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クルミットです♪
ランリョウオウとセツブがやっと結婚して、おめでたい空気が続くかと思いきや、20話はそうはいきません。
蝗の大群が来たり、国庫が空になったり、テイジが動き始めたり。
でもその中で、新婚早々に祝い品を全部売り払って民に届けるランリョウオウとセツブの姿が、なんかすごく好きな回でした。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 20話のあらすじ
周国のウブンヨウは停戦協議に同意しましたが、その裏で別の手を打っていました。
協議に署名した後、こっそり命令を下したんです。周国に移り住んだ者には良い農地を与え、3年間は税を免除する、と。
これが効いてしまって、北斉から周国へ家族ごと移住する民が続出します。
戦続きですでに疲弊していた北斉から、人まで流出していく。
外見は協調路線なのに中身がこれです。ウブンヨウ、政治的にえぐい。
そのウブンヨウ、実はセツブの婚礼の知らせを聞いて、ひとり落ち込んでいました。
表には出さないけれど、セツブへの特別な感情があった。それがにじみ出る場面でした。
一方、北斉のランリョウオウ邸では、テイジが動き始めます。
道士に扮した人間を邸に送り込み、「ランリョウオウの正妃は別の人間だ」という噂を流させたんです。
ランリョウオウとセツブはこれを聞いて不快に思いますが、ランリョウオウの中には小さな疑念が残ります。
テイジ、武力じゃなくて噂で攻めてくるのが怖いんですよ。地道で細かい。
さて、二人が結婚した直後、天保8年に冀州で蝗害が起きます。
空を覆うほどの蝗の大群です。長年の戦による疲弊も重なって、民の生活はどんどん苦しくなっていきます。
ランリョウオウとセツブは、結婚のお祝いにもらった品を全部売り払いました。
その代金で食料を買い、各地の民に届けます。
でも、これは根本的な解決にはなりません。二人もそれをわかっていて、傷兵村の兵士たちの回復を支援することにします。
傷兵村は、戦で傷を負った兵士たちが暮らす場所です。
手や足を失った兵士も多い。
そこへ国庫が底をついたという話が届き、皇帝のコウタンがランリョウオウに多額の資金調達を命じます。
ランリョウオウは宮中での対応に追われることになり、傷兵村の管理はセツブに任されます。
テイジはこの頃、ランリョウオウとセツブの前では頭を下げて礼儀正しく振る舞っていました。
自ら厨房に立ってランリョウオウのために料理まで作ります。
こうした細かい行動の積み重ねで、ランリョウオウのテイジへの反感が薄れていきます。
これがテイジの怖さで。感情を顔に出さずに、じわじわ印象を変えていく。
韓暁東(ハン・ギョウトウ)は毎日セツブに付き添って傷兵村へ食料を届け続けます。
ランリョウオウも毎月の給料の半分を傷兵の支援に回しますが、それでも長続きするやり方ではありません。
セツブは考えます。食料を届け続けるだけでは根本的に解決しない、と。
そこで彼女は木材を持ち込んで、傷兵のために義足を作り始めます。
それだけでなく、傷の治療もします。
セツブって、こういうとき一歩踏み込める人なんですよね。「もらうだけ」じゃなくて「自分で立てるように」という発想がある。
傷兵村の仕事で手いっぱいになったセツブを見て、テイジが近づいてきます。
「王府のことは全部私が引き受けます。安心してください」と。
セツブはその言葉を誠実だと感じて、うなずいて任せることにします。
宮中では、ランリョウオウが大臣たちと各部門の予算削減を話し合っていました。
大臣たちは当然、不満をぶつけます。
そこへテイジが昼食を届けに来ます。
同じタイミングで、ハン・ギョウトウがセツブの手作り弁当を届けに来ました。
ランリョウオウはセツブが作った弁当を手に取ります。
テイジはその場では何も言いません。でもハン・ギョウトウへの恨みを胸に刻みます。
蘭陵王 20話の感想まとめ
一番引っかかったのは、最後のお弁当のシーンです。
テイジとセツブ、両方から差し入れが届いて、ランリョウオウがセツブのを選ぶ。
すごく小さな場面ですが、テイジがこれを見てどう感じたか考えると、じわっと怖かったです。
テイジって感情を顔に出さないじゃないですか。
だからこそ、静かに受け止めて後から動く、というパターンが怖い。
ハン・ギョウトウへの恨みを「記録」するような描き方、嫌な予感しかしません。
傷兵村のシーンは、セツブが義足を作るところが良かったです。
食料を届けるだけじゃなくて「この人たちが自分で生きていけるように」という発想に切り替える。
でも彼女がそっちに集中している間に、テイジが王府を押さえていく。構図がきつい。
ウブンヨウの税免除令も気になります。
戦場で戦うんじゃなくて、政策で人を引き抜いて相手国を静かに弱らせていく。
こういう動き方のほうが、派手な戦場シーンよりずっと怖かったりします。
それにしても、新婚でお祝いの品を全部売り払って民に届けるって。
しんみりするより「やっぱりこの二人だな」という気持ちのほうが強かったです。
傷兵のために木を削って義足を作るセツブの手元、ずっと見ていたかった。
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