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クルミットです♪
36話、耀天公主の「静かな圧」がすごくて、見ていてじわっと怖かったです。
白娉婷が夫の屋敷にいると知っても怒鳴らず、泣きもせず、にこやかに「じゃあ私がおもてなしします」と先手を打ってくる。あの落ち着きは怖いです。
楚北捷にも動きがあって、静かに見えて嫌な予感がじわじわ来る一話でした。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 36話のあらすじ
駙馬府(夫の屋敷)を出た耀天公主が、見送りに来た何侠に告げます。「私たちは夫婦一心同体、何があっても隠しごとはなし」。
この一言、笑顔で言ってるのが怖い。何侠は「ご安心ください」って返してるんですが、この時点でどこまで気づいていたんでしょうね。
宮殿に戻りながら耀天は配下に命じます。全城の警戒を敷き、駙馬府と関係のある怪しい人物がいればすぐに報告するように、と。
同じ頃、何侠も駙馬府で動いていました。守備を強化して、白娉婷がいる中庭には誰も近づけるな、と。
娉婷のほうでは、冬灼に薬の処方箋を渡します。気血を補う普通の滋養強壮薬が並んでいるだけ。でも冬灼は少し気になって、何侠にも確認を取ってから薬を取りに行きます。
ここで「普通の薬なのに念入りに確認」という場面が丁寧に入るんですよね。後になってこの意味がわかりました。娉婷、ちゃんと計算してたんです。
何侠は耀天の言葉から、公主がすでに娉婷の存在を知っていると察します。魚と熊の掌は同時には得られない。そう知りながら、彼は迷います。一方は自分を危難から救ってくれた人。もう一方は苦難をともに乗り越えた人。どちらも手放したくない、と。
その気持ちはわからなくもないですが……うん、でもきついですよね。これは。
そして晋国の楚北捷のもとへ、「猛虎下山図」が届きます。快馬で運ばれてきたその絵を開くと、虎の爪が鳳凰の簪(かんざし)を握っていました。楚北捷はすぐ意味を読み取ります。虎は自分、鳳凰の簪は白兰の耀天公主。晋王からの命令は、白兰の都へ直接攻め入れ、というものでした。
絵画に込めた密命。戦の足音が近づいてきます。
駙馬府では、耀天の侍女・緑衣が娉婷の居場所を見つけて報告します。郊外の小さな中庭に、突然重い病で倒れていると。緑衣は「駙馬様はひどすぎます」と言います。殺さないまでも、こっそり連れ帰るなんて、と。
でも耀天は笑顔でかわします。「こっそりではないわ。駙馬の馬車に女性が一人増えたことは、誰でも知っていたでしょう。駙馬のお客様は私のお客様。いっそ白娉婷を駙馬府へ招いて、太医もそちらに向かわせましょう」。
この切り返しが怖い。怒りをぶつけるでも泣くでもなく、「じゃあお客様として迎えましょう」と先手を打ってくる耀天公主。この人は動揺を全部制御していますよね。
太医が診察に来ると、娉婷は滋養強壮薬を飲んだあとに昏睡状態になっていました。酔菊という女性が事前に施術した針の影響で、妊娠の兆候は診断できなかったようです。太医の診断は「水土不服(環境の変化による体調不良)と以前の重傷の影響、大事にはいたらない」というものでした。
酔菊の針が妊娠を隠したということは、娉婷は妊娠している。この状況でそれを隠しているのは、何かわけがあるんだと思います。
何侠が公主の動きを読みかねていると、耀天本人が駙馬府へやってきます。何侠は言い訳します。「娉婷は敬安王府にいた頃のただの侍女です。身寄りもなく気の毒で、中庭に置いただけ。体が治ったら去らせるつもりでした」。
耀天は笑顔で返します。「むしろ感謝しますわ。こんな機会がなければ、天下に聞こえた娉婷さんとお会いできなかったもの。白兰に旧知の方がいないなら、私がきちんとおもてなしします。駙馬もゆっくりお過ごしください。今夜また一緒に食事しましょう」。
そう言い残して去りました。
何侠は夕食の準備を命じながら確信します。公主は自分に娉婷を自発的に追い出させようとしている。でも自分が留めたければ、娉婷は必ずここにいられる、と。
何侠のこの自信、どこから来るんだろう、とは思いますが、それより今夜の食卓のほうが気になります。
貴丞相は楚北捷に問います。なぜ朝臣の反対を押し切って白兰へ大軍で攻め込むのか。一人の女性のために晋と白兰が戦うつもりなのか、と。駙馬が娉婷をさっさと晋に返せば大事にならない、と訴えます。
しかし耀天は言います。「晋軍が攻めてくるなら、この戦は必ずやり遂げます。そうでなければ白兰の威信を示せません」。
娉婷のことが、もう国と国の戦になろうとしている。白兰も引かない、晋も引かない。娉婷がこの先どんな立場に立つことになるのか。
孤高の花 36話の感想まとめ
今回いちばん頭に残っているのは、耀天公主が「じゃあお客様として」と言った場面です。
怒りをぶつけるでも泣き崩れるでもなく、にこやかに主導権を取っていく。見ていてじわっと怖かったです。
何侠が「ただの侍女です」と言い訳した時、公主は全部わかった上で聞いているわけで。あの嘘を笑顔で受け取れる人が、この先どう動くのか。娉婷の立場がきつくなっていくのは目に見えています。
白娉婷が自分で居場所をばらしたというのは、後から理解が追いつきました。普通の薬に見える処方箋、冬灼に確認させること、倒れるタイミング。全部計算の上で「ここにいる」と公主に知らせた。何がしたかったのかはまだはっきりわかりませんが、娉婷がただ隠れているだけでなく自分で動いていることはわかりました。
楚北捷への「猛虎下山図」は、久しぶりに彼が大きく動く予感があって、絵画で密命を伝えるやり方も物々しかったです。
今夜の夕食を耀天と何侠が囲む、その席に娉婷もいる。耀天の笑顔が続く食卓を想像すると、娉婷のほうが胃が痛くならないかと余計な心配をしてしまいます。
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