風起隴西-ふうきろうせい-あらすじ-4話-5話-6話-感想付きネタバレでありで!

ご訪問いただきありがとうございます!
クルミットです♪

街亭での誤情報で大敗を喫したことで、誤情報をもたらした間諜・白帝の裏切りが取りざたされ、司聞曹の荀詡は白帝こと陳恭の処分を命じられ、曹魏への潜入を命じられます。陳恭は曹魏の間諜・燭龍による情報のすり替えが行われたと知り、荀詡と共に真相を暴こうと考えますが、蜀漢では李厳が司聞曹の掌握に成功することに。

もっとしばらく曹魏に滞在するのかと思っていましたが、もう荀詡は帰り支度のようです。荀詡の不在の間に大炎上した司聞曹では、荀詡の帰還がさらに燃料となって組織がグダグダに。白帝の冤罪は晴らすことができるのか、燭龍の正体のヒントは全く見えてこない中、謎ばかりが積み重なっていくように思えます。

【風起隴西-ふうきろうせい】(ネタバレあり)

第4計「笑いの裏に刀を蔵(かく)す」

司聞曹では、李厳の腹心・狐忠が個別に面談を行っていた。高堂秉は、街亭の件で白帝について聞かれ、白帝については極秘事項だからと言葉を濁す。曹魏の「青萍計画」についても、狐忠がそれを白帝に関連付けようとしているとわかり、高堂秉は口をつぐむしかない。
とうとう馮膺が狐忠に呼び出され、なぜ荀詡を曹魏に遣わしたのかと問いただされる。「荀詡が白帝の姻戚」と指摘されるが、馮膺は初耳だと答え、荀詡には掟に沿って毒を飲ませたので、白帝を見逃すことはないと説明する。
李厳と狐忠が、知っているはずのないことまで知っているように見えるのですが…

間軍司では、吉利車馬行の者たちが皆捕えられ、連行されていた。金隊長の配下が一人生き残って運ばれたため、糜冲はいかなる手を使っても供述させるようとする。さらに陳恭を密かに見張るよう命じ、梁倹は自分が見張りを申し出る。
金隊長の配下、あれはやはり一人が生き残ってしまったのですね

荀詡は谷正が「赤帝」という間諜との接触を語っていたことから、谷正自身は利用されたのだと考える。陳恭は馮膺から「谷正は白帝だけの連絡係」と聞かされていた。谷正と赤帝は矢文でやり取りをして互いの顔は知らないため、「燭龍は司聞曹で高位にあり勝手に赤帝の名をでっち上げた」と考えられ、谷正の死で陳恭と荀詡は釈明不可能な絶体絶命に。
ここまでの情報だと、断然馮膺が怪しいのですが、そんなに簡単ではないでしょうね

司聞曹の上層部全員と話した狐忠は、李厳に「馮膺はずっと楊儀についているが、忠誠心が強いとは言えない」と報告する。馮膺は白帝について早期の決着を楊儀から命じられたが、奥の手を残したからだという。そこで李厳は馮膺をそのまま在任させ、自分の手の者を補佐として送り込もうと考え、狐忠は楊儀を恨む李邈が適任だと推薦する。李邈は罷免された後、狐忠を頼っていたのだ。
李邈がこんなに前に出てくるドラマある?と、三国志ファンならじんわりきますね♪

陳恭はまだ手はあるはずだと、「燭龍を知る者=郭剛を証人にさせる」と、郭剛をかどわかして、魏軍に1日で追いつかれぬようにする策を考えていた。郭剛は「公輸子の竹鵲」の復元を陳恭に命じていたため、それを利用しようというのだ。曹魏で公輸子の墓が発見されたため、郭剛は資料を集めて陳恭に渡していたというのだ。荀詡は陳恭が命を落とすかもしれないと反対するが他に策はなく、荀詡は落下地点で待つことに。
郭剛に友情を感じている陳恭に、その策を実行できるのでしょうか?

李邈は狐忠の推薦を受け、李厳と面会する。李厳に罷免の理由を聞かれた李邈は、馬謖を許すよう諸葛亮に進言した際、「楚は得臣を誅殺した後衰退した」と禁忌の話を持ち出したせいだと説明する。楊儀と不仲になった李邈は、司聞曹粛正の献策をしたいと言う。
李邈は致命的にどこかずれている感じ。李厳はそれを察した上で利用するのでしょうか

諸葛亮は北伐の必要性を訴えた上奏文を作成したものの、今はそれを奏上するつもりはないという。楊儀は李厳が司聞曹に大鉈を振るっていることに不安を訴えるが、諸葛亮は李厳に他意があるという楊儀の意見を否定して、ひとまず李厳に司聞曹の粛正を任せることに。
司聞曹では処分が発表され、馮膺と高堂秉は減俸に留められたが、陰輯は降格させられ、孫令は昇格となる。そして姚柚は罷免されるという処分の差は内部で疑心暗鬼を生むことに。
李厳は司聞曹を解体したいだけなのでしょうか?

陳恭が「公輸子の竹鵲」の完成を告げると、郭剛は喜んで「ある計画を実行したい」と持ち掛ける。郭剛によると、蜀漢の最新の連弩は殺傷力が高く、燭龍のおかげで総成部にある製造拠点を特定できたのだという。そこで「公輸子の竹鵲」を使い、燭龍と協力して設計図を盗み出そうというのだ。糜冲が竹鵲に不安を唱えたため、郭剛は陳恭と梁倹に試験飛行をさせようと言い出す。陳恭を引き立てたい郭剛を見て、糜冲は陳恭への不信をあらわにし、自分が試験飛行に同行すると言い出す。郭剛が糜冲に「陳恭を守ってやれ」と言うのを聞いた陳恭は複雑な表情を浮かべる。
郭剛はいうなれば「ノリがいい」タイプなのでしょうね

郭剛が試験飛行を隠すのに「糜冲と陳恭の訃報を流す」という一計を案じたため、荀詡の立場も守られることに。途中で糜冲を殺めて陳恭が糜冲になりすますことで、陳恭はこの世から消えるという。陳恭は荀詡から毒の短剣を受け取り、二人で故国に戻れる喜びを感じるが、陳恭が嬉しそうなのは、五仙道の祭酒・黄預が迎えるからで、五仙道には翟悦がいるからだった。一方、糜冲は陳恭が西蜀で怪しいそぶりを見せたら処分するつもりでいた。捕えた蜀兵の件は梁倹に任されることに。陳恭は翟悦との婚儀の時に、無骨に立会人をつとめた荀詡の姿に二人で笑いをこらえていたのを思い出していた…
糜冲と行くというのは「燭龍を知っている証人」という計画はナシになったのですね?

第5計「客を返反(かえ)して主(あるじ)と為(な)す」

荀詡は天水の城門から無事脱出する。郭剛は馬車の事故を工作し、糜冲と陳恭の訃報を偽装した。郭剛はその夜、二人の送別の宴で、準備していた偽の通行証を二人に渡す。陳恭の偽名は「陳渭」で商人の身分が用意され、糜冲は「糜衡」で陳渭の従者だという。
糜冲を従者にしたのは郭剛の軽い嫌がらせのような

梁倹が「蜀の間諜が白帝に会ったことがあると白状した」と連れてくる。間諜によると白帝は郭剛の側近だというので、陳恭の顔を見せると会ったことがないと言う。間諜は隙を見て剣を奪い糜冲を襲ったため、梁倹が斬って重要な証人を失ってしまうことに。翌朝出発前、郭剛は糜冲の軽率さを諫め、最初から間諜は暗殺が目的で自供したのだと見る。そして設計図を奪ったら陳恭は天水に戻り、糜冲は五仙道を編成するように命じる。
郭剛は騙されているお坊ちゃま、というだけではないような気がしてきました

司聞曹に李邈が赴任し、孫令は知らない顔だったため見咎めるが、李厳の命で西曹掾に就任することになったというので、孫令は一転媚びて案内する。
二人の関係性が一瞬で逆転するのが、それぞれの性格が出ていますね♪

陳恭は道すがら、糜冲に自分を嗅ぎまわる理由を尋ねるが、糜冲は陳恭をずっと疑い続ける。陳恭は出立前に、荀詡に「どうやって糜冲になりすます?」と聞かれ、順路の途中に水路があることを明かす。糜冲は冀州出身で泳げないのだ。青龍灘は激流のため転覆事故に見せかけることができるが、陳恭は自分だけが助かるための胴衣を作っておいたのだと言う。しかし糜冲は警戒していて、勝手に順路を変更して水路を避ける。
糜冲も優秀なので、ただではやられないのですね

荀詡は山賊に襲われる馬車を見かけて見過ごせず、つい助けてしまう。一人だけ若い女性が生き残っていたが、荀詡は手を差し伸べた彼女の美しさに目を奪われる。
アンジェラ・ベイビーはやっぱり見とれるほどきれいですよね~♪

李邈は馮膺に就任の挨拶に伺う。馮膺は李邈に司聞曹の職務の中で「対内」を任せることに。軍謀司の高堂秉は、上役になるかもしれない李邈の人柄を気にするが、司聞司の陰輯は「李邈は門外漢だから内勤の担当」と予想していた。しかし陰輯は、内勤の方が司聞曹には対抗できない「五仙道」を担当することになるから厄介だと言う。
馮膺の、笑顔でも目が笑っていない表情が怖いですね

荀詡が助けた女は柳瑩と名乗る。身の上を聞くと、かつては武都の玉鳴楽坊の楽師だったが、魏軍から逃れて仲間と山を歩いていたところを、山賊に襲われたのだと言う。頼れるところは、南鄭に芸事を教わった師匠・紫随煙がいるというが、その名は、琴と簫の名手として荀詡も耳にしていた。南鄭に連れて行って欲しいと頼まれ、荀詡は快く引き受ける。
柳瑩のことを美人だからってあっさり信じてもいいのでしょうか?

糜冲は荷物と馬車を隠して、この先を馬で進もうと言い出す。その夜、荀詡たちは宿をとり、荀詡が草笛を吹くと柳瑩が横笛を奏でる。陳恭と糜冲は宿で一部屋しかとれず、しかも馬小屋のような部屋をあてがわれる。翌朝、陳恭は宿の使用人の小六子に文を託そうとするが、糜冲に秘密にしようとしたのを聞かれてしまう。糜冲は小六子に聞き出そうとするが、文の届け先が妓楼の金御瑶だと聞いて呆れる。その隙に、陳恭はこっそり互いの荷を交換する。
陳恭も荀詡も着々と計画を進めている感じですが、大丈夫なのでしょうか

荀詡は南鄭の城門に到着し、兵士に司聞曹の身分を告げて通過する。柳瑩から身分を問われ、事情があって正体は明かせないと答えるが、恩返しとして柳瑩から愛用の竹笛を贈られる。柳瑩はここから自分一人で紫煙閣へ向かうというので、別れの杯を交わす。
司聞曹の間諜なのに、荀詡は女性慣れしていなくてピュアですね♪

荀詡が司聞曹に戻ると、高堂秉が「不在の間に司聞曹で天変地異が起きた」と言う。白帝の件で処分が行われ「もはや司聞曹は、楊儀ではなく李厳の管轄下」という事態に荀詡は驚く。馮膺に呼び出された荀詡は、天水での任務を報告し、白帝の諜報活動に問題はなく見えたと答える。谷正の死については「自分と会った直後に死んだ」と、白帝の関与として語り、白帝の死は「糜冲と乗った馬車を崖から転落させた」と答える。馮膺は陳恭と荀詡が考えた作り話に納得したかのように、解毒剤を差し出す…
ここまではうまく行ったように見えますが、馮膺は納得していないようでもあり…

第6計「屍(しかばね)を借りて魂を還(かえ)す」

荀詡は上司となった李邈に挨拶し、司聞曹には曹魏の間諜が入り込んでいると報告するが、そのことは馮膺には報告していなかった。谷正は白帝専属の連絡係だったが、司聞曹の命を受けて偽の間諜・赤帝にも情報を送っており、潜入している間諜は「燭龍」だと語る。李邈は荀詡に、燭龍について内偵する権限を与え、李邈だけに報告するように命じる。
荀詡が馮膺には伏せて李邈にだけ報告した意図は…?

蜀漢国境の陽平関。陳恭は兵に逆らって騒ぎを起こし、糜冲をわざと「陳主簿」と呼び、玉符を投げ渡して逃げ出す。糜冲はやはり陳恭が白帝だったと確信したものの、突然射られた赤い矢に貫かれ命を落とす。陳恭は兵に追い詰められるが、崖下に隠れて難を逃れる。
糜冲はこれで退場?なんてもったいない

荀詡は司聞曹の面々の前で任務内容を報告する。連絡係の谷正が殺され、家族が捕えられたために白帝の暗殺を早めたが、任務の内容が曹魏に露呈したため金隊長らが戦死したとの内容に、馮膺は街亭事案の捜査打ち切りを決定する。李邈は荀詡を司尉へ昇進させるが、その場で谷正の密命について暴露したため、馮膺は顔色を変えて問い詰め、荀詡も困惑する。
李邈はわざと引っ掻き回しているのか、本気で空気読まない無能なのか、どっちでしょう

荀詡の配下の従事たちは、荀詡の昇進は間違いないと噂し前祝をと考えていたが、会議では赤帝問題が紛糾する。司聞曹は赤帝という秘匿名で間諜を遣わしたことはなく、李邈は赤帝を曹魏の間諜・燭龍のでっち上げで、谷正は嵌められたのだと推測し、街亭事案の捜査は継続すべきだと言う。馮膺は、街亭事案と曹魏の間諜の潜伏事案は分けようと、燭龍を突き止める捜査に荀詡と高堂秉と陰輯を指名するが、李邈は事の進捗は李厳に報告すると言う。
これで司聞曹は、対内と対外で真二つに割れることになってしまいそうです

李邈は荀詡に、谷正の密命暴露を謝罪し、馮膺を止めるには明かすしかなかったと説明する。しかし荀詡は馮膺を不快にさせたのではと心配する。馮膺は何度も李厳から呼び出されているが拒み続けていた。孫令は楊儀が再起を見込めないだろうという噂から李厳との付き合いを勧める。馮膺は孫令をたしなめつつ、李邈とは懇意にするように言う。荀詡の配下は報奨金をあてにして一緒に飲もうとしていたが、一蹴されてしまう。裴緒から「白帝は天水の主簿・陳恭だと知れ渡った」と聞かされた荀詡は、それは荀詡が戻る前日のことで、会議では誰も何も言っていなかったことに愕然とする。
司聞曹はずっと燭龍の工作でぐちゃぐちゃにされていたのでしょうか

蜀漢の陽平関で糜冲の遺体があらためられ、平北将軍の馬岱は、間諜が「絹将軍の陳渭」という身分だったと報告を受けるが、偽名だろうと見る。もう一人は紫龍峡で姿を消したというので、配下にすべての物証を司聞曹に引き渡すように命じる。
糜冲は実は生きていた、となるのかと思ったのですが。さりげなく馬岱が登場です!

荀詡は密かに裴緒だけに「燭龍こそ大きな脅威だ」と打ち明け、二人の転落死は目くらましだと語る。白帝は五仙道に潜入して燭龍を突き止めるため、途中で白帝が糜冲に入れ替わる計画で、順調ならもうすぐ白帝の死が知らされるはずだった。荀詡は「燭龍は木版を扱える人間」だと考え、すり替えは祁山の軍営で起きたと見ていた。最も疑わしいのは馮膺だが、馮膺を隠れ蓑にしているのではないかという。裴緒は馮膺に近しく木版の管理を行う孫令ではないかと考える。そんな中、荀詡は帰ってから誰かに見張られている気がしていた。
孫令が不出来を装って内部を引っ掻き回しているのだとしたら、すごいことですよね

荀詡は馮膺の元へ呼び出され、軍技師の校尉・譙峻に紹介されて「青萍計画」について説明するよう求められる。その最中、馮膺に陽平関から「間諜が一人死亡、一人が逃走中」との知らせが届く。荀詡は譙峻を自室に案内しようとして、そこで見張りの目を感じる。
ひとまず陳恭が無事だということは荀詡に伝わった、ということでしょうか

陳恭は秦沢という男の馬車に拾われ西郷に向かっていた。安康の没落した商家の糜衡と名乗るが、話すうちに秦沢は迎えに来た五仙道の人間だとわかる。一方司聞曹では、陰輯が高堂秉に「荀詡は疫病神だから近づくな」と警告し、馮膺と飲みに行くのに陰輯を誘う。
糜冲が狸寝入りで「連絡した」と言っていた五仙道の出迎えが彼ですね

荀詡は譙峻に「曹魏の間諜が連弩の情報を盗む方法」について語る。ひとつは、連弩の設計図か実物を盗む。もうひとつは職人を拉致するか買収する手だ。最新技術に関わる職人は複数おり、大型の蜀都は解体も難しく、小型の元戎は厳重に保管されているため、曹魏にとって得策は設計図狙いとみられた。設計図は二枚あり、丞相の役所と軍技師の総成部に管理されているという。総成部への道は片側絶壁の細い一本道で、関所三つにより厳重に検査されているという。荀詡はさらに合言葉を毎日変えることを提案する。
ここまで厳重に管理しているのに、人間は穴だらけなのですよね~

陳恭は西郷の関所に到着し検問を受けるが、秦沢は陳恭を下働きだと言って関所を通す。陳恭は秦沢にあらためて「間軍司の糜冲だ」と名乗り、今夜黄預祭酒に会いたいと求める。
順調に五仙道に潜入できそうですが、順調すぎて逆に心配になりますね♪

馮膺は譙峻を見送った後荀詡に、谷正について隠し事をしていた理由を尋ねる。荀詡は「確信が持てなかったから黙っていた」と答え、李邈の質問が細かかったため隠せなかったと説明する。しかし馮膺は、自分に疑いを持っているのではないかと荀詡を質す。荀詡を遣わしたのは白帝を生かしたかったからだという馮膺の言葉に荀詡は驚き、それでも疑問の残る街亭事案を打ち切ろうとする馮膺のやり方には納得がいかない。そんな中、陰輯は馮膺との酒席に出席するつもりだったが、自宅に戻ると突然李邈が訪問していて動揺してしまう…
馮膺に部下として仕えるのもしんどそうですが、李邈も嫌ですよね~

4~6話の感想

三国志の中では比較的有名な馬岱(馬超のいとこ)がちょっとだけ登場していましたが、李邈に比べてその露出の少なさよ… 三国志では李邈なんてほぼモブなのに、モブが無理やりスポットライトを浴びに出て来たようで落ち着きません。李邈は自分でできる人間だと思っているのに、やっていることは組織を引っ掻き回しているだけになっていますよね。李厳がどういうつもりで李邈を送り込んで来たのかわかりませんが、いったん組織をぶち壊してから自分の手に収めようということなのでしょうか?

荀詡は意外とあっさり帰ってきた感がありますが、むしろ曹魏に行っていた間より、帰ってきてからの方が地獄度高めな気がします。曹魏に居た時は陳恭との信頼関係で安心感がありましたものね。糜冲さえ疑っていなかったら、もう少しゆっくり曹魏での内偵を進めてからの帰国でもよかったように思いますが、何しろ全24話なので!話の展開がサクサク進んでいくのは仕方のないことかもしれません。

そして陳恭は糜冲を陥れて一人五仙道に向かったわけですが、郭剛はワクワクしながら二人の帰りを待っているのでしょうか。陳恭の裏切りを郭剛が知る時が怖いですね。信用していた側近を一度に二人失い、しかも片方の裏切りで殺されたわけですから、郭剛が覚醒して陳恭を本気で追ってくるのではないでしょうか。
それにしても糜冲がこんなに早々に退場してしまうのはショックでした。陳恭との絡みはもっとみていたかったのに。そして糜冲を貫いた赤い矢は、一体誰の仕業なのでしょうか?赤だけに赤帝の匂わせ?ありそうですが、どうでしょう。
赤帝と燭龍の正体がわかるまでは、苛々グダグダかき回されて謎ばかりが膨らんでいくことになりそうですが、孫令が燭龍、ということだけはないような気がします♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする