ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
32話、ついにあの人の正体が明かされました。
帘(とばり)の向こうにずっと隠れていたシュクヒが素顔を見せた瞬間、セツブとショウスイが言葉を失う。視聴者のこっちも同じ顔してました。
あの女性、テイジだったんです。
謎めいた形で登場してきたフウショウレンことシュクヒの正体がここで一気に繋がります。そして同時に、ランリョウオウを少しずつ追い詰めていく計略が動き出す回でもありました。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
蘭陵王 32話のあらすじ
コウイ帝(北斉の皇帝)の後宮に、新たにシュクヒとして迎えられたフウショウレン。その彼女が体の具合が悪いということで、天女として知られるセツブが宮中に呼ばれます。
帳の垂れた奥の寝台に横たわるシュクヒの脈を取ったセツブ、体には何の異常もなし。診断は「心の病」というものでした。
そこへシュクヒの侍女が飛び込んできます。娘娘(シュクヒのこと)の金の腕輪がなくなったと。疑いはセツブと一緒に宮中へ入ったショウスイに向けられ、身体検査が行われることになります。
ショウスイは身に覚えがないと堂々と検査を受けます。でも腕輪は、彼女の持ち物の中から出てきてしまいました。
ショウスイが真っ青になる瞬間、こっちも「え、なんで?」ってなりました。誰かが仕組んだのは明らかなんですけど。
セツブが必死にショウスイのために頼み込むと、シュクヒは寛大なところを見せて追及しないことにします。セツブが礼を述べたそのとき、シュクヒが帘を上げて素顔を明かしました。
笑顔で佇むシュクヒは――テイジだったんです。
セツブもショウスイも固まります。私も思わず「えっ」と声が出ました。
テイジがコウイ帝の妃として宮中に入っていたなんて。しかもこんなにさらっと明かされるとは思っていなかった。腕輪の件も含めて全部計算のうちだとしたら、かなり怖い。
翌日、ランリョウオウは宮中へ出向き、コウイ帝にフウショウレンを妃に立てる儀式を取りやめるよう進言します。コウイ帝はその場では承諾しました。
でも、翌日の朝廷の場でコウイ帝が文武百官の前に告げたのは、まったく逆のことでした。フウショウレンをシュクヒから皇后に封じ、今すぐ冊封の大典を行うと。それだけでなく、皇后のために「センドエン(仙都苑)」という庭園まで建造するというのです。
ランリョウオウは、じわっと不安を覚えます。
一方そのころ、フウショウレンはコウイ帝にある進言をしていました。ランリョウオウは朝廷の重臣から厚い信頼を受け、民からも深く慕われている。もし彼が謀反を起こせば、陛下にとって大変な危機になると。
そこでフウショウレンが提案します。ランリョウオウの勢力を、一歩一歩確実に削いでいくべきだと。
フウショウレン、頭がいいというか怖いというか。コウイ帝の一番弱いところをちゃんと突いてくる。ランリョウオウへの警戒心はもともとあったわけで、そこに油を注ぐ形になってますよね。
コウイ帝はもともとランリョウオウの人望を脅威に感じていましたから、その言葉は確実に刺さったはずです。ランリョウオウを追い詰める動きが、ここから本格的に始まっていきます。
蘭陵王 32話の感想まとめ
この回でいちばん頭に残っているのは、やっぱりテイジの素顔が明かされる場面です。
帘の向こうに隠れながら脈を取らせ、腕輪の件でセツブたちの反応を確かめて、最後ににこっと笑いながら帘を上げる。全部が計算されていたとしたら、テイジは相当な人になってます。かつてのテイジとはずいぶん変わってしまった。それが少し切ないというか、じわっとくるものがありました。
セツブが礼を言い終わった瞬間に帘を上げるタイミング、じっと見てしまった。ああいう間の取り方、うまいというより、意地悪だなあって思った。
コウイ帝の「約束したのに翌日には覆す」やつも、見ていてきつかったです。ランリョウオウが真剣に頼みに来て、その場では受け入れておいて、朝廷では真逆のことを言う。あの場でランリョウオウがどんな顔をしていたか、ちょっと想像したくなかった。
フウショウレンの「少しずつ力を削ぐ」という進言は、今後のランリョウオウの立場を考えるとずっしり来ます。謀略でも武力でもなく、じわじわと包囲網を縮めていく形になる。ランリョウオウは何も知らないまま、少しずつ足元を崩されていくわけで。
セツブが帰り際にテイジの顔をどんな表情で見ていたか、そっちのほうが気になってしまった32話でした。
コメント