大宋宮詞 第50話 あらすじ 遺詔を巡る寇準の暴走と曹利用が父へ突きつけた決別の言葉

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先帝の元侃が崩御して、朝廷は一気に不穏な空気に包まれます。
遺詔を探す寇準の取り乱しぶりや、幼い受益を巡る権力争いに胸が大きくざわつきました。

これから宮中がどう荒れていくのか、早くも波乱の幕開けとなる回です。
それでは50話を一緒に見ていきましょう!

大宋宮詞 50話のあらすじ

禁軍の兵士たちが宸妃の寝宮を隅々まで徹底的に捜索します。
しかし、どれほど探しても肝心の遺詔はどこにも見当たりません。
一体どこへ隠したのですか?

寇準は焦りを隠そうともせず、もっと徹底的に探せと怒鳴り散らします!
そのあまりに取り乱した姿に、周囲の大臣たちからも強い反対の声が上がります。
いくら焦っているからといって、亡くなった人の寝所を荒らすのはひどすぎますよね。

すると寇準は、亡くなった婉児の体に遺詔が隠されているのではないかと言い出す。
これを聞いた劉娥は激しい怒りを見せます。
すでに息を引き取った故人を侮辱する行為は許せません!
一体なぜ寇準はここまで冷静さを失っているのですか?

亡くなった婉児の体まで探そうとするなんて、寇準は完全に我を忘れていて引きました

周囲の臣下たちも、寇準の常軌を逸した言動に呆れ果てて言葉を失う。
大臣たちにとっても完全に想定外の事態だった。

劉娥は元侃の遺体を皇陵へ納めることを最優先と決め、政務を補佐する重臣を選ぶ意向を示します。
そこで蘇義簡が声を張り上げて反対の意を唱えた。
元侃が残した口諭は本物であり、朝廷で新帝を支える資格があるのは劉娥だけです。

幼い受益も母の補佐を求め、劉娥と一緒に政務を行いたいと告げる。
新帝となる太子本人の発言に、大臣たちも反対できません。
一同は深々と頭を下げて、劉娥による補佐を渋々認める形となった。

寝宮へ戻った劉娥のもとへ、寇準の妻が面会を求めて訪ねてくる。
寇夫人は甥である蘇洵を連れて現れました。
利発そうな蘇洵の様子を見た劉娥は、宮中に入って受益の学友を務めるよう声をかけた。
まだ幼い蘇洵がこの宮中でどう育っていくのか、少し気になりませんか?

深夜、劉娥は仏堂のほうから聞こえてくる楚王の歌声に足を止めます。
その歌声はあまりにも悲しげで苦しみに満ちている。
劉娥の胸を満たしたのは、元侃への切ない恋しさと深い孤独だった。

元侃を失って苦しんでいるのは劉娥だけではありません。
長年にわたって元侃の側近くに仕えてきた張景宗も同じ思いを抱えていた。
張景宗は大総管の職を辞し、元侃の棺とともに皇陵へ入って墓守をしたいと願い出ます。

その忠義に劉娥は深く心を打たれました。
しかし、幼い受益が即位するいま、宮中で本当に頼りにできるのは張景宗だけです。
残って幼い皇帝を支えてほしいと劉娥は真摯に頼み込む。
劉娥の偽りのない真心を感じ取った張景宗は、宮中に留まる役目を承諾します。
宮中に残ってくれて本当に助かりました!

張景宗の主君への忠誠心にぐっときましたが、残ってくれて本当にほっとしました

翌朝の朝堂で、寇準は現れた蘇義簡を冷たい視線で見下す。
曹利用と蘇義簡を、幼い皇帝を操って権力をほしいままにする佞臣だと決めつけた。
玉座の隣に劉娥のための鳳椅子が並べられているのを目にした寇準は、激しい怒りを露わにした。
劉娥が皇帝と同等の地位に座ることなど断じて認められないと声を荒らげた。

蘇義簡と寇準の間で激しい口論が始まります。
二人の罵り合いは、奥の部屋に控えていた劉娥と受益の耳にも筒抜けでした。
朝廷の大臣たちの前でここまで見苦しく争う必要があるのですか?

劉娥は感情を表に出さず、冷ややかに侍従へ指示を出します。
そして、その場から鳳椅子を静かに撤去させました。
無言のまま椅子を撤去させる劉娥の落ち着きが凄すぎます!
朝堂の張り詰めた空気はまさに一触即発だった。

朝廷で最も急ぐべき案件は先帝の陵墓の造営です。
丁謂が段取りを滑らかに報告すると、受益は丁謂に陵墓の件を一任する。
すると丁謂は、別の新たな提案を持ち出します。
受益と劉娥が文徳殿に出て政務を執るのは月に数日だけに止め、残りの日は後宮で上奏文の処理だけを行うべきだと主張した。

蘇義簡たちは即座に立ち上がって猛烈に反対しました!
古くからの礼制に反するだけでなく、丁謂が母子を朝廷から遠ざけて孤立させようとしているのは明らか。
そこまでして皇帝と太后を蚊帳の外に置きたいのですか?

しかし劉娥は何も口を挟まない。
蘇義簡の強い制止をあっさりと無視し、丁謂の言い分をそのまま認めてしまいます。
劉娥が丁謂の案を認めたのは、苦渋の決断だった。

政務の後、蘇義簡は劉娥にどうして丁謂の要求を呑んだのか尋ねます。
即位したばかりの受益の基盤を、どうして今揺るがす必要があるのですか?
朝廷に深く根を張っている丁謂や王欽若の勢力を無理に倒そうとすれば、かえって政権が揺らぐ危険を劉娥は警戒していた。

劉娥は深刻な表情を浮かべる蘇義簡を見つめ、不意に問いかける。
先帝は本当に、自分に政務を託すという口諭を残したのですか?
まさか劉娥にまで疑われるとは思っていなかった蘇義簡は、深い衝撃を受ける。
なぜ一番信じてほしい相手に疑われなければならないのですか?

皇帝の真心と自分の忠義を信じてもらえなかった悲しみが蘇義簡を襲う。
蘇義簡は床にひざまずき、私心のない誓いを厳かに立てました。
その澄んだ瞳を見た劉娥は、蘇義簡の誠意を信じて疑念を払う。

蘇義簡の必死の忠義を劉娥が疑ってしまった瞬間は、見ていて本当に切なくなりました

そこへ宦官が駆け込み、冀王と冀王妃が宮殿を出たがっていると伝えてきた。
劉娥は二人のいる寝宮へ足を運んだ。
冀王夫妻は劉娥を見るなり、恐怖で体を強張らせて身構えます。
自分たちが劉娥に始末されるのではないかと本気で怯えていた。

劉娥には二人を害するような悪意など微塵もなかった。
何をそんなに怯えているのですか?
度重なる心労で心身ともに疲れ果てていた劉娥は、無理に引き止めることもせず、静かに退去を許可する。

一方、屋敷に戻った曹太傅は怒り狂っていた。
手に持った戒尺で、ひざまずく息子の曹利用の背中を容赦なく打ち据える。
実の息子が劉娥の側につき、自分が進めていた冀王擁立の企みを邪魔したことが許せない。
父親が抱いていたのは、ただの身勝手な野望だった。

曹利用は奥歯を噛み締めて激痛に耐え続けた。
曹太傅が自分の過ちを認めたかと怒鳴りつけると、曹利用は冷ややかに反論する。
器量のない冀王を担ぎ上げて正統な皇太子を排除しようとする行為こそ、破滅への一本道。
このままでは曹家は破滅します!
なぜ父親は破滅に向かっている現実に気づかないのですか?

痛烈な指摘を浴びせられた曹太傅の手から、ぽろりと戒尺が落ちました。
息子の反論があまりにも鋭すぎます!
言葉を失った曹太傅は、よろめく足取りでその場を去ろうとする。

背を向けた父親に向かって、曹利用は呼び止めた。
そして、揺るぎない口調で冷徹に言い放ちます。
この天下を治めることができるのは皇帝ただ一人です。
曹家を繁栄に導くことができるのは、父親ではなく自分だけだと宣言した。

大宋宮詞 50話の感想まとめ

曹太傅と曹利用の親子対決がものすごい迫力でした!
実の父親から戒尺で背中を叩かれながらも、曹利用は一歩も引きませんでしたね。
痛みに耐えながら、父親の間違いを容赦なく突きつける姿に圧倒されます。
覚悟を決めた曹利用の顔つきが凄まじいです!

かつて権力を振るって没落していった潘家の名前を出したところは、実に的確な警告です。
家を守るために父親を切り捨てるような冷徹な覚悟を見せていて、曹利用の底知れなさに背筋が寒くなりました。
息子の言葉に打ちのめされた曹太傅は、何を思ったのですか?

それにしても、寇準の暴走には心底イライラさせられます!
朝廷を支えるべき重鎮が、宸妃の遺体まで探そうとするなんて常軌を逸していました。
劉娥が激怒するのも当然です。
朝堂で鳳椅子を見つけて怒り狂う姿も、器が小さく見えてしまう。
劉娥は言い返すこともなく淡々と椅子を片付けさせていましたが、あの静かな対応のほうがよっぽど格上でしたね。
感情的に怒鳴り散らす寇準の姿は、見ていて痛々しいくらいでした。
あんなに声を荒らげて劉娥を威嚇して、一体何を守るつもりですか?

そして、劉娥が置かれている立場の過酷さには胸が痛みますね。
一番頼れる味方である蘇義簡の言葉さえ、ふと疑ってしまうほどの孤独の中にいた。
ひざまずいて潔白を訴える蘇義簡の表情が本当に切なかった。
丁謂のあからさまな企みを承知の上で受け入れるなど、劉娥はすでに別の次元で戦っている。
皇帝だけが天下を治めると言い切った曹利用の冷たい横顔が、頭から離れません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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