双花伝(そうかでん)-あらすじ-7話-8話-9話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪
万神窟での儀礼を乗り越えた小五義たちですが、木槿は原家のやり方に異議を唱えたことで雑役房に送られます。他の四人もそれぞれ配属されますが、錦繍は、彼女を意のままにしようとする柳言生に襲われるなど、それぞれが原家の勢力争いに巻き込まれることに…

今回は原家内部抗争の代理戦争・武術大会が行われます。朝廷での武挙に出場するための内部予選ですが、武術大会を通して原家の抱える問題や力関係が見えてくる感じでしょうか。それにしてもこのドラマ、世界観広くて濃すぎ~♪

【双花伝(そうかでん)】(ネタバレあり)

第7話「武挙にかける思い」

川雍侯・張世顕は妹・張貴妃の産んだ第四皇子・復昱の擁立を竇英華と共に図っていたが、張貴妃は寵愛が薄れ、連皇后の勢力に苛立つ。五年に一度の武挙が行われるため、張世顕は妹を「皇帝の心を得る機会」と励まし、原青江を抑えて武挙を取り仕切ろうと考える。
竇家と組む第三の勢力・張家が登場しました!

錦繍は様々な思いが闇に飲み込まれながら、刃物を研いでいた。
一方、非煙は明磊を想って肖像画を描いていたが、そこに香芹がやってきたため慌てて隠す。
香芹は肖像画を見たのでしょうか?碧瑩への仕返しに利用されそうですね…

皇帝が原青江に武挙を取り仕切らせる信頼に応え、原青江は原家子弟が頂点に立てるように精鋭を選抜するという。連皇后は妹の連夫人への冷遇に釘を刺し、非清と孫・淑琪公主の子が継げば西営は自分の血筋のものだと圧力をかける。皇帝・軒忠は大事な行事を原青江と竇英華の対抗意識に左右されたくないと考え、肺病の悪化を外部に伏せていた。
姉だけあって、この多岐川裕美似の連皇后は、連夫人の何倍もコワイ人ですね

木槿は次に「洗濯車」を発明していた。柳言生は連夫人に「花斌の娘だから」と吹き込み、連夫人の生まれ来る子の補佐としてそばに置くべきだと進言する。非白は木槿の弾弓を見て、毒矢から助けてくれた少女が木槿だと確信する。
木槿は原家に産業革命をもたらしていますね!

明磊は叔母の間者が碧瑩へ接近することに動揺する。碧瑩と明磊が親し気にしている様子を非煙が見かけ、香芹が「人目もはばからず恋人気取り」だと煽る。
錦繍は連夫人から離れたいと非白に会うが、司馬遽ではない非白には錦繍がわからない。錦繍は非煙の元へ向かい、連夫人の企みと柳言生の仕打ちを打ち明ける。錦繍は柳言生から助けてくれた香芹に、梨蘂閣から碧瑩を追い出し入れ替わる企みを持ち掛けられる。
香芹こそ、連夫人のところに配属されるべき人材なのではないでしょうか

原青江の第四子・原非珏が原家に戻ってきた。赤毛で赤い瞳の野生児非珏は、やってくるなり非白に決闘を申し込む。幼い頃から繰り返されてきた決闘ごっこだが、いつものように非白が勝利する。
非珏は結構カワイイところありますね♪ それにしても非白強い!原家最強では?

武挙を前に西営でも訓練が行われるが、連夫人の管理以来西営は勝ちがなく、非煙と非清は意欲を燃やす。非清は明磊を酒に誘い、皇宮での10年間の人質生活で受けた辱めを告白し、解放後も公主との縁談と、思うようにならない人生を嘆く。明磊は非清の嘆きに共感する…
人質に行ったのは他国なのかと思っていたら、皇宮に?それで女装いじめ?え~!

錦繍は雑役房の奴婢たちに字を教え始める。一方、梨蘂閣では下賜品の玉佩が紛失し、碧瑩の部屋から発見されるが、それは香芹が錦繍に命じて隠させたものだった。非煙は杖殺を命じるが、無実を訴え続けた碧瑩は死の前に雑役房へ送られる。
その報告を受けた非白は再び発作を起こし、薬湯治療をすることに。
錦繍は最初の躓きから次々に弱みに付け込まれ、最後は身動き取れなくなりそう…

非清は、非煙が明磊への恋慕と碧瑩への嫉妬のため過剰な罰を与えたと知って、父に知れたらとうろたえる。しかし非煙は明磊への執着を諦めるつもりはない。雑役房に送られた碧瑩は木槿が世話することに。
碧瑩の背中にも「あの人」と同じ刺青がありましたね…

錦繍は非白と会った場所にやってきては赤い紐を結んでいた。再び入れ替わった司馬遽は沢山の紐があるのを見る。しかしやってきた錦繍の態度に、非白が錦繍に冷たくしたせいだと司馬遽は気付く。碧瑩の高熱が下がらず、治療を禁じられた木槿は困惑する…
司馬遽は錦繍がどれだけ自分を想ってくれたかを、紐を見て実感したでしょうか

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第8話「忠義の士」

桂花から「韓修竹が非白の治療のため池で飼っている金不離に下熱作用がある」と聞いた木槿はこっそり捕獲するが、猛毒だとは知らず非珏に助けられる。
木槿と非珏に恋の予感…? ではなさそうですが、ちょっとナイスなコンビですね♪

非煙が錦繍を梨蘂閣にと要求し、連夫人は錦繍に間者として報告するようにと圧力をかける。さらに錦繍は明磊から「碧瑩を陥れたのでは」と指摘されてしまう。司馬遽は毒に反応する金蝉花という花を使い、非白の部屋を調査するとろうそくから毒の反応が見られる。
木槿は碧瑩と離れで暮らすため部屋を整えるが、回復したのに何もさせてもらえない碧瑩は逆に気持ちが追い詰められる。
錦繍はどんどん追い詰められていますね。碧瑩の気持ちはなんとなくわかります…

錦繍は柳言生に呼び出され迫られているところを、通りかかった非白(実は司馬遽)に助けられる。司馬遽は錦繍の被害を察し連夫人に訴えるが、柳言生が開き直ったため、司馬遽は父に訴えると脅す。司馬遽と錦繍の親密な様子を韓修竹が見る…
柳言生ざまあみろです。司馬遽は入れ替わる時ちゃんと情報伝達しないと!

木槿は碧瑩のために西楓苑の中にある梅の枝を売ろうと、飛燕に手伝ってもらって伐採するが、七星鶴に襲われ、韓修竹に助けられる。梅と金不離泥棒を指摘され、木槿は梅を庭中に咲かせてみせると言い、非白はそれができたら碧瑩に最高の医者をと約束する。
この段階ではまだ司馬遽?いやこれは非白の方っぽいですよね

木槿と飛燕が雑役房に戻ると、明磊が碧瑩に人参養栄丸を渡しに来ていた。三人の会話を聞いていた碧瑩は、明磊に愛されていると喜ぶが、枕元には先ほどまで誰かが碧瑩を見に来ていたのだった。明磊と木槿の親し気な様子を見た碧瑩は嫉妬する。
「叔母」がとうとう離れにまで直接やってきましたか!

陳玉嬌は碧瑩の雑役房送りに異議を唱えるが、碧瑩は刺青から明家の末裔と判明しており、原青江は明鳳卿が接触するようにわざと離れに移したのだ。原青江は陳玉嬌に「碧瑩から目を離すな」と釘をさす。碧瑩は明磊が持って来た人参養栄丸を飲むが、逆に体調が悪化する。
原青江はもっともなことを言いますけど、人を人だと思っていない節がありますよね

原青江は今回の武術大会について「原氏の子女、兵、護衛、誰もが参加できる」と公示を出すことに。東営では戴教官が飛燕を鍛える。西営では非清が明磊を学問大会に出場させようとして非煙に反対されるが、明磊を想う非煙を考えてのことだと説得される。
西営は非煙のせいで、ハンデを背負っての出場という事になりますね

接ぎ木の成功で、木槿は西楓苑に呼ばれるが断り、謝素輝が迎えに来るたび暗示をこめたものを持ち帰らせる。それでも謝素輝は木槿を迎えに行くが、木槿は断り続け、月に一度の小五義の集まりの最中に謝素輝がやってきても断る。そうして韓修竹は「木槿は非白のため手に入れるべき人材だ」と確信する。
木槿は韓修竹に試されていることまでちゃんと気付いているのでしょうか?

明磊は碧瑩が回復しないように人参養栄丸に毒を加えていた。碧瑩は、自分が小五義の負担になっていると感じ、湖に身を投げようとするが、木槿に発見される。碧瑩を助けるため小五義は医師の診察の許可を願い出るが、非煙は碧瑩をいまだ許さない…
これでは碧瑩がますます自分を追い込んでしまうような展開に…

第9話「各営の思惑」

非煙は明磊の土下座でも碧瑩を許さないが、非清が恩情を示す。しかし先に錦繍が非白に頼み込んで林卒延を連れて来ていた。林卒延は診察し、体内に希毒の流光散があるのに気づく。非清は明磊に父への不満をぶつけ、大業への協力を仰ぎ、明磊は非清と共に歩むと誓う。
非清はどこまで計算しているのか謎ですが、非煙を利用して明磊を取り込んでいる節が

碧瑩は自分が小五義のお荷物だと思っていたが、小五義は各自、碧瑩の気づかいや頑張りに助けられてきた。そして木槿は非白の人柄に恩を感じるが、錦繍はそんな非白と特別な絆を結んでいることに内心喜びを隠せない。
木槿に恩を施したのは非白で、錦繍がつながっているのは司馬遽…ややこしいことに…

錦繍は力が、飛燕は優しさが弱点になり伸び悩む。そこで原青江は奴婢たちを栄宝堂に集め、突然全員の杖殺を言い渡す。木槿は原青江が試していると見抜き、武術大会上位三位入賞の条件を受けて立ち、錦繍と飛燕の勝ち残りのため策を講じることに。
原青江の荒療治は、本気で全員殺しかねないところがコワイです

非煙は他営が強化されたことに焦り、明磊を武術大会にも出場させることにする。非白も父・原青江の挑戦を受けて立つ木槿の強さに驚き、東営も本気にならなければと、韓修竹に命じて、飛燕に力だけではなく頭脳を使って戦う特訓を行う。
飛燕に頭脳が加わったら最強ですね!非煙も非白も本気になってきましたよ~

木槿は明磊を応援するために父の形見の兵書「将苑」を渡す。それが不満の錦繍に、木槿は「私のものはすべてあなたのもの」と錦繍をなだめる。玉北斎の訓練でも非珏が全員倒してしまい、家生の果爾仁は「ご自分が出場されますか?」と皮肉る。
「将苑」は木槿の頭の中だけにあるのかと思ったら、ちゃんと文書化していたのですね

南国では豫王・段剛が皇帝に病をおして謁見し、蓄えのすべてと領地を返上して10年以上引き裂かれている息子・月容と会わせてほしいと訴え、再会が許される。皇帝は皇宮の美女・緑水(実は間者)を月容に下賜する。月容は皇帝の東庭行きに同行を申し出る。
南国皇帝は原青江と似たタイプでしょうか。月容は大きくなりましたね♪

武術大会の前日、明磊と飛燕は服の繕いを碧瑩に頼む。小五義の集まりで、原家の四人の子女について明磊が聞いた話が明かされる。四子それぞれの事情について聞いたことで、木槿は「もしや自分が助けた少年が非白では?」と思うがまさかと打ち消す。
明磊の説明で原家の家族関係が整理できましたが、非珏出生の事情にはビックリです

間者の男は明磊に、武術大会の際の仇討を急かし「碧瑩に、出自と明磊が実兄だと明かす」と脅すが、明磊はそうしたら碧瑩は命を絶つかもしれないと逆に脅しをかける。
明磊と碧瑩は実兄妹ですか?これは碧瑩が知ったら大ショックですね…

武術大会当日、東営、西営、玉北斎、梨蘂閣から合計13人が出場し、従来とは異なり初戦は乱闘を行い、飛燕、錦繍、原武、アーミルが二回戦に進むが、明磊が香芹に道連れにされて敗退し、雑役房は動揺する。二回戦はくじ引きで飛燕対原武、錦繍対アーミルの戦いに。優しさを封じた飛燕は勝利し、アーミルは錦繍相手に苦戦する…
香芹のヒールっぷりはブレませんね。これがまだ予選だということを忘れそうです♪

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7~9話の感想

錦繍はこのままでいったら闇落ちしていくしかない未来しか見えない感じです。柳言生と香芹に利用され、一度見せた弱みをこの先も利用されてしまうのでしょうか。小五義の中で後ろ暗さを抱えたままやっていくのは難しいと思うのですが、彼女自身は非白(司馬遽)という後ろ盾を得たつもりになっているから、まだ強気ですよね。今後錦繍が小五義の中で地雷になっていきそうです。

その錦繍の一方的な被害者になった碧瑩ですが、キャラが強い小五義の中で碧瑩の立ち位置はどこにあるのだろうと思っていたら、グループ内の癒し系というポジションに落ち着きそうですね。しかしそんなポジションも自己肯定感の低い碧瑩にとっては辛そうです。ましてや何でもできる木槿との同居は、碧瑩を追い詰めることにしかならないような。松岡修造と平野レミとドクター中松を合わせたみたいな優秀な同居人が何もさせてくれないんですよ…かなりキツイですよね!
そんな碧瑩の心の支えは明磊ですが、明磊と碧瑩の出自が明らかになるにつれ、この先の碧瑩には地獄しかないように思えます。明磊は母方から原家の血が流れているということになるわけですが、碧瑩は母が違うのでしょうか?そこら辺も碧瑩を追い詰めそうです。

ところで、明磊に語らせる形で原家の子供たちをいったん整理してくれましたが、非珏は肱月の女帝の息子ということなので、母親は原家の嫁には入らず、肱月に留まったままということなのでしょうか。この先非珏は肱月の王?になるという予定なのか、わかったようでいて謎が深まったような♪ 非珏はここまでは超明るいナイスキャラなので、イケオジ果爾仁とともに安心して見ていられそうです。
しかしそれと対照的なのが、成人で登場した紫の瞳の段月容です。環境が複雑なせいか、なかなか暗い青年に育ってしまったようで、彼は非清と気が合いそう。オープニング映像の中で「え?」っていう姿を見せているあの人が月容だったのですね。まだストーリーの中心に絡んでこない南国方面ですが、今後どうピースがはまっていくのか楽しみですね!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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