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クルミットです♪
今回は顧九思がついに衙門(役所)での仕事を始める回です。そして柳玉茹の方も、胭脂舗(化粧品店)の開店に向けてじわじわ動き出します。二人ともゼロからのスタートで、失敗したり悩んだりしながら前に進んでいくのが今回の見どころです。顧九思の新人っぷりと、柳玉茹の商売感覚の鋭さ、両方楽しめる回でした。それでは19話を一緒に見ていきましょう!
長風渡 19話のあらすじ
顧九思が衙門に出仕する朝、木南は心配のあまり細かいことまで口を出し、ついていきたいとまで言い出します。でも顧九思はきっぱり断ります。悠州で暮らしていくための第一歩は、自分の足で歩かないといけないからです。
ここで木南を置いていく判断、地味に大事だと思いました
周りは顧九思が金塊でも持ってきたのかと思っていたら、渡したのはたった四、五十文の銅銭でした。衙役の頭である黄龍飛はそれを見て顧九思を格下扱いし、王聡に世話係を命じます。しかも決してサボらせるなと釘を刺す念の入れようです。
まだ仕事のやり方も分からない顧九思のせいで、王聡は思わぬ苦労を背負い込むことになります。
一方、柳玉茹は印紅を連れて悠州の街に出て、胭脂屋の様子を見て回ります。街先で売られている安価な白粉にはあまり興味を示さず、ある店に入ってみると、そこの主人が城西の趙三爺だと分かります。
さらに仕入れ値を聞いてみると、材料だけで銀百両もかかると言われます。柳玉茹が趙三爺も同じ値段で仕入れているのかと尋ねると、店主は年商七、八万両クラスの趙三爺と比べるなんてと軽くあしらいます。
この店主の態度、地味にムカッとしました
衙門に戻った王聡は、二度と顧九思とは組みたくないと言い出し、他の衙役たちも同じ反応。結局、黄龍飛が自分で顧九思を連れて回ることになります。
家では柳玉茹がお茶の点て方を練習中。まだまだ腕は未熟なはずなのに、顧九思は彼女が点てたお茶を褒めます。柳玉茹は化粧箱のデザイン画を見せますが、顧九思は花柄が細かすぎてすっきりしないと指摘します。柳玉茹はすかさず、それなら手伝ってほしいと頼み、何枚か描き足してほしい、儲かったら工賃を払うからと持ちかけます。
工賃で丸め込むあたり、柳玉茹らしくて笑いました
月姨娘(顧家の側室)は柳玉茹が瓶や器ばかり買い込んでいることに不満顔ですが、柳玉茹には柳玉茹なりの考えがあります。
その頃、街では庶民同士のいざこざが起こります。まだ経験の浅い顧九思はどう収めていいか分からず、自分の銅銭を差し出そうとしますが、黄龍飛に止められます。黄龍飛は両者が納得する方法をあっさり見つけて解決してしまい、顧九思も少し彼を見直します。
でもその印象も、木南が余計なことをしたせいで台無しになってしまいます。黄龍飛は、仕事場にまで従者を連れてくるなんてやっぱり坊ちゃんだと呆れ、以後は仕事終わりに掃除までさせるようになります。
柳玉茹は花売りの店主に商売のアイデアを授け、剪定を手伝う代わりに切った枝をもらう約束を取り付けます。
木南は黄龍飛が余所者を見下していると感じ、周燁に頼んで黄龍飛を懲らしめてもらおうと提案します。でも顧九思はそんな狭い考え方はしません。黄龍飛は気が短いところはあるけれど、なかなか得難い役人だと分かっているからです。
ここで根に持たない顧九思、けっこう好きです
柳玉茹は月姨娘と二人の妹を連れて花枝の手入れを手伝わせますが、月姨娘は不満たらたら。柳玉茹はここではっきりと計算を示し、不満なら顧家を出て別の生活を探せばいいと言い切ります。月姨娘はそこでようやく大人しくなります。
人手と材料費を節約できた柳玉茹は、帳房に残っていた胭脂の調合レシピをもとに製造を始めます。ただ初期費用がかさみすぎて、売れなかったら回収できないのではと不安になります。江柔はそんな柳玉茹に、人がやれることは十分やった、あとは天に任せるしかないと声をかけます。
雍州や梁州もすでに混乱しているそうですが、範軒は独立して兵を構える気はなく、顧家からの献金で城の守りを固めることで、悠州はどうにか平穏を保っています。
張月児は現実的な性格で、年末に利益の分配があると聞いた途端、急にやる気を出して働き始めます。化粧箱が仕上がり、印紅はその出来栄えに感心します。柳玉茹は顧九思に相談し、胭脂舗に「花容」という名前をつけます。
宣伝を兼ねて、そして日頃のお礼として、柳玉茹は胭脂を周燁に渡し、彼の母親に届けてもらうよう頼みます。こうしてようやく、胭脂舗は正式に開店の日を迎えます。あとはお客さんを待つだけです。
長風渡 19話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、月姨娘への柳玉茹のはっきりした態度です。不満があるなら出ていけばいいとまで言い切るのは、なかなか言えることではありません。柳玉茹の商売人としての強さが、家の中の力関係にもそのまま出てきた場面でした。
顧九思の方は、本当にまだ何もできない新人という感じで見ていて微笑ましかったです。銅銭を人に渡そうとして黄龍飛に止められるあたり、育ちの良さがそのまま裏目に出ていました。それでも黄龍飛の仕事ぶりを素直に認めるところは、顧九思の性格の良さが出ていたと思います。
柳玉茹の胭脂舗は、値段交渉から材料集め、人繰りまで全部自分の手で組み立てていて、見ていて応援したくなりました。趙三爺の店に軽くあしらわれた場面は悔しかったですが、その悔しさをそのまま行動力に変えているところが柳玉茹らしいです。
花容という名前が決まって、印紅の嬉しそうな反応を見たとき、こちらまでほっとしました。あとはお客さんが来てくれるかどうか、そこが気にかかります。
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