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クルミットです♪
明磊は明鳳卿から碧瑩を守るため肱月に向かいますが、錦繍は明磊を陥れるためその後を追い、阿史那古麗雅に明家の陰謀を告発します。そして木槿は非白を疫病から救うために肱月に向かいますが、明鳳卿に捕らえられたのを非白に助けられ、再会を果たします。
小五義のうち四人が肱月に揃ったわけですが、全く足並みがそろわずますます溝が深まるばかりです。再会して互いの心を確かめ合った木槿と非白ですら、月容の妨害で、肱月の砂嵐の風向きは先行き不透明。小五義が力を合わせる時はこの先やってくるのでしょうか?
【双花伝(そうかでん)】(ネタバレあり)
第40話「久しぶりの再会」
非白に妻として紹介された木槿は、姉である碧瑩の潔白を証明したいと訴える。そこに非珏も駆け付け「モク」の無実を主張する。阿史那古麗雅は碧瑩を疑ったことを謝罪するが、錦繍は碧瑩への攻撃をやめない。三姉妹は四年ぶりに食卓を囲むが、気まずい空気が流れる。
錦繍は、振り上げたこぶしをどこに持って行って収めるつもりなのでしょうか
月容は「君莫問」として阿史那古麗雅に謁見し、肱月で皇室が独占管理している葡萄酒の通商を開きたいと申し出る。拒否されても説得し、女皇の心をつかむのに成功する。月容は君家にとって犠牲の多い提案は「ある人のため」だと言う。
月容ったら何やってるんですか…女皇に気に入られたらどうするんですか♪
三姉妹の再会は物別れになり、錦繍は非白とのことをはっきりさせようと思う。非珏と非白は久々に語り合うが、非珏自身は本当に愛しているのは碧瑩だと納得していた。非白の気持ちを聞いた錦繍は「なぜ姉さんなの」と詰め寄るが、木槿を庇う非白に怒りがこみ上げる。
非珏は記憶を取り戻したことを、碧瑩には言えずにいた。木槿と非珏は姉弟として手を取り合うが、碧瑩が見て誤解し、部屋を訪ねた非珏を追い返す。
非珏はいい男だし、いい皇帝になりそうですね。なのに碧瑩の気持ちが捻じれて…
明鳳卿は宝石の発掘に重点を置き、肱月の転覆、さらに原家の滅亡と帝位の簒奪まで計画していた。そこで明磊は発掘の奴婢たちに宝石を与え、自分の味方につける。
明鳳卿みたいに天下を取るのが目的で、取った先の展望がないのは破綻しますよね
錦繍が帰ろうとするのを木槿はひきとめるが、錦繍は「これからは互いに世子を争う敵同士」と言い捨てて去っていく。明磊は錦繍の手の内を見透かし、「お前の非流は世子にはなれない」と突き付けつつも、非白を倒すために錦繍に共闘を持ち掛ける。
錦繍と明磊は、争っているよりも、手を組んだ時の方が被害甚大になりそうです
阿史那古麗雅は無憂城の通路を閉鎖し、非珏は碧瑩に無憂城のことは伏せておくことに。木槿は月容が君莫問としてすべて通商を取り計らったと知って驚く。一方、明磊の裏切りをすべて見通していた明鳳卿は反撃に転じる…
明家の通路は全然封鎖できていないような。そして明磊は闇落ちしたようですね…
第41話「残された最後の希望」
月容は肱月で一番いい葡萄酒を扱う店を探して買い取ろうとするが、一帯の店の酒はすべて非白の君莫問に買い取られた後だった。二人は木槿をめぐって飲み比べを始める。
一方、明鳳卿は、明磊をどさくさに紛れて殺すよう命じる。
非白が月容と同じレベルで張り合ってどうするんですか…
植物を砂漠に根付かせるには「大地の心」こそが残された最後の希望だと、木槿と非白は二人で無憂城へ向かい、月容も後を追う。一方、砂嵐で碧瑩の植えた苗がまた全滅し、碧瑩も「大地の心」に希望を託し無憂城に向かうが、地下通路は封鎖されていた。木槿と非白が現れ、封鎖を爆破したところに月容が現れる。木槿は非白の血を使って大元神と木仙女の壁画にある蓮の花の裏から隠されていた箱を発見する。
月容がいるだけで、シリアスキャラの非白がどんどんコメディになっていきますね♪
明鳳卿が箱を奪おうとして乱闘となり、箱を守ろうとした碧瑩が倒れたため明鳳卿は撤退する。阿史那古麗雅は目覚めた碧瑩に、千年前の原家と肱月の関りと無憂城の物語を語る。阿史那古麗雅は民と共に種子を肱月の大地に植え、木槿と非白は恩人として感謝される。
大地の心が千年の時を経てやっと肱月の危機を救うことになったのですね!
錦繍は帰還するなり、原青江の苦労を自分が軍で助けたいと申し出るが、やんわりと断られる。奉徳軍の数を増やすために錦繍は策を巡らせ始める。
錦繍懲りないですね。明磊がバックと知ったら、原青江は今度こそ許さないのでは…
碧瑩と非珏の間の溝は、幼い木尹が感じ取るほどになっていた。非珏が記憶を取り戻したことを聞き、碧瑩は木尹を非珏に託して離れようと考える。木槿は祭祀の準備を引き受けることになるが、発作を起こしたのを見て、阿史那古麗雅は症状に心当たりが…
発作はストレスで起こることが多いようなので、殿方二人は争うのをやめて欲しいです
香芹から祭祀のことを聞いた明鳳卿は、祭祀を利用して肱月を滅亡させようと考える。香芹は悪意で事実を捻じ曲げて伝え、明鳳卿は木槿や非珏への憎悪を募らせることに…
香芹の本領発揮ですね。引っ掻き回していつか取って代わろうという策なのでは?
第42話「散りゆく花の初心変わらず」
阿史那古麗雅は木槿が生生不離に当たったのだと見て、木槿へ解毒薬を贈る。彼女もかつて原青江と結ばれた際に、原青江の父から生生不離を飲むよう迫られ飲んだのだ。阿史那古麗雅は「散りゆく花の初心は変わらない」と語り、解毒薬は自分には必要ないと言う。木槿は非白の元へ戻るべきか、戻らないなら解毒薬は不要なのではと思い悩む。
ということは、果爾仁がいくら女皇を想っても結ばれることはできないのですね
明磊は木槿に「祭祀の日、明鳳卿が動く」と密かに警告する。木槿は明磊を止めようとするが、非白を愛する木槿と、復讐から逃れられない明磊の心は重ならない。
非珏は木槿を諦める時が来たと悟り、自作の木槿人形を箱にしまいこむが、それを木尹がこっそり見ていた。月容は非白に、非白に張り付いて監視すると宣言し、嫌がらせをする。
非白と月容の漫才がドラマの中でお楽しみコーナーになってきているような気が…
忙しく動き回る錦繍を見て、原青江は何をしているのか尋ねるが、「贈り物」だと内緒にされる。原青江に関心を持たせた錦繍は、次に史慶陪から原青江の耳に入れさせることに。
女の企みを原青江は嫌うと思うのですが、錦繍はまだわからないのでしょうか?
木槿は明磊から聞いた話を阿史那古麗雅に報告するが、むしろ明家の残党を殲滅する好機として予定通り祭祀を行うことに。木槿は一つしかない解毒薬を月容に与え、月容は解毒薬を必ず見つけると誓い抱きしめるが、非白がそれを見ていた…
月容がまるで息子の結婚式に口出しをする姑のよう。解毒薬をあげたのは失敗のような
祭祀を木尹の誕生日に延期することで、非珏と碧瑩の参加を避けることに。木槿は祭祀の前に祭壇を見に行こうと非珏たちを誘うが、木尹が「木槿の顔は非珏の人形に似ている」と言ったため、修復しかけた夫婦仲がまた拗れてしまう。それを見た明磊は、碧瑩に一緒に中原に帰ろうと説得し、碧瑩は承諾する。
人形はしまい込むのではなく、捨ててしまえばよかったのでしょうか…
錦繍の計画通り、史慶陪は錦繍の外出を原青江に報告する。気になって様子を見に行くと、錦繍は奉徳軍の練兵を行っており、原青江は黙認する。そこで錦繍は次の策に進むことに。
原青江はまた女に弱いチョロイ路線に陥ってしまうのでしょうか?
碧瑩は非珏と木尹と離れがたく迷っていた。非珏は誕生日を一緒に過ごそうと説得するが、碧瑩の心は引き留められない。そこで木尹に頼んで「父上と仲直りして」と言わせる。
明磊は明鳳卿が死んだら宝石を手に無憂城を離れることに。明鳳卿は碧瑩に「祭祀に行くな」と釘を刺すが、明磊も同じことを言っていたため、碧瑩は不審に感じる。
「子は鎹」と言いますが、あんな小さい子に気を使わせて、かわいそうですよ!
元徳軍も麟徳軍も順調だとの報告を受け、原青江は三人の息子の持つ欠点を凌駕する明磊の能力を認めつつも、明家の復讐を諦められるのかと疑問が拭えない。しかし潘正越の死守する景官城を陥落させるため、現在は人材が必要だった…
原青江は飛燕を切り捨てるつもりなのでしょうか?それはあんまりでは??
40~42話の感想
意外とあっさり見つかった大地の心ですが、原家の血がないと見つからなかったということは、原家の者でなければ肱月を救えないわけで、だったら非珏でもよかったのでは…
阿史那古麗雅と原青江のちょっといい話、みたいな過去の恋バナが語られていましたが、非白の方が非珏より年上の「兄さん」なので、阿史那古麗雅と結ばれた頃の原青江は、すでに最愛の謝梅香との間に双子がいたわけですよね。「愛する人ができた」ではなく「もとから愛する人(謝梅香)がいた」のではないでしょうか。そして父親がした非道で不仲になったくせに、原青江自身が父親になったら同じことをするのですから、最低最悪ですね。
しかし阿史那古麗雅から解毒薬をもらって、これで解決かと思いきや、月容にあげてしまうとは…まだまだ三角関係のもつれはほどける気配がなさそうですね。でも月容と非白が絡んでいるのは見ていて楽しいので、木槿トライアングルはずっと揉めていてもいいかもしれません。そせめて碧瑩と非珏の関係だけでも正常化させてあげたいように思います。
それにしても…こう言ったらなんですが、「物陰で話を立ち聞き」の演出多すぎ!今回だけでも何回あったでしょうか。しかも話が聞こえていない距離で二人が手を取り合ったり抱き合ったりするのを見て誤解するケースもあり、もう皆さん立ち聞きやめましょう!立ち聞きしていい方向に話が転がることなどまずないですよね♪
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