少林問道-19話-20話-21話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-少林問道(しょうりんもんどう)-あらすじ-19話-20話-21話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

少林問道


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クルミットです♪
前回はようやく聞道が出家して無想となりましたが、出家したからと言って復讐を簡単に諦め切れるわけもなく、十八銅人を探し出そうと考えます。一方、明徳によって妓楼に送られた蓁蓁は、剣雄と田碩儒の政治闘争と男の意地のはざまに置かれることに…

少林寺を制圧してしまいたい明徳たちの思惑と、無想の復讐への情熱が少林寺の内と外で激しく拮抗する中、和尚たちはあくまでも静謐に仏と向き合おうとしていますが、もうすでに少林寺は戦いの場に引き出されているような状況です。
今回は19~21話で、無想が十八銅人救出計画を実行することになります。そしてそのために、蓁蓁は大きな犠牲を払うことに…
無想の復讐への執念はどうなっていくのか、一緒に見守って行きましょう~♪

【少林問道】(ネタバレあり)

19話「第二の凶行」

「聞道がやがて戻ってきても、自分を信じるかどうか」と悩む蓁蓁に、女将は「時に人は信念を持つからこそ生き続けられる」と語る。女将もまた、母として密かに聞道を思う一人だった…
蓁蓁は楊秀の手紙で「聞道が出家して無想という法号を受けた」と知らされる。しかし聞道にとっては出家も復讐の手段であり、生きる唯一の理由だと。そして楊秀は、そのために十八銅人について、蓁蓁から田碩儒に探りを入れて欲しいと依頼する。
聞道も蓁蓁も、復讐から離れて楽に生きられないのかなと、親の世代の苦悩を見るとさらにそう思うのですけどね~。そこから解放される時はいつか来るのでしょうか…

前のことで女将に恨みを持っていた笑笑兄は、梅艶楼に火をつけようとしていたが、そこに十八行者が襲い掛かり、笑笑兄と手下は殺害されてしまう。通りかかった楊秀が笑笑兄の遺体を見ると「大力金剛掌」の痕が。騒ぎを聞いて女将が田碩儒に知らせようとするが、その前に剣雄が配下を率いて到着し、笑笑兄たちの遺体を引き取っていった。
剣雄と韓副官は遺体の傷跡から十八銅人の仕業と決めつけ、田碩儒が引き上げた兵糧を戻さないと、十八銅人を制圧するために少林寺をはじめ洛陽に兵力を投入する、と田碩儒を脅し、二人の勢力争いは一触即発状態に。
笑笑兄はあまりにあっさりした退場でしたね。田殿と剣雄のオス同士の闘いが激化してきましたが、田殿は蓁蓁を口説くつもりあるのかな、どうなんですかね~

蓁蓁は、楼にやってきた剣雄に、聞道の復讐のためにと十八銅人の行方を尋ねる。教えてくれたら自分を与える、と蓁蓁に妖艶に微笑まれ、剣雄は怒りと欲望がないまぜになって楼を飛び出していく。
その後やってきた田碩儒は、剣雄に脅されて兵糧を差し出さざるを得なかったことで、蓁蓁に怒りをぶちまける。蓁蓁は十八銅人を体質尋問するか救出することを提案し、田碩儒に監禁場所を尋ねるが、田碩儒は口を閉ざして語らない。
田殿が聞道に協力してくれれば蓁蓁は守られ… でもないか…

剣雄は少林寺に兵を連れて押しかけ、民が大力金剛掌の餌食になったことで僧侶たちを全員集めさせる。罰で座禅させられていた無想を「下山していないという証明にならない」と連行し、十八行者に引き合わせる。無想はここ数日の殺人は剣雄の仕業だと気づくが、十八行者たちの技によって瀕死状態にされてしまう。
無想はそれでも自分を殺せないでいる剣雄に取りすがって、真の十八銅人の居場所を教えてくれと懇願するが、剣雄は「十八銅人は死んだ」と突き放し、蓁蓁が自分を捧げようとしていることも無想に突きつける。しかし無想は懇願をやめず、少林寺に送り返される…
無想の瀕死のボコボコ、何回目でしょうか…

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20話「女の操」

梁五は必死に鍛錬するものの、自分を凌駕する敗火の存在が悔しく疎ましい。明徳は梁五に20年前に倭寇を掃討した時、敗火は従軍した僧医だったと語る。歳月は流れたが敗火だけは昔と変わらないことに、明徳は複雑な感慨を抱く。
剣雄が梁五の弟子である十八行者を使って洛陽で騒ぎを起こしたという知らせを受けて、明徳はこのままでは必ずほころびが出るだろうと、明日洛陽へ向かうことにする。
それじゃ、敗火は何歳くらいなんでしょうか…明徳と同年代?うそ~ん!

剣雄は梅艶楼にやってきて、蓁蓁に「十八銅人は洛陽の氷室の中だ」と教え、蓁蓁のために救出に協力すると申し出る。これで自分たちの間の因縁をすべて忘れて、蓁蓁に恨まれるのを終わりにしたいと。
蓁蓁は侍女に、雲翳客桟にいる無想へと手紙を託す。女将は侍女から手紙を渡され、蓁蓁が「札を掲げる」というので、無想のために操を投げ出そうとしていることを知って愕然とする。
蓁蓁は剣雄に、自分たちの因縁なんてもう終わっていると言い、剣雄の昔から変わらない想いを受け止めて「今夜娶ってちょうだい」と…
蓁蓁それでいいのか…剣雄もそれでいいのか…よくない…

女将は雲翳客桟に出向き、無想に蓁蓁の手紙を手渡す。剣雄の協力を知らせ、「私は剣雄の女になっている」という手紙に無想は慟哭する。女将は銅人の救出を思いとどまるよう説得するが、ここまでしてくれた蓁蓁のためにも計画の実行は避けられず、三日後の縁日に救出作戦を実行することに。無想は女将に、蓁蓁に竹とんぼを渡してくれと託す。
女将は十一娘の部屋の扉に「魁」の札を出し、扉に竹とんぼをはさむのだった…
剣雄が協力するつもりなら、蓁蓁の犠牲は必要だったのでしょうか?ああ蓁蓁…

田碩儒が、剣雄を「父親の喪に服していない」件で弾劾するつもりだという情報が入る。剣雄はそれを聞いて、本気で弾劾するつもりではなく牽制だろうと見るが、韓副官はこの先繰り返されるのではと懸念する。
その頃、剣雄との初夜が明けた蓁蓁は扉の札と竹とんぼに気付き、座り込んで涙する。女将は蓁蓁が泣き止むのを待って銅人救出計画を蓁蓁に説明する。それを剣雄に伝えた蓁蓁は、「必ず協力すると約束して」と念を押すのだった。
そういえば、剣雄は喪に服するどころか速攻で任地に赴任してますものね~

そのまま少林寺に戻ると正念と敗火に閉じ込められるので、無想は正行に救出計画を打ち明け、助けを求める。二日後の縁日の日、約束の場所で待つと、剣雄の指示で警備が排除され、氷室の中に入りやすくなった。そして錦衣衛を正行があっという間に倒すが、戦えない無想と楊秀を守りつつ戦うために次第に苦しくなる。そこに剣雄の矢が飛んできて三人を救う…
正行さん強すぎ…このレベルが十八人揃っているなら、銅人を手の内におさめようとするか、敵に回らないように潰そうとするか、野心のある人間なら考えるわけですね。

21話「銅人奪還」

正行と剣雄の働きで錦衣衛は全部倒され、剣雄は氷室の鍵を渡して去っていく。田碩儒のもとに銅人脱獄の報告が入り、無想と銅人たちに追手がかかる。
やがて田碩儒は追いつき無想と楊秀を弾劾するが、剣雄がやってきて、私兵所有で謀反の嫌疑を着せて田碩儒を無理やり連行する。
田碩儒を排除したところまでは計画のうちだったが、そこに銅人奪還を知った明徳が洛陽に来たことを知り、剣雄は計画加担を隠滅するために田碩儒を殺害する。しかしおそらく明徳には気付かれるため、すべてを失う前にそのことを話すため蓁蓁に会いに行く。蓁蓁は剣雄を抱きしめ、「ありがとう」と…
剣雄は協力のついでに田殿を排除してしまいましたね。どっちが利用したのか利用されたのか、これじゃちょっとわからないという♪

銅人をつれてさらに逃げる無想たちだったが、功力を使い切った銅人たちは歩みが遅く、梁五と十八行者に追いつかれてしまう。正行は「拙僧が真の少林功夫をお見せしよう」と、圧倒的な強さで十八人を倒す。正行は行者たちを武術のできない体にしただけだったが、梁五はその息の根を止めて正行に挑む。しかし素手の正行に対し、梁五は目つぶしを使って刀で正行を刺す。制しようとした無想に梁五が必殺の一発を繰り出したところ、駆け付けた正念によって梁五は跳ね返される。
正行は自分の命が尽きようとしていることを察し、「己の枷を解かなければ何一つなしえない」と言い残し、これからの少林寺を託して、無想に功力を注入して息を引き取る…
正行さんほんと強すぎ!そして美味しいところを持っていった正念さんズルすぎ~

そこに明徳が兵を率いて到着し、銅人を返すのはいいが理由が必要だと正念に迫る。正念は自分がすべての責任を引き受けようと申し出るが、明徳は譲らず、少林寺を滅ぼそうとほのめかす。
しかしそこに敗火が薬を持って走ってくる。全力疾走で持ってきたのに、薬をこぼすことなく湯気もたったまま。それを見た明徳は敗火が無言で発した「今自分とやりあったらどうなるか」「寺を滅ぼしてこの薬がなくなったらどうなるか」という圧力を察し、しかし少林寺に返しても銅人はもはや死人も同じだから、と引き下がることに。
シリアスなシーンなのに、敗火走りにちょっと笑ってしまう…。明徳たちは、相手が僧侶だから、慈悲の心がハンデになって助かっているのだと思うのです

少林寺では悲しみの中、正行の葬儀が行われる。
無想は昏睡から目覚めて起き上がるが、正行から授かった功力のせいで力の制御ができずに戸惑う。
正因は正念に「この十年我らは死人も同然でしたが、仏は忘れていません」と語り、正念は思わず涙するのだった…
無想、スーパーサイヤ人化!あれじゃ日常生活不便そう!

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19~21話の感想

今回、笑笑兄と田碩儒、正行さんが復讐闘争の犠牲になってしまいました。
笑笑兄はともかく…田殿は悪い人じゃなかったのに。ただ真面目なだけだったのに、剣雄の策略にハメられ、かわいそうに。
ある意味、剣雄も大きな犠牲を払ったといえるかもしれません。田殿を排除し、無想に手を貸して銅人を救出させたことが、あの明徳にバレないわけもなく。蓁蓁を手に入れるためにすべてを投げ打った代償はかなり大きいものになるのではないでしょうか。

しかし今回、最大の犠牲を払ったのはやはり蓁蓁でしょう。
復讐のために、聞道への想いのために、自らを守る鎧を脱ぎ捨ててしまいました。蓁蓁と無想の間に、ぬぐいがたい一点が残っていくのでしょうか。それをなかったこととして乗り越えていくには、今の無想はあまりに幼いように思います…。
いつか復讐が終わる時に、今以上に傷ついた二人がどう向き合うのか、それを考えるとつらいですね。初回の二人にたどり着くのに、これからどれほどの痛みを受けないといけないのでしょうか…。

それなのに、無想は復讐に向けて自分では扱いきれない武器を、自分の肉体に受け取ってしまいました。正行さんたら、なんてことをしてくれたのでしょう。無想に「枷を解き放て」と、さらに重い枷をかけたようなものです。
無想が自分自身を制御できるようになるために、正念、敗火は手加減しないと思うんですけどね~。
それに、技術的な修行もですが、無想を待ち構える「秘密」との闘いもあるんですよね…
21話、無想が倒れているのを見て明徳が、「程聞道も終わりのようだ」って鼻で笑うシーンに、「明徳~~~~息子なのに!お前の息子なのに~~~~!!」って思わずジタバタしてしまいました。
親の世代のねじれた秘密がいつどんな形で明らかにされるのか、ほんとにハラハラしますね!次回はどこまで進展するでしょうか?楽しみにしてくださいね~♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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