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クルミットです♪
第23話は、これまでで一番つらい“距離の取り方”を見せられた回でした。
嫌われたわけでも、拒絶されたわけでもない。
覚えられていない――それだけで、ここまで残酷になるのかと胸に残ります。
それでは第23話を一緒に見ていきましょう。
恋狐妖伝 23話のあらすじ
久しぶりに涂山紅红と顔を合わせた東方月初は、
会えなかった時間への寂しさがつい言葉に滲みます。
けれど返ってきたのは、あまりにも事務的で冷たい反応。
違和感を覚えた月初は彼女の手を取って話そうとしますが、
紅红は無表情のまま振りほどき、用事があると言って立ち去ってしまいます。
ここ、月初の「え?」って顔が忘れられません
呆然と長老のもとへ戻った月初。
長老は一目で察しますが、
月初は「自分がいなくなってから、誰も紅红の負担を減らせていないのでは」と
どこまでも自分を責めてしまいます。
その頃、东方洛は身を削って解毒薬の研究を続けていました。
長老は月初に、
「紅红は普通の女とは違う。情を断つ覚悟で生きている」と静かに告げます。
月初は东方洛のいる山洞へ向かい、
料理を作って一緒に食べようとします。
紅红の話題になると、露骨に嫉妬する月初。
「これからは何でも自分を頼れ」と言った、その直後――
当の红红が現れます。
洛が自然に食事を勧めると、
さっきまで強がっていた月初も、
何事もなかったように席につくのが、なんとも彼らしい。
薬の試験に自分も参加すると言い出す月初ですが、
红红は相手にせず、そのまま去ってしまいます。
追いかけた月初は、
人妖合作を邪魔する存在だと誤解され、
「もうここへ来るな」と警告されます。
月初の困惑は、怒りよりも深いところにありました。
一方その頃、
颜如山と律笺文は神火山庄を訪ね、付澄の記憶を探ります。
颜如山は過去に付澄と接触しているため、
正体が露見しないか内心ひやひや。
付澄の記憶は断片的で、
狐妖と男の影だけが残っていましたが、
それ以上思い出そうとすると激しい頭痛に襲われます。
その後、
颜如山の“気息を隠す道具”が壊れ、
律笺文は彼が自分を欺いていたことに気づきます。
剣を抜いて追い詰めますが、
颜如山は逃走。
月円の夜、
法力が弱まった颜如山は本来の姿を現します。
律笺文はそこに悪意ではなく、
別の事情を感じ取り、
自分の斗篷を残して去ります。
捕まえない、という選択に律笺文の優しさが滲んでいました
赤砂魔盗団では、
赤闪が兄・赤雷に近づこうとしますが拒まれます。
それでも差し出した玉米を、
赤雷が黙って受け取る場面が、
この荒い世界の中で妙に温かい。
涂山では、
红红が東方月初の記憶を失っていることがはっきりします。
彼の行動は彼女にとって不可解で、
警戒すべき存在に見えていました。
东方洛は薬を完成させますが、体力は限界。
红红は百毒不侵の颜如山を使者に立てる判断をします。
そこへ三年ぶりに再会した涂山雅雅と傲来三少。
変わらぬ想いに安堵しつつも、
今の状況では月初と红红を会わせるべきではないと感じています。
洛は、
月初が红红の行方を探っていることを告げ、
红红の疑念はさらに深まります。
黒い霊蝶を受け取る月初を目撃した红红は、
彼を南宫家と結びつけ、
ついに拘束して問い詰めます。
突然の仕打ちに、
月初の感情は爆発。
長年そばにいて、命まで懸けた相手からの疑いは、
あまりにも重すぎました。
傲来三少は板挟みになりながらも、
「今は公事として割り切るしかない」と諭します。
時には、潔く離れることも選択だと。
月初は、
付澄の回復が真相への鍵になると考え、
そのための協力を求めます。
その夜、
律笺文は颜如山を追って火龙谷へ。
しかしそこで赤雷に捕らえられてしまいます。
颜如山は彼女を救うため、
赤雷に“投诚”する道を選び、
解毒薬を手に入れます。
彼は言います。
「彼女は、俺からの贈り物だ」と。
律笺文は怒りと混乱で言葉を失いますが、
それが彼なりの覚悟だと、
まだ知らずにいました。
恋狐妖伝 23話の感想まとめ
第23話は、
忘れられる側の痛みを、ここまで丁寧に描いた回でした。
嫌われるより、拒絶されるより、
“知らない人を見る目”を向けられることが、
こんなにも人を壊すのかと感じます。
月初が怒るより先に傷ついていたのが、あまりにも月初らしい
红红の冷たさは、残酷さではなく防御。
それでも、
真実を知らないまま向けられる刃は鋭い。
颜如山と律笺文の関係も、
追う者と追われる者から、
守る者と守られる者へと少しずつ形を変え始めました。
誤解とすれ違いが積み重なる中、
それでも物語は止まりません。
次回は、
月初がこの“冷たい現実”とどう向き合うのか。
そして红红の記憶に、
小さな揺らぎが生まれるのか。






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