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クルミットです♪
侯吉のささやかな願いが、まさかあれほど残酷な結末を招くなんて誰が予想できたでしょうか。司馬懿の息子たちの間で渦巻く権力争いと、取り返しのつかない悲劇。食卓という本来なら温かいはずの場所が、一瞬にして冷徹な処刑場へと変貌する様子に、ただただ言葉を失いました。使用人の運命、親子の絆、そして隠された殺意が複雑に絡み合い、司馬家の崩壊の音がはっきりと聞こえてきた気がします。
それでは85話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 85話のあらすじ
長年司馬懿に仕えてきた侯吉が、ようやく結婚の許しを請います。相手は、かつて衛軍で共に過ごした柏霊筠の侍女・小沅でした。司馬懿は二人の仲を取り持とうと奔走しますが、小沅はあろうことか司馬懿自身からの求婚だと勘違いしてしまいます。「側室は嫌、正妻でないと」と食い下がる小沅に、司馬懿は慌てて侯吉との縁談であることを伝えます。恥ずかしさに耐えきれず、小沅はその場から逃げ去ってしまいました。
この時の小沅の勘違い、見ていて顔から火が出るほど恥ずかしい!シバ懿の「違う違う!」っていう困り顔、なんだかコントみたいでクスっとしちゃったけど、これが最後の穏やかな時間だったなんて……。
その夜、厨房で血まみれになって倒れている小沅を侯吉が発見します。息も絶え絶えの彼女は、最後に「司馬倫に殺された」と言い残しました。侯吉とようやく未来を語り合った直後の、あまりに理不尽な死でした。
侯吉の叫び声、聞いているだけで心臓が締め付けられるようでした。あんなに幸せそうに笑っていたのに、厨房の冷たい床で最期を迎えるなんて悲しすぎます。
小沅の死の真相を知った司馬懿は怒りに震え、司馬倫を断罪するために「洪門宴」を仕掛けます。席上で司馬懿は、司馬倫の野心と、口封じのために小沅と何晏を殺害した事実を突きつけました。追い詰められた司馬倫は「すべては司馬家のため」と開き直ります。司馬懿は兵を呼び込み、息子の処刑を命じました。
司馬懿の表情、氷のように冷たくてゾッとしたわ。怒りというより、もう息子としてではなく「腐った部位」を切り捨てる執刀医のような目で見てる。
しかし、そこに長男の司馬師が駆けつけ、兵を制止してしまいます。司馬倫を殺せない司馬師に対し、追い詰められた司馬倫は「何晏を殺したのは父上の指示だ」という嘘を吹き込みました。動揺する司馬師を置いて、司馬倫は冷ややかな笑みを浮かべてその場を去っていきます。
あの司馬倫のニヤリとした顔、鳥肌が立ちました。父の冷酷さだけを都合よく受け継いで、兄の優しさまで利用するなんて。もう完全に人間として壊れてる。
司馬家の食卓が地獄に変わった瞬間
今回、一番きつかったのは間違いなく、司馬師が剣を下ろしたあの瞬間です。彼の中で何が起きていたのかを考えると胸が苦しくなります。妻を奪われた怒りと、弟への情愛、そして何より尊敬していた父への疑念。それらが一度に押し寄せて、司馬師の心は限界を迎えていたはずです。
これまで司馬懿は、家を守るという大義名分のもとで血塗られた道を歩んできました。でも、その歪んだ正義感や冷酷さが、鏡のように息子たちに反射して戻ってきている。司馬倫が吐き捨てた「父上の指示だ」という言葉。あれは司馬懿自身がこれまで見せてきた生き様そのものであり、一番見たくなかったはずの自分の影を、息子という形で見せつけられたようなものです。
家族を守るために戦ってきたはずなのに、食卓の上の血の匂いは消えるどころか、より濃く、より深く広がっていく。司馬倫のあの歪んだ微笑みは、家族という概念が完全に司馬家から消え去ったことを告げる合図のように見えました。もう誰が何を言ったところで、一度生まれた疑念と憎しみは消せない。明日から始まるのは、権力の椅子を巡る争いではなく、泥沼の骨肉の決別なのでしょうね。
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