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クルミットです♪
非白への想いを断ち切れないまま、月容と夫婦生活を送る木槿ですが、非白や胡勇の捜索の手が次第に君家寨に迫ります。原青江の寵愛を失った錦繍は軟禁状態に置かれ、紫園も西庭皇宮も権力争いの動きが熾烈さを増すように…
今回は、途中でなんと3年の時間経過が発生します。バラバラになってしまった小五義にそれぞれ3年という時間がどのような変化をもたらすのか、ちょっとびっくりするようなことになりそうなので、覚悟を持って受け止めていきましょう♪
【双花伝(そうかでん)】(ネタバレあり)
第31話「紫の瞳の女の正体」
深夜に訪問した第二皇子・軒本緒は、原青江に協力を求める。実は皇帝が「晋王にすり寄る者は国を揺るがす罪人」とみなすと知った王皇后が本緒を追い詰め、わざと原家に寄らせた計略だった。監視されていた本緒の行動は、すぐさま皇帝の耳に入る。
王皇后の浅知恵程度は、原青江には見破られていると思いますけどね~
簪を大事にする木槿に、月容は非白への未練を捨て自分を見てくれと迫る。翠花が紫の瞳を見る客を連れてくるが、そこには怪しげな人物たちが混じっており、木槿が怒って追い返す。緑水が密かに二人を狙うが、月容が木槿に語る本心を聞きためらう。
翠花の見世物商売はほぼ詐欺に近いようにも見えますよね
木槿の本心を聞いた月容は女装をやめようとする。それを見世物の客の男二人が見ていて、月容だと確信し襲い掛かるが、それを助けたのは緑水だった。緑水は気を失った月容を腕に抱き、彼を心から愛するようになった本心を吐露する。
月容に聞かせてあげたかったですが、聞いても緑水に傾くことはないのでしょうか
軟禁された青媚は、原青江への密書を書いていたが、非白に破り捨てられる。青媚は密書の紙に薬を仕込むが、非白には原家の薬は効かない。それでも青媚は伝書鳩で密書を送る。
鳩はどこに仕込んでいたのでしょう。マジシャンですか?
碧瑩は側仕えの侍女が香芹だと気付き驚くが、涙ながらに懇願され受け入れることに。香芹はかつて碧瑩が罰せられた玉佩盗難事件について、実は非煙が命じて錦繍に仕込ませたのだと告白する。碧瑩はその話を信じ、花姉妹に対する恨みを抱くように。
玉佩事件!すっかり忘れていました。ここでそれが生きてきましたか~!
錦繍は生き残るために残飯を口にする。司馬遽は手出しもできずに見守っていたが、原奉定が突入し、錦繍を原家から連れ出そうとする。しかし錦繍は原青江がいつか出してくれると信じ、ついて行くことを拒み、追い返す。
原奉定と司馬遽の片思いが、錦繍の野心の前には空回りで悲しすぎますね
皇帝は朝堂で立太子について諸臣に意見を求めるが、王皇后の策で重臣たちはわざと本緒を推し、皇帝の猜疑心を煽る。意見を求められた原青江は、本緒が昨夜訪ねてきたことを打ち明け、その判断の誤りを指摘して本緒推薦を撤回する。
原青江はあっさり本緒を切りましたね。これ本緒は完全孤立でしょうか
胡勇は偵察兵が姿を消したため君家寨に向かう。月容は胡勇の襲来の前に村を去ろうとするが、木槿は君家寨に知らせるため、夕顔を月容に預けて逃がす。木槿は村に「強盗が来る」と知らせ、男たちを連れて戦いに向かう。月容は蒙詔と合流し、豫王府の兵を君家寨のため動員するよう命じる。木槿は別の場所への移動を提案するが、他の土地に行く選択肢はなく、兵が君家寨に到着する前に仕掛けを作ることに。
木槿が育った隠れ里と一緒で、どんな仕掛けを作っても兵には突破されそうな…
皇帝は本復立太子の聖旨を下す。王皇后は皇帝がいまだ本緒に期待していることを知り、本緒と王皇后の姪・王浣灕との縁談を企む。一方、立太子の策略がうまくいった明磊は、非清を本復に近づけて世子の座を非清の手にと考え、非清は信頼の証として西営総帥の印を明磊に託す。原青江は明磊の才能が他に利用されることを避けなければと考える…
謀略が着々と巡っていますが、そこに非白がいなくていいのでしょうか…
第32話「戦いを前に」
村人を避難させた翠花は、死を覚悟した二苟から想いを打ち明けられ、その気持ちを受け止める。君家寨の危機を知った非白は救出に向かおうとするが、青媚に反対される。
二苟にフラグを立てるのやめてほしいです~
明磊が総帥印を入手したことで、張徳茂は軒家と竇家を利用した原家の滅亡を提案するが、余計な口出しだと明磊を怒らせ、明鳳卿への報告も封じられる。
明磊はかなり自信が出てきたのですね。昔は張徳茂に脅されていたのに、完全に逆転♪
木槿は君樹涛に、胡勇の目的が自分たちだと告白するが、すべて見抜かれていた。君家寨には10年前旱魃の際に豫王に受けた恩があり、木槿を君家の系譜に入れ「君莫問」とする。
木槿はこれで、君家寨の民として根を張っていくのでしょうか
差し入れに来た陳玉嬌は、過去の謝梅香の功を語り、嫉妬する錦繍をたしなめる。自分だけを見てほしかった錦繍は、非白に愛される木槿が羨ましいと思う。
私生活が語られない陳玉嬌ですが、深い言葉でこれまでの生き様に興味がわきますね
司馬遽が錦繍の食事を入れ替えるが、錦繍はそれを原青江の許しだと誤解して脱走、司馬遽が止めようとするが、韓修竹に阻まれる。青媚の伝書で原青江は非白の暴走に憤り、「非白を連れ帰り、木槿をその場で殺害せよ」と命じる。錦繍は自分が二人を連れ戻すと誓い、ほだされた原青江は錦繍を許し、錦繍は木槿の刑の減免をとりつける。
原青江、割とチョロいですね♪ 司馬遽の思いやりが完全に空回りしました…
本緒は王皇后の差し金だと知りながらも、王浣灕との婚姻を受け入れざるを得ない。しかし王浣灕が世間知らずそうな娘なのを見て、逆に利用しようと考える。
世間知らずの王浣灕を二重スパイとして利用することは可能なのでしょうか
胡勇の兵を木槿の罠が阻むが、戦闘経験のない君家寨の民は倒されていく。蒙詔は援軍を出さず、月容を気絶させる。結局君家寨の民は胡勇に捕らえられて次々に殺され、胡勇がとうとう君樹涛に手を出そうとしたため、木槿が人質になると申し出て村人を解放させる。
目覚めた月容は自分一人で木槿を助けようと胡勇に果たし状を送る。
10年前の隠れ里再びですね。月容は木槿を助けられるのでしょうか?
明鳳卿の気配を感じた碧瑩は、後をつけて樹母神から地下へと追っていくが、捕らえられる。碧瑩の幸せの邪魔はしないと言う明鳳卿だが、地下の宝石への執着を知り、碧瑩は「非珏と民を傷つけない」「すぐに去ること」「親子の縁を切る」との三条件を明鳳卿につきつける。
母と呼ばれただけで喜ぶ割に、娘を利用することしかしない母ですからね…
蟠龍山で胡勇と月容は対峙するが、昨晩月容は苦肉の策として非白を頼り、協力して木槿を助けることに。しかしその場に来ていたのは木槿ではなく緑水で、木槿を逃がしていた。緑水は月容を庇って射られ、本心を告げて息を引き取る。非白は木槿かと思って参戦し、胡勇を捕らえる。駆け付けた木槿は髪が解け女性だと知られるが、非白と見つめ合う…
緑水がここで退場?もっと頑張るのかと思っていましたが、残念ですね
第33話「姉妹の絆」
木槿は非白に本当の想いを打ち明けるが、青媚に使命を突き付けられ非白は剣を抜く。駆け付けてきた錦繍に非白は木槿の死を告げ、錦繍は激怒して非白を拘束させる。
一番よくしてくれたのは非白、って、月容の努力完全敗北ですね…
王皇后は本復に接近してきた非清を利用し、勢力を固めようと考えるが、王浣灕は本緒に懐柔されてしまう。連夫人は錦繍の寵愛復活を悔しがるが、密偵からの情報を見て不敵に笑う。
錦繍と非白は原青江に帰還の挨拶をするが、非白の一年の不在は簡単に許されず、地下牢に連行される。原青江は錦繍をねぎらうが、姉を失った錦繍は東貴楼ではなく離れに戻る。
思い出が詰まったと言う割には、片付けもせずに荒れるに任せていましたよね…
連夫人は非白の負傷は錦繍が刺したのだとわざと原青江の耳に入れる。原青江は問い詰めるが、錦繍は親子で姉を殺したことが許せない。原青江は錦繍を「安楽観」へ収容を命じる。
安楽観で下働きに従事することになった錦繍は、現実に打ちのめされ倒れてしまう。連夫人は錦繍に毒を飲ませようとするが、錦繍に気付かれる。原青江は非白が木槿を殺していないと気付くが、非白はこのまま暗宮を守って生きていくつもりだった。
安楽観は雑役房より下の冷宮的な場所なのですね。錦繍はこのタイミングでおめでた?
それから三年。西庭皇太子・軒本復は非清と明磊を頼って献策し、皇帝を喜ばせていた。そんな状況に本緒は、情に厚い非白を取り込むため、妹の淑儀公主と非白との縁談を企む。
唐突に時間が飛びました!色々わからない状態で三年経過するのは混乱しそうです
原家軍は双泊の戦場に苦戦していた。飛燕は二年前敗戦した折、潘正越に解放されたことで皇帝に疑われ軍を離脱していた。明磊は軍師であって将の器ではなく、誰を派遣するかについて原青江には目する人物がいた。西営の成長で非清は楽観的だが、明磊は慎重だった。
飛燕が離脱、と軽く語られていますが、初画はどうしているのでしょうか。気になる…
司馬遽は淑儀公主との縁談を非白に見せ、父がこれを機に非白を表に出すつもりなのではと考える。陛下から賜った婚姻だが、非白には断るために司馬遽に協力を求める。錦繍は原青江の子・非流を産んでいたが、非白が外に出てくるという知らせを聞き想いが蘇る。かつて錦繍は必死に安楽観から脱出し、原青江に妊娠を知らせて許されたのだった。
やっぱり原青江は錦繍に対しては結構チョロいのでは…
南部に現れた義商・君莫問(木槿)は「君記」という店を各地に開き、成功を収めていた。199軒目の「君記」を開店させた君莫問は商売の天才で、儲けで難民を救っていた。
さすがにここまで髭をつけて男装するパターンはあまり見たことがないかも…
青媚は三年の間、非白を想って食事を運んでいた。非白は縁談を断るため、編纂した「花西詩集」で皇室を怒らせる計画だった。実は非白は三年前、木槿を月容に託していたのだ。
原青江は幼い息子たち・非雲と非流に詩を作る問題を出す。非雲は嫡子の立場に驕り、つたない詩を詠むが、年下の非流が先祖の詩を引いた巧みな詩を詠み、原青江に誉められる…
非流は天才でしょうか? 夕顔ちゃんがどうしているのかも気になりますね♪
31~33話の感想
33話の途中から「あれから三年」という時間の経過が発生し、その後の設定のトンデモのために、31~32話の荒れた展開がもうどうでもよくなってしまうほどの衝撃です。、三年経っての変化はそれほど大きく予想をはずれるものはないのですが…
でも、木槿のアレは何??という…
木槿は結局南国に行って証言したのでしょうか?月容は父を助け、世子としての立場を守ったのか、緑水が死んだことで皇帝から疑われなかったのか、夕顔ちゃんはどうなったのか??など、おそらくこれから説明されるのでしょうが、色々すっ飛んでいきなりの髭面!これは、見る側としてはどう受け止めてたらいいのか若干戸惑います。
それと君家寨はもう終わりなのか、それとも今後はホームタウン扱いでちょこちょこ出てくるのでしょうか。木槿のことをこんなに気にすることになるとは思いもよりませんでしたが、今後の情報公開を待ちたいと思います♪
明磊と非清が順調に伸びていますが、皇太子に接近したのは危険なフラグが立ったように思えます。非白と縁談が持ち上がった淑儀公主は、かつて非清をいじめから助けてくれたという逸話があり、謀反の時に非清と明磊に助けられ、目を輝かせていた人物だったと記憶していますが、ここまで伏線が張られている人物が、ただ「非白に縁談を断られて終了」になるとは思えないので、非白の縁談だけではなく非清との絡みが発生してくるのでは?と予想しています。
色々今後荒れそうだなと思いますが、気になるのは飛燕の行方ですよ!「成化十四年」のオイラト人・ウユン役で張藝瀧さんのことを知った方も多いかと思いますが、「気は優しくて力持ち」的なキャラクターの存在感が、荒れ気味な物語に癒しを与えているのに…
三年の時間の経過で往く人来る人がどうなっていくのか大いに気になるので、今後もしっかり見守っていきたいですね♪
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