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クルミットです♪
溥儀の料理番、第23話です。今回は建福宮の火事が大きな山場を迎えます。容児が炎に取り残されて、李琪が命がけで助けに向かう場面から始まり、そのあとに待っているのは青児の切ない気持ちです。顔に傷を負った青児と、李琪への想いを静かに抱える容児。三人の関係がここで大きく動きます。それでは23話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 23話のあらすじ
栄恵太妃たちが御花園へ避難する途中、容児を探しに宮中に入ってきた劉守貴とばったり出会います。李琪は劉守貴に、はぐれないよう太妃について歩くよう頼みました。劉守貴は素直に頷きます。ところが目を離した隙に、劉守貴はまた容児を探しに行ってしまいました。
この人、返事だけは良いんですよね。
一方、敬懿太妃は太極殿を離れようとしません。李琪が「太極殿は危ないので御花園へ」と説得すると、敬懿太妃はようやく折れて一緒に避難することにしました。
そのころ青児は慌てた様子で容児の荷包(巾着)を拾います。青児はそれを李琪に渡しますが、中に李琪の玉佩が入っているのを見てしまいました。李琪は容児がまだ建福宮に残っているかもしれないと気づき、危険を顧みず火の中へ飛び込んで容児を助け出します。
迷わず走っていく背中、見ていて胸がぎゅっとなりました。
心配した青児も後を追おうとしたところ、崩れ落ちてきた柱にぶつかり、顔に大きな傷を負ってしまいます。
劉守貴は李玉枚・多羅媽・劉爾と合流し、容児と李琪の無事を伝えました。皆でひとまず家に帰ることになります。新聞社に戻った一同は、宮中の火事についてきちんと記事を書こうと話し合いました。李玉枚は、この火事が何者かによる放火だと知っていると口にします。
建福宮は焼け落ち、見る影もない姿になっていました。紹英は財物の点検を続けるよう命じます。溥儀は容児の様子を尋ね、大事に至らなかったと聞いて安心しますが、青児が顔に傷を負ったことを知り、太医に治療を続けさせるよう指示しました。
李琪は青児と容児を見舞い、容児がなぜ建福宮にいたのか尋ねます。容児は御薬房に薬を取りに行った後、気づいたら建福宮にいたと答えました。李琪は、御薬房のことは今は誰にも話さないよう容児に念を押します。
何かおかしいの、李琪はもう気づいてますよね。
李琪は御薬房を調べに行き、銭徳海が小太監を叱っている場面に出くわします。御薬房に賊が入り、物が盗まれたというのです。李琪は宮の出入り記録を確認しに向かいました。
御花園では溥儀が消火にあたった人々をねぎらう宴を開き、褒賞金を用意します。ところが李玉枚と多羅媽、劉守貴が受け取りに行くと、国庫が厳しく今は出せないと言われてしまいました。しかし外国人消防隊と警察には褒賞金が渡されていたのです。
これ、露骨すぎませんか。
国民政府はこの建福宮の火事を受け、溥儀に社会への説明を求めて宮中を訪れます。李玉枚は、油をまいて火をつけるよう指示していたのが孫公公だったと気づき、李琪に急いで捕まえるよう伝えます。李琪はそれを他言しないよう李玉枚に強く言い聞かせました。
顔に傷を負った青児は、自分の姿を受け止めきれずにいます。一方、孫公公は謎の人物に、李玉枚に見られたかもしれないと報告し、李玉枚を捕らえて確かめようと動き始めます。
李琪は薬を届けに青児のもとを訪れました。青児は李琪に、もし建福宮に閉じ込められていたのが自分だったら、それでも命がけで助けに来てくれたかと尋ねます。李琪は御前侍衛として当然助けると答えました。青児は自分の心にはずっと李琪しかいないと打ち明けますが、李琪は玉枚と同じ妹として見ていると返します。青児が「容児のせいで断るのか」と問うと、李琪は用があると言ってその場を離れました。
はっきり言わない優しさが、逆につらいです。
離れた後、容児がさっき来ていたことに気づきます。ドアの前には薬が置かれていました。容児は李琪の気持ちに気づき、これまでの二人の出会いを思い返して心が温かくなります。けれど青児が李琪を想っていることも知っていて、今の青児を傷つけたくないと考えました。容児は李琪の玉佩を返すことにします。李琪は容児の気持ちを理解しつつも、受け取ることを拒みました。容児は、もし青児が元気になったときにまだ自分のことを想ってくれているなら、そのときにまた話そうと言い、玉佩を李琪の手に握らせてその場を去ります。李琪は一人、涙を流しました。
溥儀の料理番 23話の感想まとめ
一番心に残ったのは、容児が玉佩を返す場面です。好きな人がそこにいるのに、青児の傷ついた心を思って自分から一歩引く。この選択、簡単にできることじゃないと思います。
李琪が火の中へ迷わず飛び込んだところも良かったです。理屈より先に体が動くタイプなんですね。ただそのせいで青児が傷を負ってしまったのは、見ていて申し訳ない気持ちになりました。
誰も悪くないのに、誰かが傷つく。こういう展開、本当に苦しいです。
褒賞金の件も引っかかりました。命がけで火を消した人たちにお金を出し渋る一方で、外国人消防隊にはちゃんと払う。この差、見ていてイライラしました。国が傾いているというのは、こういう小さな場面にも表れるんだなと感じます。
孫公公が放火の指示を出していたらしいというのも気になるところです。李玉枚が気づいたことに、向こう側も気づいてしまったのが心配でなりません。次に何が起きるのか、まったく読めない怖さがあります。
青児が鏡の前で自分の顔を受け止めきれずにいる姿は、見ているこちらまで言葉が出ませんでした。李琪への想いも、傷を負った体も、どちらも簡単には整理できないはずです。玉佩を握りしめたまま一人涙を流す李琪の背中が、しばらく頭から離れませんでした。
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