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クルミットです♪
52話はいきなり五年後の世界です。あの朱色の皇宮の門が閉まって、程少商の心もそこで閉じてしまってから、五年が経ちました。周りの人たちはみんな新しい人生に進んでいます。程承と青苁は夫婦になり、万萋萋と程頌の間には子供が生まれ、班小侯と程姎もようやく一緒になれた。それなのに程少商だけが、ずっとそのままで。
五年間、霍不疑は戦場にいました。古い傷が癒えないうちに新しい傷を重ねながら、ずっと。
それでは52話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 52話のあらすじ
五年の間に霍不疑が何をしてきたか、程少商は何も知らされていませんでした。程始が逆賊の残党に襲われたとき、文帝は袁慎の父に救出を命じたのに動きがなく、霍不疑が一人で危険を冒して助けに行ったこと。程頌が蜀で賊討伐中に伏兵にはまったとき、そこでも霍不疑がそばにいたこと。全部、程少商には黙っていた。
知らないまま五年が過ぎているって、後から考えるとしんどいんですよね。知っていたら何かが変わったかもしれないし、変わらなかったかもしれない。でもその選択肢すら与えられなかった。
一方、ルオ・ジートン(駱済通)という女の話をしなければなりません。霍不疑に近づくために夫の賈七郎を自ら殺して自由の身になった女です。しかし霍不疑は五年間、彼女を軍営から追い出し続け、まともに顔も見なかった。それでも「いつか振り向かせる」と信じてついてきた。
宣皇后の体調がいよいよ悪化し、霍不疑は都に召喚されます。するとルオ・ジートンも大軍の後をついて帰京し、「二人は仲睦まじい」という噂を外に流し始めます。
三皇子が城の外まで出迎えに出て、文帝も霍不疑の無事な顔を見てようやく安堵した様子でした。梁邱起が近年の苦労を報告し、ルオ・ジートンとの噂も耳に入りますが、霍不疑はきっぱり否定します。
そして婚姻の話になると、霍不疑は静かに言い切りました。「霍家の墓と祠堂の修復が済んで祖先に報告したら、それ以降は妻も子も持たない」と。
この宣言、なんか重かったです。諦めているのか、それとも他の誰かを迎える気持ちになれないのか。理由を語らないだけに、余計に引っかかりました。
一方、宮中では宣皇后が程少商に早く良い縁談を、と気にかけていました。越妃(新皇后)はそこに自分から「長秋宮の主の名にはこだわらない、永楽宮に住み続けるし、宣皇后という呼び方も変えない」と伝えてきます。虚名を嫌う越妃の人柄が少し見えるシーンです。
宣皇后のもとから戻る途中、程少商は袁慎と出会います。袁慎はいつものように欄干に寄りかかって待っていて、程少商はその気持ちをわかっている。袁慎は正直に言います。「今あなたが霍不疑を忘れていなくても、余生をかけてあなたの心に居場所を作る自信がある」と。
袁慎って、こういうところが本当に誠実なんですよ。見え透いた慰めを言うでもなく、全部わかった上で言える人。好きです、この人の在り方が。
宣皇后の言葉も同じ方向を向いていました。「過去はもう幕が下りた、今と未来を大切にしなさい」。程少商はよく考えた末、実家に帰ることにします。
そして、宮殿を出たところで霍不疑と出くわします。
程少商の隣に袁慎がいました。再会の喜びはなく、むかしの記憶が蘇ってただ苦しくなるだけ。程少商が馬に乗ろうとすると、霍不疑が無意識に手を伸ばして足を支え、鐙(あぶみ)を整えました。
体が覚えているんですよ。五年経っても。
あの場面、なんか言葉が出なかったです。何も言わないのに全部伝わってきて、きつかった。
そのとき程少商は霍不疑の手首を見ます。少商弦(程少商の名にちなんだ腕飾り)がまだそこにありました。五年間、外していなかった。
程少商はすぐに馬を走らせてその場を去り、袁慎が霍不疑に一言告げます。「程少商がまだ気持ちを残していても、戻る気があるとは限らない。もう近づくべきではない」と。
続いて、ルオ・ジートンが宣皇后を見舞うという口実で宮中に入り込み、程少商の前で「五年間、霍不疑の側にいた唯一の女は私だ」と語ります。自由に出入りして世話を焼いてきたから自然と情が生まれた、という言い方で。
この嫌な感じ、大騒ぎじゃないのに地味にイライラしました。静かなのが余計に性質が悪い。
宣皇后が追い出しかけたそのとき、知らせが届きます。霍不疑が駱家に嫁入り道具を二車分送りつけ、大きな銅鏡も添えて「娘に良い嫁ぎ先を見つけろ」と言い渡したと。
一瞬で状況が変わります。駱家はもう使い道がないと判断してルオ・ジートンを追い出し、行き場をなくした彼女が霍不疑のもとへ直接向かうと、そこで賈七郎を殺した事実を暴かれてしまいます。
星漢燦爛 52話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、鐙を整える霍不疑の手首に少商弦が光っていた場面です。
あの一瞬のために、五年分の時間が全部集まってきた気がしました。言葉はなかったし、霍不疑は何も語らなかったけど、外していなかったという事実がそのまま全部でした。
程少商がすぐに馬を走らせたのも、わかる気がします。見てしまったら動けなくなるから、とにかく離れるしかない。
袁慎の言葉は、告白というよりも宣言みたいな感じでした。焦っていなくて、静かで。あれは程少商に刺さると思います。
ルオ・ジートンは自業自得なんですが、賈七郎を殺してまで五年間追いかけて、嫁入り道具二車分で全部終わり、というのはなかなか冷たい締め方でした。何も言わずにそれをやった霍不疑が、ある意味一番怖かったです。
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