中国ドラマ-海上牧雲記-かいじょうほくうんき-あらすじ-全話一覧
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海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎~は架空の世界である九州を舞台にした超人気小説「九州・海上牧雲記」を完全ドラマ化したファンタジー歴史ドラマです。
九つの州を、牧雲一族が統一して、端王朝という帝国を築き、それを無敵の軍隊を擁する穆如一族が支えて、300年間続いていたのですが、占星術師の予言によって、安定したこの関係が崩れ始めることになります。
牧雲一族の第6皇子・牧雲笙、穆如一族の三男・穆如寒江、碩風部族の族長の息子・碩風和葉の3名の青年が不吉な予言に振り回されて、波乱の人生を送ります。
第6皇子・牧雲笙役には、チェン・カイコ―監督作『空海―KU・KAI-美しき王妃の謎』で白楽天役を好演したホアン・シュアンが、穆如寒江役には、ヒットドラマ『楚喬伝~いばらに咲く花~』のショーン・ドウ、碩風和葉役には、日中合作ドラマ『蒼穹の昴』で皇帝を支える梁文秀役として出演したジョウ・イーウェイが演じています。
総製作費約50億円・スタッフ1,000人・出演者のべ50,000人というスケールの大きさで、撮影は、9か月に及び、新疆ウイグル自治区、北京、南京、そして、日本でも行われました。兵器は12,000点、馬具500点、そして、衣装など、それらを保管する倉庫は6万平米という架空歴史ドラマでは、前代未聞の規模と称賛されました。
ここでは、『海上牧雲記』のあらすじ、ネタバレ感想や見どころといった話題を紹介しながら、3人の青年の人生が、複雑な運命によって翻弄されていく物語、全75話を一緒にじっくり堪能していきましょう。
海上牧雲記 あらすじ
広大な9つの州に6つの種族が存在していた。天下を君臨してきたのは、皇族一家の牧雲家の端王朝であった。無敵の軍隊・穆如鉄騎を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、守護してきた。
しかし、占星術師が、両家に生まれた息子の予言をしたことで、この確固たる関係が揺らぎ始めるのだった。
その予言とは、「第6皇子が帝王の剣を握る時、この世に災いが訪れる。そして、将軍家の三男は帝王になるだろう」というものだった。
第6皇子の牧雲笙は、幼少のころから、父によって、宮中で幽閉されていた。穆如家の三男の寒江は、幼いころに父によって捨てられていた。共に親の愛情に恵まれない二人が出会い、運命が大きく変わっていきます。
そして、もうひとつの予言は、瀚州で生まれた碩風和葉は、鉄王剣を抜き、やがて九州を統一するというものだった。碩風和葉は、少年だったころ、穆如鉄騎に、掟に背いた制裁として一族を皆殺しにされていた。碩風和葉は、命は助かるが、奴隷商人に捕まり、売られ、闘奴となる。その時に寒江と出会うことになる。
皇帝の兄である宛州の牧雲欒とその息子の牧雲徳は、九州の各勢力と密謀し勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた。そんな中、牧雲欒の裏工作が功を奏し、瀚州の八大部族が朝廷に叛旗を翻すことに・・
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3つの予言を受けたこの主要な3人が、孤独であるという境遇が同じであることで、一時は友情で結ばれるが、お互いが敵でもあることを知るという複雑な関係です。この3人の運命がどのように展開をしていくかが見どころです。3人のそれぞれの恋愛も見どころたっぷりです。
この3人を演じている俳優は、中国の若手実力派で、数々の賞を受賞もしています。演技にも注目です。戦いのシーンはワイルドそのものです。
架空の世界とはいえ、実際の王朝時代の儀式や所作を忠実に再現しています。セット、小道具などは細かいところまでこだわっているようで、りっぱな紋章まであります。そして、なんといっても衣装が豪華!ぜひ見逃さずご覧ください。
日本ロケを行っています。中国ドラマとしては、日本でのロケは珍しいとか・・・滋賀県の彦根城や玄宮園で、撮影されたそうです。ドラマを見ていたら、すぐにわかりますよ!
オープニングもエンディングも、すべて管弦楽のみの音楽で、重厚な響きからシリアスさがかもし出されています。架空の世界の幻想的な雰囲気がぴったりです。
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海上牧雲記 評価レビュー・感想
ドラマ海上牧雲記75話が終わりました。ドラマの始まりからかなり壮絶な戦い場面があって、見続けられるかなと思っていましたが、見ているうちにだんだん引き込まれていってしまいました。登場人物が、とにかく一人一人皆必死で生きていたなという感じがしました。登場人物が多かったですが、展開がゆっくりでしたので、見やすかったですね。
牧雲笙、穆如寒江と碩風和葉の3人がそれぞれの役にぴったりでした!それぞれにカッコよかったです!でも、3人の笑顔が素敵なのに、今回のドラマではあまり見られなかったのがちょっぴり残念!でも、穆如寒江が素直に愛を表現できず、自分の気持ちをごまかすところの微笑みが印象に残りました。
そして、穆如寒江の少年役も素敵でした。途中で青年役と交代しますが、交代しても一番違和感を感じなかったです。まだ、少年なのに、とてもたくましくて、一人で生きてきた感じが出ていました♪23歳の俳優さんです。
そういえば、中国で活躍されている日本人俳優の矢野浩二さんも出演されていました。皇后の兄役でしたが、早い段階で殺されてしまいましたね。矢野さんは、NHKの中国語講座にも出ていて、日本でも活動されています。
戦いのシーンが多い中、ラブストーリーもありました。碩風和葉と牧雲厳霜との結ばれぬ恋に、和葉が外で独り言のようにつぶやくシーンがとてもよかったですね。多くを語らない無口の和葉なのに、あのシーンでは厳霜を想ってたくさん語ってくれました♪
日本での撮影場所はすぐにわかりましたね♪日本庭園をそのまま使っていました。その他は高地の方でしょうか?雪をかぶった山々が連なっている場所などがとてもきれいで、印象的でした。衣装や鎧兜なども細部にまでこだわっているのもよくわかりました。白と黒の対照的な鎧兜は素敵でした。
でも、秘術の場面はなかなか理解が難しかったですね。命を救える時と救えない時があったり、どこまで秘術を使えるのか、何に使えるのかは最後までわかりませんでした。秘術を会得したという墨禹辰があっけなく死んでしまったり、牧雲笙もどれだけの力を得たのかがわからなかったです。
そして、ドラマの最終回は、3人のそれぞれの道を描いたところで終わってしまったので、消化不良という感じです。当然、予言の通りになって、ドラマが終わると思っていたので、期待を裏切られた感じがしました。でも、きっと続き、続編があるのだと今から期待しています♪
海上牧雲記 キャスト・出演者
<牧雲笙役 ホアン・シュエン(黄軒)>
端朝皇帝の第6皇子の役。母親が魅族であるため、周囲から忌み嫌われ、父親である皇帝からも距離をおいて育てられる孤独な皇子を演じました。ナイーブで、弱々しいながらも、うちに秘めた強さを凛として演じていました。
ホアン・シュエンは、1985年生まれ。主な出演作は、「紅楼夢~愛の宴~」「ミーユエ 王朝を照らす月」「空海―KU・KAI―美しき王妃の謎」「芳華―Youth―」など
<穆如寒江役 ショーン・ドウ(窦骁)>
無敵の穆如鉄騎を率いる大将軍の三男の役。予言によって生後間もなく捨てられるが、武芸を会得し、強靭な性格をもったたくましい姿を見事に演じていました。
ショーン・ドウは、1988年生まれ。主な出演作は、「サンザシの樹の下で」「危険な関係」「最後のランナー」「楚喬伝~いばらに咲く花~」など。
<碩風和葉役 ジョウ・イーウェイ(周一囲)>
八大部族のひとつ碩風族の族長の息子役。穆如鉄騎から一族を滅ぼされたことから、穆如家と牧雲一族を憎み、自らが王になるべく時をじっと見据えて、何があっても決して屈しない役を豪快に演じていました。
ジョウ・イーウェイは、1982年生まれ。主な出演作は、「孔子」「蒼穹の昴」「少林間道」「レジェンド・オブ・バール ナーガの真珠」など。
<蘇語凝役 シュー・ルー(徐璐)>
秀女として皇宮に入ると端朝の次期皇帝に皇妃になると予言をされた少女役。自由奔放な性格だが、自分の道は自分で開こうとする勇敢さをあわせもっている。
シュー・ルーは、1994年生まれ。主な出演作は、「紅楼夢」「宮廷の諍い女」「長安十二時辰」など。
<南枯明儀役 ジアン・チンチン(蒋勤勤)>
端朝の皇后役。美しさと気品にあふれているが、皇帝から相手にされず、息子を端朝の後継者にしようと画策する。
ジアン・チンチンは、1975年生まれ。主な出演作は、「末代皇妃」「それでも今を生きる」「欲望之城(原題)」など。2005年には資生堂のイメージキャラクターに選ばれた。
<牧雲厳霜役 ジャン・ジァニン(張佳寧)>
靖王の娘だが、男まさりで負けず嫌い、いつも武装をしているのだが、愛してはならない碩風和葉を愛してしまう。
ジャン・ジァニンは、1989年生まれ。主な出演作は、「彼と私と両家の事情」「アリ族の奮闘」「温州一家人」など
海上牧雲記 基本情報
放送局:湖南衛視
読み方:海上牧雲記(かいじょうほくうんき)
原題 :九州・海上牧雲記
話数 :全75話
放送開始:2017年11月21日
監督 :曹盾(ツァオ・ドゥン)
脚本 :田妍娟(ティアン・ヤンジュアン)、魏京那(ウェイ・ジンナ)、曹盾(ツァオ・ドゥン)、今何在(ジン・ホーツァイ)
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