一念関山 第10話 あらすじ 310回彫った木猫と、如意を囲む三つの刃

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10話は前半と後半の落差がしんどかったです。木彫りのシーンで心がほぐれた分だけ、後半でそのまま叩き落とされる感じ。構成がずるい、と思いながら見ていました。

それでは10話を一緒に見ていきましょう!

一念関山 10話のあらすじ

ニン・ユアンジョウが、かつてルーイーを31回も鞭打った紫衣使の顔立ちを彼女から聞き出します。そして天陨刀(てんいんとう)でその顔を木に彫ろうとするのですが……できあがったのは、小さな猫でした。

310回彫って猫。でもニン・ユアンジョウが「これで31回分の鞭の仇を取った」と言い張るのがかわいくて、笑いながらも目が潤んだ。

ルーイーはその木彫りの猫を受け取り、心の中でニン・ユアンジョウへの気持ちがじんわりと動き始めます。セリフは少ないのに、伝わってくる場面でした。

一方でルーイーは、使節団が眠った隙に単独で動いていました。以前自分が残しておいた目印を使い、朱衣衛(しゅいえい)※と接触を図ります。
※朱衣衛:安国の諜報組織。

朱衣衛の巨門分部・副主事の江秀がルーイーに使節団の内情を尋ねます。このやり取りをひそかに追っていたセンショウは、ますますルーイーへの疑念を深めます。

ところが江秀の口から意外な言葉が出てきました。「あなたは梧国の使節団に潜り込んだ褚国の不良人(ふりょうじん)だ」と。

不良人というのは諜報要員のようなものらしいです。ルーイー本人にはまったく身に覚えがなく、混乱するのは当然で、見ているこちらも「え、誰が?」と前のめりになりました。

ルーイーは自分が残した目印を誰かが消し、代わりに不良人の痕跡を植え付けたのだと考えます。そしてそれができる立場にいる人物として、ニン・ユアンジョウの名前が頭に浮かびます。

そんな中、ウ・シサンがニン・ユアンジョウに直接問います。「ルーイーのことをどう思っているのか」と。

ニン・ユアンジョウは正直に答えます。あいつは俺が初めて「守られる感覚」を覚えた女だ、並んで戦っているときが安心できる。確かに気持ちが動いている、と。

「守られる感覚」という言い方が、じわっときます。強い男が言うから余計に。

しかしニン・ユアンジョウはすぐに続けます。互いに背負っている血債が重すぎる。使節団の仕事が終われば、刃を向け合うことになるかもしれない。だから始めるべきじゃない、と。

このやり取りを、ルーイーは物陰から全部聞いていました。そして「最後にもう一度だけ信じてみよう」と決めます。

場面は変わって安国の内側へ。

初国公(しょこっこう)の娘・初月(ショゲツ)が、街で迦陵(カリョウ)が羽林衛にからまれているのを見つけ、毅然と割って入ります。気の強い人だとよくわかる登場でした。

安帝に呼ばれた初月は、賜婚(しこん)※の話を聞かされます。
※賜婚:皇帝が臣下に縁組を命じる制度。

初月はてっきり洛西王との縁談だと思っていたのに、告げられた相手は長慶侯・李同光(り・どうこう)でした。初月は怒ります。これは沙西部(させいぶ)への侮辱だ、と。

初貴妃はなだめます。「各勢力のバランスを取るための決定だ」「長慶侯は文武両道の良い夫になる」と。

初月の納得できない顔、よくわかります。政略で人生を決められる側の理不尽さ。

しかも初月はその直後、李同光が沙西部出身の羽林軍兵士を罰しているところを目撃します。止めようとしても聞き入れてもらえず、せめてもと傷薬を持っていく初月。このふたりの関係は、出会いの瞬間から険悪です。

使節団は国境を越えます。ニン・ユアンジョウは使節団と商隊に分けて行動する作戦を取り、ルーイーは楊盈(ヨウエイ)を連れて安国の許城(きょじょう)の府衙(ふが)へ向かいます。

許城を守る申屠赤(しんとせき)は、最初からあからさまに楊盈たちを軽んじます。用意された宿もひどいありさまで、楊盈は怒りをにじませますが、ルーイーが「ここは耐えるしかない」となだめます。

しかし楊盈は堪えきれなくなり、申屠赤だけでなく、その申屠赤を育てた昭節皇后(しょうせつこうごう)まで口汚くののしり始めます。

その言葉を聞いたルーイーが、楊盈を打ちます。

ルーイーにとって昭節皇后への侮辱が絶対に許せない線なんだと、あの打ち方でわかります。まだ詳しい事情は出てきていないけど、何かある。

ルーイーは後悔して、街で楊盈が好きな砂糖の兎の人形を買って戻ります。

しかし宿に戻ったとき、センショウがひとりで待ち構えていました。センショウがルーイーに襲いかかり、続いてソンロウも現れます。「お前は朱衣衛の間諜(かんちょう)だ、ニン・ユアンジョウがいない今のうちに始末する」と。

そこへウ・シサンと楊盈が戻ってきて、その場を目撃します。

ウ・シサンは「ニン・ユアンジョウが戻るまで待て」と言いかけます。しかしセンショウが話し始めます。ソンロウの父が朱衣衛に追い詰められて崖から転落死したこと、朱衣衛の情報のせいで命を落とした数えきれない仲間のことを。

ウ・シサンが「わかった」と言った瞬間、胃がきゅっとなりました。

三人がかりでルーイーに向かいます。ルーイーは必死に応戦しますが、一対三では限界があります。最終的に深手を負います。

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一念関山 10話の感想まとめ

一番きつかったのは、ウ・シサンが参戦を決めた瞬間です。

ウ・シサンはここまで、どちらかというとルーイーに対して中立に近い人物でした。でもセンショウの言葉で動いた。個人の恨みじゃなく、仲間の死という話をされたら、止まれないですよね。理不尽だとはわかっていても。

前半の木彫りのシーンがあるせいで、後半の落差が大きくなっています。310回という数字、笑い話として言われているのに、その回数の分だけルーイーへの気遣いが込められている。あのシーンを見た後だから、三人に囲まれるルーイーがよけいにきつかったです。

ルーイーが楊盈を打つ場面も、単純に「怒って手が出た」じゃない気がしています。昭節皇后への侮辱が、ルーイーにとってどういう意味を持つのか、まだ全部は見えていない。

砂糖の兎を持って宿に戻ってくるルーイーが、そのままセンショウに待ち伏せされる。あの兎がそこにある状態で三人に囲まれるのが、手が止まるシーンでした。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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