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前回の第19話では、宋竹（ソウ・チク）と萧禹（ショウ・ユー）が「嫌われ作戦」を決行するも、なぜか宋父＆宋母に好印象を与えてしまい、婚約話が加速する展開でしたね。周霁（しゅうき）はそんな二人の関係を見て複雑な気持ちを抱えつつも、周霏（しゅうひ）の入学手続きに奔走するなど、自分の家の問題に集中せざるを得ない状況。
今回の第20話では、さらに周りを巻き込む新たな事件が発生し、宋竹と萧禹の距離感が一気に変わりそうな予感。いったい何が起こるのでしょうか？
それでは第20話を一緒に見ていきましょう！
トキメキ☆翡翠ロマンス 第20話のあらすじ
宋竹は萧禹に「婚約の話を本当に了承したの!?」と詰め寄ります。萧禹は茶化し半分で彼女をからかいますが、一方で「宋竹がそこまで嫌がるって、周霁のほうがいいのか？」と少し心が痛む様子。そんな萧禹の妙な態度に戸惑いつつも、宋竹は「まったく、どうしてこんなに話がこじれてるの！」と頭を抱えます。
実は宋母は、宋竹の気持ちを察しており、娘に「何でも自分で話してくれればいいのに、わざわざ萧禹を通す必要はないんだから」とアドバイス。これを聞いた宋竹は「もしかして萧禹に対して誤解していたのかも……」と気づきはじめます。
周霁の斎舍：周霏のお世話と萧禹の帰りが遅いワケ
一方、萧禹が宋家から遅くに帰ってくると、斎舍では周霁がまだ起きていました。周霁は妹・周霏が女学での生活に慣れるよう、いろいろ準備を整えている様子。深夜まで机に向かう彼に、萧禹は「どうしてそんなに遅くまで？」と尋ねられますが、「家にちょっと用事があって」とはぐらかします。
翌日、周霏が女学にやってきたとき、ほかの生徒たちは「庶出って本当？」「周霏ってどんな子？」と興味津々に近寄ります。周霏は物怖じして固まってしまいますが、颜钦若（がん しんじゃく）が「からかってるんじゃない、仲良くしたいだけなのよ」とフォロー。おかげで場が和み、周霏も安心します。
萧禹＆宋竹、再び“嫌われ作戦”？ 河堤でまさかのトラブル
宋竹は「昨日の夜のこと、萧禹は怒ってるかも」と一日中気が気でなりません。そんな彼女を見かねた颜钦若は「一緒に萧禹へのプレゼントを買いに行きましょう」と誘います。宋竹は「私は周霁にあげるものを……」と照れ隠しをするものの、結局は萧禹用に“狼毫（ろうごう）”の筆を選びます。
しかし店の手違いで、宋竹と颜钦若の品物が箱ごと入れ替わってしまうハプニング発生。宋竹はそのまま斎舍へ行き、萧禹の机にプレゼントを置いて退散しますが、実は中身が“鸳鸯（えんおう）の手帕（ハンカチ）”と自筆の謝罪文という、まるで愛の告白のようなセットになっていたのです。それを見た萧禹は「これってどういう意味？」とビックリ……。
萧禹も戸惑います。もし故意なら大変なアプローチですし、ただのミスならそれも妙にドキドキ……。
さらに李文書（り ぶんしょ）の手下が暗躍しているらしく、萧禹は密かに宋竹へ「河堤で会おう」とメッセージを送り、事態の真相を探ろうとします。ところが河堤へやってきた宋竹は、怪しい男たちの視線を感じ、あわてて萧禹の手を引っ張りながら一緒に逃走。後を追う黒装束の集団は、三叔（さんしゅく）が瞬く間に制圧したようで、周霁と周霏が目撃した時にはすでに無力化されていました。
周霁は「萧禹の家僕があんなに強いなんて……どういうことなんだ？」と疑問を深めます。周霏も「お兄さま、なんだか宋竹姉さまと萧禹殿が……特別な関係みたい」と興味津々。
ほのぼのシーン？ 謎の親子を救った二人の“葫芦売り”
逃げた先で、宋竹と萧禹は橋の下にいた母娘を発見。どうやら生活苦で橋から身投げしようとしていたらしく、話を聞くと「税金や医療費で何もかも失った」とのこと。宋竹は衝動的に「その葫芦（ひょうたん）全部買うわ！」と言い、病院へ行く資金を手渡します。萧禹も「わざわざこんな大金を……」と呆れながらも、宋竹の優しさにほっこり。
その後、買い取った大量の葫芦を処理するため、二人は街頭で即席の露店をオープン。さらに宋竹が「萧禹の顔」を描いた可愛らしい葫芦を売り出すことに。萧禹は「こんな似顔絵、恥ずかしいだろ！」と文句を言いながらも、内心まんざらではない様子。結局、あまり売れずじまいでしたが、宋竹は絵付けで顔を汚しながら大はしゃぎ。微妙だった距離が、少しだけ近づいたようにも感じられます。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第20話の感想まとめ
第20話では、「婚約を嫌がる宋竹」と「なぜか傷ついている萧禹」のすれ違いが、さらに切なさを増していましたね。お互いに冗談めかして意地を張り合いながらも、実はちょっと気にしてしまう関係が微笑ましいです。加えて、周霁が萧禹と宋竹の行動を目撃するたびに「どういう関係なんだ……？」とモヤモヤしているのが、三角関係をより複雑にしています。
また、三叔の凄腕ぶりや、謎の黒装束集団が登場するなど、一筋縄ではいかない陰謀の匂いも。
今回の葫芦売りシーンは、ほのぼのしたやりとりの中にも“宋竹の優しさ”が見える、とても印象的なエピソードでした。一方、萧禹の胸中にはどんな想いが渦巻いているのか？ 彼が「宋竹を嫌っている」わけではないどころか、むしろ好感を抱いていそうですが、二人の結婚がどう転ぶのかはますます気になるところですね。周霁との三角関係も含めて、これからの展開が楽しみです。
次回はさらに黒幕の暗躍や、周霁の妹・周霏が女学に慣れていく様子などが描かれるのか……？ 盛りだくさんの『トキメキ☆翡翠ロマンス』から目が離せません！
以上、第20話のあらすじと感想でした。次回のお話もお楽しみに♪
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