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クルミットです♪
5話、見終わってしばらくぼーっとしてしまいました。崖の上で告白する場面が、なんとも言えない。上官芷のふりをしたまま自分の本音を話す楊采薇、でもパン・ユエには届かないまま空中に消えていく言葉。そして最後、桃の林で見つけるものも…。
それでは5話を一緒に見ていきましょう!
花間令 5話のあらすじ
パン・ユエは芝居を続けることに限界を感じ、上官芷(に成りすましている楊采薇)に「あの日、本当に何があったんだ」と問い詰めます。楊采薇は、上官芷が自分をさらったことをパン・ユエが掴みかけていると察し、とっさに認めようとしますが、そのまま逃げ出してしまいます。
でも、逃げ切れなかった。
パン・ユエは、楊采薇の遺体のそばに上官芷の巾着袋が落ちていたことを知っていました。換顔(顔の入れ替わり)の事情を知らない彼は「上官芷が楊采薇を殺した」と信じ込んでいます。本物の楊采薇が目の前に立っているとは、夢にも思わずに。
このすれ違い、ずっと続くやつか…と思ったら切なくなりました。
崖の縁まで追い詰められた楊采薇に、パン・ユエは「今日話さなければ生きて帰さない」と迫ります。楊采薇は一気に「なら飛び降りる」と身を投げようとし、慌てたパン・ユエが止めます。
崖の上で向き合う二人。
楊采薇は上官芷のふりをしながら説明します。崖の下の遺体は自分の手下で、楊采薇を怖がらせるために差し向けたが、途中で強盗の一団に全員崖へ落とされてしまった。楊采薇に救われて話を聞いて、もう恨みは消えた、と。
そしてここで、楊采薇は上官芷の声を使って、自分自身の気持ちを語り始めます。
昔、潘家を訪ねたのに門前払いされた。顔の傷を嘲られ、追い返された。二人はもう遠い場所で別々に生きていくものだと思っていた。でも10年後にパン・ユエが来てくれて、全部誤解だったとわかった。本当は、最初からずっと、あなたと結婚したかった。
上官芷の口で言う本音。パン・ユエには「上官芷の話」としか届かない。楊采薇本人が言っているとは、わからないまま。見ていてきつかったです。
—
その夜、楊采薇は白小笙の後をこっそりついて行き、師匠の老姜頭(ろうしょうとう)のもとを訪ねます。師匠が泣いているのを見て話を聞くと——大婚(結婚式)の日に誰かが老姜頭を殺しに来た。顔は見えなかったが、その人物は花婿の衣装を着ていた、と言います。
花婿の衣装…ということは、パン・ユエが動いたのか、それとも誰かがそう見せかけたのか。このへんが頭から離れませんでした。
老姜頭から検死の道具を受け取り、楊采薇は玉佩も取り戻します。早く本来の身元を取り戻す、と決意を固めます。
翌朝、また銀雨楼が動きました。孫震がパン・ユエを「妻殺し」として告訴したのです。捕吏の劉はオロオロしていましたが、パン・ユエの顔色はまったく変わらず、「7日以内に答えを出す」と静かに言い切ります。
楊采薇は遺体の公開検視を提案しますが、パン・ユエは「自分に考えがある」と取り合いません。
こういうときに揺れない人を信用していいのか毎回迷います。
監視を続けていると、楊采薇はパン・ユエが手紙を燃やすところを目撃します。その手紙に「百花宮(ひゃっかきゅう)」の字が見えた。すぐに楽妓(らくぎ)に扮して百花宮へ潜り込みます。
そこでパン・ユエが会っていたのは「青帝」という人物。青帝は「卓瀾江と争えば勝ち目はない、3年前にも銀雨楼が金水楼を潰した」と話した上で、「だから一緒に四大宗族を倒そう、それが一番の出世だ」と持ちかけます。パン・ユエは承諾しました。
楊采薇はこの一部始終を見ていました。心の中で一言、悪態をついていたと思います。
でも気が散ったせいで、手の中の琴(きん)がひどい音を立ててしまいます。バレた。パン・ユエに連れ出されて馬車の中でがっちり釘を刺されます。「上官蘭がお前を残していったから俺が守る。余計なことをするな」と。
口ではわかりましたと答えながら、楊采薇の行動は止まらない。
賭け場に乗り込み、卓瀾江に賭けるフリをして「楊采薇の埋葬場所が見つかった」という噂を流します。パン・ユエ自身に遺体を見に行かせるための工作です。
賭け場を出たところで、阿江(あこう)とばったり会います。乱葬岡(まとめ葬りの場所)で助けた友人で、「生きて戻ってきて」と頼んでいた人物です。戻ってきてくれた阿江に、楊采薇はもういない。酔って追い払われそうになっている彼を助けながら、楊采薇は「全部終わらせる」と決めます。
夜、胡瓜花の花粉を馬の背に振りかけ、その跡を追ってパン・ユエのあとをつけます。
たどり着いたのは、一面の桃の林。かつて楊采薇本人が「ここに葬って」と言っていた場所でした。
パン・ユエが立ち去った後、楊采薇が見つけたのは——自分のために立てられた位牌と、きれいなままで保存されていた自分自身の遺体でした。
花間令 5話の感想まとめ
一番引っかかっているのは、崖の場面での告白です。
上官芷のふりをしながら自分の本音を話す楊采薇。それが「上官芷の言葉」としか届かないパン・ユエ。見ているこちらは全部わかっているから、余計にきつかった。声は届いているのに、内容が届かない。
そして桃林のラスト。パン・ユエが楊采薇のために位牌を立て、遺体を大切に保存していたこと。楊采薇を殺した犯人だと信じている相手にここまでするのか、とは思います。それだけ楊采薇という人間が、パン・ユエの中で消えていなかったということなのかもしれない。
楊采薇本人が自分の位牌と遺体に対面するあの場面、もう少し顔を見ていたかったです。
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