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クルミットです♪
幼い皇帝カホウを抱えて宮門を突き進むシバイ、そしてその背後で剥き出しの殺意を振りまくソウソウ。一歩間違えれば命が消えるその緊迫した光景に、テレビの前で思わず息を止めてしまいました。禁衛権を失ったはずのシバイが、密かに集めた3000人の死士を前に「牙」を研ぎ澄ます様子は、物語が決定的な転換点を迎えています。シバイの冷徹な頭脳と、ソウソウ一派の強引な策謀が激しく火花を散らす73話。それでは73話を一緒に見ていきましょう!
三国志~司馬懿 軍師連盟~ 73話のあらすじ
宮門へと向かうシバイは、幼い皇帝カホウを抱えて逃走劇を繰り広げます。シバイはカホウに言葉巧みに語りかけ、追っ手の兵士たちにその場で退くよう命じさせました。皇帝の権威を盾にして軍をコントロールする術は見事という他ありません。
幼い皇帝をあんな風に操ってしまうなんて、シバイの交渉術は狡猾すぎてゾッとする……。兵士たちが手出しできず立ち尽くす姿を見て、権力ってなんて恐ろしいものなんだろうって震えました。
そこへ怒りに燃えるソウソウが現れます。好機を逃すまいと、ソウソウは皇帝を抱えるシバイごと斬り捨てようとする異常な執念を見せました。一触即発の状況の中、宮禁統率者のカコウゲンや、シバイの息子シバシらが到着します。カコウゲンはソウソウとシバイの間で板挟みとなり、厳しい決断を迫られます。さらに群臣たちが続々と集まり、カホウへの拝謁を求め始めました。外堀を埋められ、シバイの論理的な説得と周囲からの圧力により、ソウソウは完全に分が悪くなります。
皇帝ごと斬り捨てようとするソウソウのあの形相、完全に狂気じみてました。画面越しなのに、その場の空気が凍りつくような冷たさが伝わってきて、こっちまで息苦しくなっちゃう。
カコウゲンがシバイを解放する決断を下しました。命からがら脱出したシバイは、カホウをソウソウ側に引き渡し、群臣たちに守られながらその場を去ります。事の顛末に激昂するソウソウに対し、腹心のテイジツは沈静化を促しますが、カエンは「今ここでシバイを殺さなければ将来の火種になる」と徹底抗戦を主張しました。ソウソウは結局、方針を決めきれず様子を見ることにします。
カコウゲンが解放を決めた瞬間、思わず安堵の溜め息が漏れました。あの張り詰めた空気の中、彼がどちらに転ぶのか、見ていて心臓が持ちませんよ。
深夜、シバイは息子シバシを連れて郊外の密林へ向かいます。そこでは校事府のキュウフが私兵となる死士を訓練していました。シバイは今の300人では足りないと断言し、少なくとも3000人の死士が必要だと告げます。
たった数人じゃなくて、3000人規模の私兵を揃えるなんて……。シバイの口から出る言葉が、ただの軍備計画じゃなくて、魏を覆すための準備運動に聞こえて怖すぎます。
翌日、宮廷の廊下で顔を合わせたシバイとソウソウは、平然を装い腹を探り合います。一方、シバシはカコウゲンを訪ね忠誠の誓いを確認し、シバドウもまたカエンと面会し、あえて情報を聞き出そうと画策するなど、水面下では激しい情報戦が続いていました。皇帝カホウはシバイを恐れており、それを知ったソウソウは密かに賄賂を贈ります。そんな中、シバイの教え子であるショウカイが貴重な書物を携えて訪問します。シバイはショウカイの才能を認めつつも、かつてのヨウシュウのように「才が過ぎる」と警告しました。
かつての天才ヨウシュウの名前を出した時のシバイの表情、あそこには冷徹さの中にもどこか複雑な感情が混ざっているように見えました。ショウカイの将来を危惧した言葉だったのかな。
ショウカイはその言葉に触発され、シバドウと本音を語り合います。二人はそれぞれの立場で、シバイや曹爽一派の動向を見据えながら思惑を巡らせます。最後には、東呉が出兵したという報せを受け、カエンの策謀によりシバイを前線へ送るという新たな展開が待っていました。
73話の個人的な見どころと感想
今回一番心に残ったのは、シバイが死線を越えた後の「静かな覚悟」です。死士を3000人集めるという計画は、もう後戻りのできない一線を越えました。これまでのような知略戦に加えて、武力を背景にした現実的な闘争へと準備を進める彼の姿に、底知れぬ恐ろしさを覚えます。
また、カコウゲンという存在も非常に重いものでした。魏という国への忠誠心と、目の前で繰り広げられる醜い権力争い。板挟みになりながら、最終的にシバイを通すという判断を下した時の彼の苦渋の表情が、この時代の過酷さを物語ります。彼がただの脇役ではなく、個人の正義を持って動いていることが伝わってきました。
ショウカイやシバドウといった次世代の若者たちが、シバイやソウソウという巨大な影の中で、それぞれの野心を持って動き始めているのも印象的です。ショウカイがシバイの警告をどう受け止めるのか、そしてカエンの策謀通りに前線へ送り出されたシバイが、この危機をどうやって自分たちの優位に変えていくのか。魏の運命そのものが大きく動こうとしているのを感じる回でした。
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