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クルミットです♪
60話は本当に盛りだくさんの回でした。テイイの断罪から、ついにジュウエキとセイゴの婚礼まで。リュウガが政権返上の前に見届けたかったものが、やっと形になった回です。でも、すべてが温かく終わるかというと、そうもいかないのが大宋宮詞。それでは60話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 60話のあらすじ
話の冒頭、ジュウエキがリュウガの前でひざまずき、長年の誤解を泣きながら謝ります。どんな取り決めにも従う、という言葉を受けて、リュウガはセイゴとの婚礼を進めつつ、ソウジョを貴妃として迎えることも認めます。ジュウエキがうなずいた瞬間、リュウガの顔から最後の心配が消えたように見えました。
ジュウエキが泣いてる場面、自分もちょっとグッときました。ずっとすれ違ってた二人がここでやっと正直に向き合えた。
ジュウエキはソウ家に赴いてソウジョを慰めます。ソウタイフを亡くした悲しみはジュウエキも同じで、二人で静かに喪に服していた様子。それでも大局のために、リュウガの決めた段取りをソウジョに伝えます。ソウジョの目から涙が流れる場面は短いけど、静かにきつかった。
ソウジョって、泣いてもそれを誰かにぶつけないんですよね。ジュウエキと一緒にいられれば十分、という言葉が、やさしさなのか諦めなのか、ちょっと判断しにくい。
その後、ス・メイインが科挙に合格して都に上京し、ジュウエキと再会します。以前ジュウエキが命じていたテイイの罪証収集が、ここでついに実を結びます。ジュウエキはその証拠をまとめてリュウガに見せ、リュウガは怒りで咳き込むほど。翌日の朝廷でテイイを呼び出すことになりました。
朝廷でチョウ・ケイソウがテイイの罪状を読み上げると、テイイはなんとその場で言い訳を始めます。
死にかけてるのに言い訳するテイイ、もうここまで来ると逆にすごいと思いましたよ。最後まで自分を守ろうとする、その性分がずっと変わらない。
証拠を突きつけられてようやく頭を下げたテイイ。ジュウエキはテイイの官職を降格し、親族の官職もすべて取り上げます。ワン・キンジャクも名指しで「帰宅謹慎」を命じられ、その場でつまずいて転んでしまう。顔中に汗が滲んでいた。
ワン・キンジャクはその後、自ら京城の財産をすべて差し出して潔く身を引きます。リュウガはそれを受け入れ、以上で追及しないと決めました。ワン・キンジャクが馬車で都を去り、テイイも小さな部屋で静かな余生に入る。長年権力を握っていた二人がこうして消えていくのを、リュウガも複雑な顔で眺めていました。権力って、なくなった途端に小さくなるものですね。
そしてついに、ジュウエキとセイゴの婚礼の日。
セイゴの父カク・スウシンは遠征の出発前で、娘の結婚式に出られません。出陣前に娘に言い残したのは「任性はやめろ、リュウガに倣って寛容に生きろ」という言葉。セイゴは父親の鎧姿を見ながら涙をこぼしていました。
カク・スウシンの言い方は不器用ですけど、愛情はある。でもセイゴには届かなかったんでしょうね、残念ながら。
リュウガは自らドレスアップして婚礼に臨みます。百官が見守る中、ジュウエキとセイゴがリュウガの前に揃い、儀式が滞りなく進められました。礼が終わり、二人がリュウガに叩頭したとき、リュウガがそっと口角を上げる。
二人が婚礼の間に入る前に、ジュウエキがもう一杯の酒をリュウガに捧げます。十数年間育ててくれたこと、江山を治めてくれたことへの感謝を込めて。リュウガは受け取り、一気に飲み干す。そして涙を浮かべながら二人の手を包み込んで祝福します。
ここ、静かに泣けました。大げさじゃないんですよ、リュウガは。ただ手を添えて、それだけ。
婚礼の間に入ると、セイゴがジュウエキに心愛の品を差し出します。でもジュウエキはなかなか盖頭(花嫁が被る覆い布)を取ってくれません。セイゴが自分で外すと、すぐに口を開いたのは「ソウジョを貴妃にするな」という要求でした。
婚礼の初夜に、その話。セイゴのこと、気持ちはわかるんですけど、タイミングが悪すぎる。
ソウ家を「罪人の家」と断じて、ジュウエキを完全に怒らせます。ジュウエキはセイゴの信物を投げ捨てて婚礼の間を出ていきました。
数日後、ソウジョが宮中に戻ってきます。ジュウエキが書房でソウジョと久しぶりに言葉を交わすと、自然と笑みが溢れました。謝罪しようと書房を訪れたセイゴは、その場面を目撃。嫉妬に駆られてソウジョを責め立てますが、ジュウエキに制止されて「態度を正せ」と言われてしまいます。
大宋宮詞 60話の感想まとめ
一番心に残ったのは、婚礼の後のリュウガの場面です。ジュウエキが感謝の酒を差し出したとき、リュウガが静かに飲んで、涙をこぼして、二人の手を包む。それだけなんですけど、十数話分の関係が全部この一場面に凝縮されていた気がしました。
テイイとワン・キンジャクの退場は、すっきりした反面、なんかちょっと虚しくもありました。あれだけ暗躍していた人たちが、最後は転んで汗かいて、馬車に乗って消えていくだけ。
セイゴは本当に難しいキャラクターです。嫌いになれないのは、気持ちそのものが正直だから。でも婚礼の夜に最初に言う言葉がソウジョの話って、ジュウエキがため息をついた気持ちもわかる。
ソウジョの書房での場面、二人の笑顔がとても自然で穏やかで、それが余計にセイゴには刺さったはず。「態度を正せ」と静かに言ったジュウエキの声のトーン、冷たかった。
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