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クルミットです♪
23話は前半と後半でがらっと空気が変わります。前半は県衙に潜む内通者を炙り出す潘樾の罠、後半は九年前の怪事件の調査と師匠との再会。どちらも話の密度が高くて、あっという間でした。それでは23話を一緒に見ていきましょう!
花間令 23話のあらすじ
潘樾は銀雨楼を商会の管理に引き渡し、感謝の宴を開きます。でもこれは実は潘樾と楊采薇が仕掛けた罠でした。
楊采薇が酔ったふりをして、潘樾が部屋に送り届ける。内通者がいるならこのタイミングで動くはず——そういう計算です。
楊采薇が少し悩んでいる顔をしていたのが良かった。長く一緒にいた人たちを疑わなければならないのは、やっぱりつらい。
二人が席を外した後、老主簿と劉捕頭がそれぞれ口実をつけて中座します。潘樾が手下を連れて捜索に動くと、劉捕頭の表情が明らかにおかしい。証拠も出てきました。
しかし老主簿は「引退して故郷に帰りたい」と言い出し、潘樾はあっさりそれを認めます。老主簿は弱ったふりで県衙を出て、そのまま銀雨楼の裏山へ向かいました。卓の父が残した証拠を回収しに。
そこにはすでに阿沢が待ち構えていました。
潘樾、最初から老主簿が本命だってわかってたんですね。劉捕頭は陽動で、老主簿が自ら動くのを待っていた。自分で罠に飛び込ませるやり方が、潘樾らしい。
老主簿は何も白状せず、毒を飲んで亡くなります。
潘樾が見つけたのは、卓の父が残した手紙でした。誰かへの保険として手元に残していたようで、幕後の黒幕には渡していなかったものです。楊采薇はその内容を見て、しばらく落ち着けない様子でした。家族の運命を変えた手紙が、今ようやく自分の手に戻ってきた。
劉捕頭は今回が潘樾の作戦だったと気づいていながら、「県衙に内通者がいると自分も疑っていた」と話します。このやりとり、二人の間の信頼がじわっと出ていました。
続いて二人は望月橋へ向かい、十年前に都からやってきた人物を探ります。店の女将に話を遮られてしまい、楊采薇は潘樾に「美貌で女将の気を引いてきて」とお願いします。
潘樾を囮に使う楊采薇、なかなか容赦ない。でも潘樾がそれを普通にやってしまうのがまた。
店主の話によると、「商」という姓の美しい女性のことは覚えていると言います。ただ九年前の「天師復活案」で亡くなった八人の女性のうちの一人だったと。
楊采薇の顔色が変わります。その事件が起きたころ、ちょうど禾陽に来て一年の頃で、師匠に連れられて現場に行ったことがあった。怖くて、しばらく一人では外に出られなかったほどでした。
記録を調べると、亡くなった八人の女性が八卦のそれぞれに対応していることがわかります。凶手は洛雲門という門派の弟子とされていて、門主の薛漸離と女弟子の陸哀歌の名前が出てきます。ただ、第一の犠牲者が出る前に陸哀歌はすでに亡くなっていた。そこから「天師復活の伝説」が生まれた。
そして商姑娘が、かつて楊采薇の父に知らせを送った人物だったということもわかります。
楊采薇は師匠がこの事件の検屍担当だったことを思い出し、直接話を聞きに行くことにします。二人で城外の白小笙の家を訪ねますが、師匠はいませんでした。楊采薇が探しに行ったすきに、師匠が突然飛び出してきて潘樾を追い回します。
初対面でいきなり追いかけ回すのがおかしかった。楊采薇が慌てて止めに入る図が目に浮かぶ。
誤解が解けても師匠の態度は硬くて、夕食時も植木の水やりをやらせたり、話題を避けたりしていました。その夜、師匠のいびきで眠れない潘樾は、こっそり楊采薇と中庭で落ち合います。楊采薇は酒を用意してくれていた。
師匠は根は優しい人で、楊采薇を娘のように思っているだけだと話します。かつて濡れ衣を着せられた楊采薇のために証言してくれたのが師匠で、それ以来楊采薇は無理やりついていって弟子になったのだそうです。
一方、卓藍江は孫震から「都の質屋に物を届けただけで、幕後の人物には自分も会っていない」と聞き、その質屋に単身乗り込みます。でも目当ての人物には会えませんでした。白小笙が後を追いかけてきて、思い切って気持ちを伝えましたが、卓藍江は彼女を帰らせようとします。
最後に潘樾は楊采薇をうまく遠ざけ、師匠と二人で話します。郡主の件はきちんと対処すること、楊采薇を守り抜くこと——そう伝えると、師匠もそれ以上は責めませんでした。
花間令 23話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、老主簿の最期でした。
潘樾が最初から老主簿を本命と見ていたとわかった瞬間、ゾクっとしました。表向きは劉捕頭を疑っているように見せて、老主簿が自ら動くのをずっと待っていた。老主簿は何も言わず毒を飲んで……怖かったし、なんとも言えない後味でした。
長く仕えてきた人がああいう形で終わるのは、誰が悪いとか以前に、ただ悲しかったです。
天師復活案の話が出てから、急に空気が重くなりました。八人の女性が八卦に対応して殺されていたというのはかなり禍々しい話で、当時の楊采薇が一人で外に出られなくなったというエピソードが、直接見せずに現場の凄惨さを伝えていて良かったです。
師匠と潘樾のやりとりはほっとする場面でした。師匠が楊采薇を本当に大切に思っているのはよくわかるし、潘樾もそれを真っすぐ受け止めていた。中庭でひっそり二人が話す夜のシーン、静かで良かった。
白小笙が一人で気持ちを伝えに行った場面はきつかった。卓藍江が「帰れ」としか言えない理由もわかるだけに、どうにもならない感じがしました。
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