙し騙され大混乱なので、双方の諜報戦を念入りに描いていたら、とんでもないことになってしまいそうですね!
それでもこういう男たちの骨太な心理戦は、個々の俳優の個性が光って、心にがっちりと爪痕を残してきますよね。もっとこういうドラマが沢山作られて欲しいものです。

風起隴西-ふうきろうせい キャスト・登場人物

中国ドラマ『風起隴西-ふうきろうせい』のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリストでご紹介します!。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールが一目でわかります。

<陳恭役・陳坤(チェン・クン)>
陳恭は蜀漢の間諜・白帝として曹魏に潜入し、郭剛の信頼を得ていましたが、自分が送った情報のせいで蜀漢が大敗を喫したことで、蜀・魏双方から狙われる立場に。優秀な間諜であるために、間諜として生きることに密かに傷つく姿を陳坤が繊細に演じていました。
陳恭を演じる陳坤は、ドラマでは「雨のシンフォニー」のチェン・ズクン役でデビューし、「恋する爆竹」のシュイ・ハン役などを経て、「争覇~越王に仕えた男~」では范蠡役、「華の家族」の金燕西役、「鳳凰の飛翔」では寧弈役、夢枕獏原作の「陰陽師:二つの世界」では晴明役、「ライバルと恋に落ちる方法」の周鋭役など、主役として数々の作品で人気を博しています。長年の親友である女優・周迅と共同で個人事務所を設立しており、最大の理解者として家族以上の関係を築いています。

<荀詡役・白宇(バイ・ユー)>
諸葛氏に代々仕える密偵の家に生まれた荀詡は、司聞曹の靖安司の副司尉で、突然親友の陳恭が白帝であると知らされ、天水への潜入と陳恭の殺害を命じられます。真相を突き詰めずにはいられない性格の荀詡が、事案をややこしく混乱させていきます。
荀詡役の白宇は、「シンデレラはオンライン中!」の曹光役で注目され、「鎮魂」の趙雲瀾役でブレイク。「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」の羅非役や、「ロング・ナイト 沈黙的真相」の江陽役など、一筋縄ではいかない役柄に定評があります。

<馮膺役・聶遠(ニエ・ユエン)>
司聞曹の曹掾・馮膺は、優れた洞察力を持つ蜀漢の諜報活動の要でしたが、街亭の大敗の原因となった誤情報のせいで、司聞曹は政争の具となっていきます。しかし実はそこに馮膺の計画が隠されており、政争と諜報戦を同時に攻略する策士の謀略が蠢くように…
聶遠は「三国志 Three Kingdoms」での趙雲役、「皇后の記」ではホンタイジ役などを経て、大ヒットした「瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」での乾隆帝役が好評で、そのスピンオフの「金枝玉葉 〜新たな王妃となりし者〜」の他、「コウラン伝 始皇帝の母」では呂不韋役、「伝家」では席維安役など、于正制作や関連のドラマには欠かせない存在です。

<翟悦役・孫怡(スン・イー)>
翟悦は荀詡の従妹で、陳恭が結婚後すぐに曹魏に潜入したため、自らも五仙道に聖女として潜入し、黄預に気に入られます。間諜生活に疲れ、荀詡に帰りたいと訴えることも。
翟悦を演じる孫怡は、「ミーユエ 王朝を照らす月」では楚の公主・羋瑤役から、「あの日のI Love You」のヒロイン、リー・リー役で注目を浴びます。「夕月花~三世を駆ける愛~」の冬月/聞心役など、主役級の作品が相次いでいます。郭剛を演じていた董子健と撮影時はご夫婦だったのですが、残念ながら離婚しています。

<黄預役・張暁晨(チャン・シャオチェン)>
五仙道の祭酒・黄預は、曹魏と結託して教団の隆盛を目論みますが、潜入していた聖女こと翟悦と、陳恭の暗躍により、逆に教団は壊滅状態に。陳恭に裏切られ、曹魏に利用されつつも五仙道のために必死な若き祭酒を、張暁晨がナイーブに好演しています。
張暁晨は「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」では劉武役、「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」では長慶役、「三国志 ~趙雲伝~」では馬超役、「海上牧雲記 〜3つの予言と王朝の謎」の牧雲徳役、「蘭陵王妃~王と皇帝に愛された女~」では香無塵役、「卿卿日常~宮廷を彩る幸せレシピ~」では野心的な嫡長主・尹嵩役、「贅婿」では冒頭で主人公を陥れた唐明遠役、「千古の愛、天上の詩」では魔尊・玄一役など、複雑に屈折した役を多く好演して人気を博しています。

<柳瑩役・楊穎(アンジェラ・ベイビー)>
天水から南鄭に戻る途中、山賊に襲われていたのを荀詡が助けた女楽師で、荀詡はすっかり魅せられますが、実際は曹魏の連絡役で、馮膺や李厳をも手玉に取る女間諜でした。謎めいた存在の柳瑩はアンジェラ・ベイビーにぴったりの役柄だったと思います。
アンジェラ・ベイビーはモデル出身で、「雲中歌~愛を奏でる~」雲歌役や「孤高の花~General&I~」白娉婷役などの古装劇での主演や、「マイ・ディア・フレンド~恋するコンシェルジュ~」ではジェンジェン役、「トワイライト~恋がはじまる時間~」ではリウ・シア役など、現代劇でもヒロインとしてその美貌もあって人気を博してきました。「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」のジョン・メイバオ役の演技で、さらに演技力でも注目されるようになっていましたが、中国で「封殺」と呼ばれる、いわゆる懲罰的に芸能界から「干された」状態に置かれて、レギュラー出演していた番組からも降板になっていましたが、だんだん活動が回復しつつあるようなので、復帰が楽しみです。

風起隴西-ふうきろうせい 基本情報

配信局: 愛奇藝
原題 : 「风起陇西」
原作 : 馬伯庸(「長安十二時辰」「三国機密」「洛陽」)の「風起隴西」
放送開始日: 2022年4月27日
話数 : 全24話
脚本 : 金海曙、金昱
監督 : 路陽(「解憂〜西域に嫁いだ姫君〜」、映画「ブレイド・マスター」)

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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