ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
沈(しん)家が処刑台に上がるという絶体絶命の光景、そして沈驪歌(しんりか)が突如として血を吐いて倒れ込むあまりにも惨い結末に、言葉を失いました。眠り続ける彭城(ほうじょう)王・劉義康(りゅうぎこう)をよそに、影で糸を引く徐臨(じょりん)の正体が明らかになり、沈家を襲う運命の残酷さが痛いほど突き刺さる回でした。それでは27話を一緒に見ていきましょう!
驪妃 27話のあらすじ
彭城王殺害計画の汚名を着せられた沈家一門に、翌日の正午に処刑するという無情な判決が下されました。証拠は完璧に作り上げられており、沈家は成す術もなく死の刻を待つことになります。彭城王の側近である三宝(さんぽう)は、主君が昏睡状態から目覚めなければ沈家を救えないと必死に呼びかけを続けますが、彭城王は指先をわずかに動かすだけで、再び深い眠りへと落ちてしまいました。
三宝のあのすがるような呼びかけ、見ているだけで胸が詰まりました。指先が少し動いただけで、あれで精一杯なんて残酷すぎます。
沈家が窮地に立たされる中、謝韞之(しゃうんし)は沈驪歌を屋敷に招き、二人は初めて互いの本心を打ち明け合います。長年のわだかまりがようやく氷解しましたが、その穏やかな対話がかえって、迫りくる別れの切なさを強調していました。
敵同士だった二人が最後に心を通わせるなんて。この先の悲劇を思うと、二人の優しさが胸に突き刺さりました。
当主の沈廷章(しんていしょう)は、娘の驪歌から聞いた刺客の特徴から、相手がかつて共に戦った副将・徐子憲(じょしけん)であると確信します。かつて高祖皇帝の奇襲戦で、沈廷章は百姓の避難を優先せざるを得ず、徐子憲や王公(おうこう)の双子を見捨ててしまいました。誤解を抱えたまま、彼は徐臨と名を変えて長年復讐を企んでいたのです。真相を知ったときには、すでに沈家の運命は覆せなくなっていました。
戦火の中での苦渋の決断が、何十年もの時を経てこんな復讐の連鎖を生むなんて。沈廷章の後悔の表情が頭から離れません。
一方、沈楽清(しんらくせい)の狡猾な動きが事態を悪化させます。彼女は春芳(しゅんほう)が彭城王に毒を盛る計画を目撃しますが、沈驪歌を救い出させないために、あえてその殺し屋の計画を暴露するという手段に出ました。
沈楽清、どこまで腐っているのか。他人の命を道具のように使って平然としている姿にゾッとしました。
そして処刑当日。沈驪歌が処刑台へと連行されます。王子衿(おうしきん)が涙ながらに別れの酒を捧げ、執行の刀が振り上げられたその瞬間、驪歌は口から血を吐いてその場に倒れ込みました。臨終の瞬間、彼女は陸遠(りくえん)を指差したのです。
処刑台で血を吐いて倒れる姿なんて、あまりに突然で現実を受け入れられませんでした。あの最期の指差し、ただの恨みなのか、それとも誰かを告発するためのものなのか。
この異常な事態に、竟陵(きょうりょう)王・劉義宣(りゅうぎせん)は怒り心頭で陸遠を糾弾し、民衆も暴動寸前の大騒ぎとなります。廷尉は急遽処刑を延期し、遺体を回収することに。沈驪歌の死という衝撃は宮廷中を駆け巡り、孫(そん)太妃でさえも計算外の事態に動揺を隠せません。
沈驪歌の壮絶な最期と崩れ去る沈家
処刑場での沈驪歌のあの倒れ方が、今回のすべてでした。彼女は本当に死んでしまったのか、それともこの死さえも、陸遠を追い詰めるための壮絶な賭けだったのか。処刑の刃が落ちる前に自ら命を絶つことで、陸遠を公衆の面前で弾劾するという、彼女の最後の執念が詰まっているように見えました。
沈家の悲劇は、沈廷章の過去の決断が引き金となっていました。戦争の犠牲として見捨てられた者が、復讐鬼となって恩人の一門を滅ぼそうとする。その因果応報の構図が、今回これほどまでに重くのしかかるとは。しかも沈楽清という異物が加わることで、ただでさえ混沌とした状況がさらに悪化しています。
彭城王が目覚めないまま、沈家という最大の後ろ盾を失った今、宮廷内で孤立無援となった劉義宣がどう立ち回るのか。陸遠の悪辣なやり口が白日の下に晒されるのか、それとも沈驪歌の死によって全てが闇に葬られるのか。宮廷の空気が一気に張り詰め、この先誰を信じていいのか分からなくなる展開に、ただただ画面を見つめ続けることしかできませんでした。
コメント