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クルミットです♪
竜傲一が仲間の死の真相究明と金糸の行方を探るため新絲路で住み込みで働きながら清流と調べることになるもなかなか有力な手掛かりは得られなかった前回。
そんななか今回、犯人が施錠された箱からどのように金糸を盗んだのかが判明し…。
【万華楼(ばんかろう)】(ネタバレあり)
7話
新絲路は原材料の卸価格が高くなり、新絲路の営業危機に瀕していた。
どうやら利権を狙う杜長風たちによる清流への嫌がらせのようです…
清流はこの状況を打破すべく、竜傲一に江南にある店の原料の値段を調べて欲しいと頼む。
竜傲一は一度はそれを拒否するも、新絲路で働く多くの人のためだと言われ、仕方なく仲間に手伝ってもらい調べることに。
その後、江南の店の値段リストを作成した竜傲一。
清流はそのリストに名がある商家を皇太子の成年式の日に新絲路の騎射会に招くことにした。
そして騎射会当日。
会場で江南の商家たちに買い付けの交渉を行う清流だったが、うまくいかない。
というのもいきなりの商談に江南の商家たちは違和感を覚え契約を躊躇していたのだ。
この事態に清流は会場に来ていた江南の商家たちのボス的存在の沈という男と交渉するため、彼が好きな賭け事を行うことに。
そこで竜傲一の助言により清流は新絲路の土地の権利、銀城3業種の販売権を賭ける。
全財産を賭け、相手にも同等のものを賭けさせるという作戦のようです
すると沈は引くに引けなくなり、彼も全財産である江南の絹織物工房と店を賭けることに。
そして賭け勝負が始まるも、沈は途中で怖気付き「君の誠意はよく分かった。買い付けの契約をするからこの賭けは無かったことにして欲しい」と告げる。
こうして清流は買い付けの契約を勝ち取ることに成功するのだった。
作戦成功ですね
竜傲一は騎射会の会場で俊児と恋人関係の男・水生が金糸が盗まれた事件に関与しているかどうか本人を監視し調べていた。
そして水生と2人で話すことになった竜傲一は、彼に俊児との関係、事件への関与について問い詰める。
しかし水生は俊児と恋仲なのは認めたが事件への関与は否定するのだった。
その後、屋敷に戻った竜傲一と清流は、金糸を盗んだ犯人探しを行う。
そして犯人がどのようにして施錠された箱の中の金糸を盗んだのか調べるため、箱の専門知識を持つ竜傲一の知り合い・譚の元に持って行く。
そして譚が箱を調べた結果、犯人は箱の鍵を解錠に中身を取り出していたことが判明。
それができるのは特殊な技術を持つ者だけらしく、譚は「熟練者は指が曲がっているはずだ」という情報を得るのだった。
8話
夜、竜傲一は新絲路で一緒に働く同僚たちと共に焚き火を囲み踊るなど親睦を深めていた。
実は竜傲一はそれを利用し、同僚たちの指先を見て、金糸を盗んだ犯人を特定しようとしていたのだ。
前回のラストで盗んだ犯人は指に特徴があると判明しましたもんね
しかしそこには1人不参加の男が。
彼の名前は東子で、彼はその日から行方不明になってしまった。
一方、七眼の元にも東子が行方不明になったという知らせが。
実は東子は七眼が新絲路に送り込んだ内通者だったのだ。
「金糸を奴に持ち逃げされた上に俺たちとの関係も漏らすかもしれない…」
そう思った七眼は部下に東子の捜索を命じるのだった。
一方、東子の部屋を調べた清流と竜傲一は、彼が南城にある闇の銭壮を利用していて、そこに盗んだ金糸を隠している可能性が浮上。
そしてその夜、2人がその銭壮に行くと、そこで東子と遭遇するも逃走。
清流と竜傲一は逃げた東子を追うも、東子は屋根から転落し死亡してしまう。
清流と竜傲一は東子の死を惜しみながらも、彼が持っていた金糸を回収するのだった。
またしても金糸泥棒の手掛かりが消えてしまいましたが、ひとまず盗まれた金糸は回収できましたね
翌日、清流はここ最近竜傲一に触れても体に異変が出ないことを不思議に感じていた。
これまでなら女性に触れたら気絶してましたもんね…
それを側近・炎彬に相談すると、炎彬から「当主は竜傲一に惚れてるんですよ」と言われるのだった。
その後、清流たちが取り戻した金糸を使い衣の作成に取り掛かる。
そんななか、竜傲一は金糸を取り戻したことで新絲路にいる理由もなくなり、住み込みの仕事を辞め仲間の元に帰ることにするのだった。
一方、杜長風は清流が別の仕入れ先を見つけ、さらに盗まれた金糸を見つけ体制を立て直したことを知った。
9話
新絲路は塩鉄使の命により税務調査を受けることになり、調査を担当する朱誠志が部下たちを引き連れ新絲路にやって来る。
通常1〜2年に一度のスパンでの税務調査のはずが、短いスパンで調査に来たこと、さらにこれまでの収支を全て見せろという無茶振り的な調査に戸惑いながらも毅然とした態度で対応する清流。
完全に新絲路を潰そうという大きな力が動いていますね
するとそこに李昭がやって来て調査が終わるまで新絲路を差し押さえることを宣言するのだった。
その後、新絲路がピンチになり銀城の経済が荒れると自分達の生活にも支障をきたしかねないと考えた竜傲一は、新絲路を助けることに。
その方法は前に賭け勝負で七眼から引き継いだ養蚕農家に生糸の生産してもらい新絲路を卸すというものだった。
どうやらそうなれば新絲路も助けられるし、商売を始めることで自分たちも経済的に潤い一石二鳥だと考えているようです
その後、竜傲一は清流にそのことを話し、「だから新絲路に住み込ませて欲しい」と頼む。
そして竜傲一は清流と契約し、竜竹幇が生糸の卸と商品の運搬を担うこととなるのだった。
一方、李昭は新絲路内の竜傲一の部屋を訪ねるも不在のため部屋の中で待たせてもらうことに。
するとそこに清流がやって来る。
そして2人は互いに牽制し合いながらも2人で話すことに。
すると清流は竜傲一について「ガサツで好みではありません」と話すのだった。
感想
7話では、清流が絹織物の原材料を買い付け先から値段を引き上げられるという嫌がらせを受けながらも、起点を利かせ別の店と買い付け契約を結ぶことに成功。
賭け勝負の場面は少しハラハラしましたね。
また、盗まれた金糸について箱の鍵を解錠せずに仲間を取り出していたことなど新事実が判明しました。
8話では、金糸を盗んだ犯人が新絲路で働く東子だと判明し、清流は金糸を取り戻すことに成功するも、東子は死亡してしまい事件の真相については謎のままという展開でした。
また清流と竜傲一は一緒に事件の真相を追うなかで距離感が近くなり互いにさらに意識し始めたという感じで2人の恋模様についても楽しみになる回でした。
そして9話では新絲路が税務調査に入り営業存続のピンチに陥るなか、これが自分たちの生活にも影響を及ぼすと思った竜傲一が新絲路を助けるべく生糸の卸業を始める様子が描かれました。
そのなかでも清流と竜傲一が互いに意識しときめく一幕もあり2人の距離感が少しずつ縮まって来ていることが伺えました。
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