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クルミットです♪
20話です。寧遠舟(ニン・ユアンジョウ)が毒でかなりひどい状態になる回で、見ながら何度もきつくなりました。でも同時に、李同光(リー・トンガン)の任辛(ニン・シン)への「執着」の正体が全部出てくる回でもあって、情報量が多かったです。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 20話のあらすじ
今話は金媚娘(ジン・メイニャン)の動きから始まります。
彼女は身分を偽って宿館に現れ、琉璃(リュウリ)と「偶然出会ったふり」をします。これは金媚娘が意図的に仕掛けた接触です。互いに探りを入れながら会話を進め、琉璃が任辛の生死を確かめようとしていること、そして李同光についてきて合県まで来た目的が如意(ルーイー)の身元探りだということが分かってきます。
台詞のひとつひとつが探り合いになっていて、二人とも全部分かった上で話してる感じがして、見ていてじりじりしました。
金媚娘は琉璃に、李同光があなたに優しいのは「任辛のついでだ」と告げます。任辛が戻れば、あなたは一歩引くことになる、と。きつい話ですが、金媚娘なりの誠実さなのかもしれません。
その後、金媚娘は如意にも長年隠してきた事実を明かします。
李同光の任辛への感情は、師弟愛だけではなかった。天牢の大火で任辛が死んだと思い込んだ後、李同光は毎晩廃墟に走り込み、任辛の骨を素手で掘り続けていたというのです。
骨を掘り続ける、って……それはもう普通の状態じゃないです。師匠への情というより、何か別のものになっている。
金媚娘が人に命じて偽の骨を廃墟に隠し、それでようやく李同光は動きを止めました。その骨を山谷に葬り、毎月十五日に自ら参拝し、居室中に任辛の肖像画を描き埋めていたという話には、さすがに言葉が出ませんでした。
如意はこれを聞いても、「李同光が自分に向ける感情は男女のものではない」と否定します。縁談を断ったのは出自の問題だ、と。
そして如意は、朱衣衛(ジュイウェイ)から捨てられた白雀(バイチュエ)たちを助けたいと話します。親に売られ、純粋培養で育てられ、自分を守る手段も知らないまま騙され利用された女性たちを集めて、生きていく術を教えたい、と。
如意のこの話、単に強い人じゃなくて、自分と似た立場の人を見て怒っている人なんだと分かって、この場面ちょっと好きです。
次に李同光が礼王たちを訪ねてきます。一か月以内に目的を果たす約束をする代わり、条件として湖陽郡主=如意を求めます。
如意は真正面から向き合って問います。私を妾にしたいのか、それとも朱衣衛の衣を着せて任辛の身代わりにしたいのか、と。全部図星を突かれた李同光は、言い訳もできずその場を逃げるように去っていきます。
逃げ方が正直すぎて、ちょっと呆れながら見ていました。
寧遠舟は、如意が自分たちのために自分の傷口を自らえぐったことを理解していて、それをずっと抱えていました。
帰り道で李同光は朱衣衛の刺客に包囲されます。多勢で助けを求める合図を上げ、如意たちも動きます。寧遠舟は和談への影響を心配して救援に向かいますが、刺客が軟甲を着ていることに加え、寧遠舟の毒がまた発症してしまいます。
やむなく如意が姿を現し、元禄(ユアンルー)たちが雷火弾で援護する中、如意が敵の首魁を討ち取り、刺客たちを退けます。
寧遠舟が倒れかけながら踏ん張っているのを見ていると、正直きつかったです。限界なのはとっくに分かっているのに。
その後、寧遠舟は毒で倒れます。
如意は銭昭(セン・チャオ)に診せますが、この毒は手に負えないと言われます。これは「一旬牽機(いちじゅんけんき)」という毒で、章崧(チャン・ソン)が寧遠舟を縛るために飲ませたもの。鄭青雲や李同光の件で行程が乱れ、解毒薬を受け取り損ねていたのです。
残り時間は半刻ほど。
如意は迷わず自分の腕を切ります。朱衣衛から受け継いだ万毒解が自分の体の中にある。その血を飲ませれば助かるかもしれない。
寧遠舟は如意の血を飲んで目を覚まし、銭昭に指示を出してから、懐にしまっていた飴を如意に渡します。これからつらい時に食べろ、と言いながら。
飴なんですよね。それが寧遠舟らしくて、笑いながら泣きそうになりました。
李同光は如意に恨まれたくないと思ったのか、自分の持っていた沙西部の更始丹(こうしたん)を差し出します。
更始丹を服用した寧遠舟の脈が安定し、如意・元禄・楊盈(ヤン・イン)たちが夜通し付き添い、夜明けにようやく寧遠舟が目を覚まします。
如意はようやく、ほっとした顔を見せます。
一念関山 20話の感想まとめ
一番引っかかっているのは、李同光の話です。
廃墟で骨を掘り続けるというのは、正直かなり怖い行動です。金媚娘が偽の骨で止めたというのも、もはや普通の話じゃない。でも、李同光がそこまで追い詰められていたということでもあって、単純に気持ち悪いとも言い切れないのが厄介なんです。
如意が「任辛の身代わり」だと看破して問い詰める場面は、ここまでの話の中でもかなりきつい対峙でした。図星を突かれた人間が言い訳も怒りも出せず、ただ逃げていく、あの場面。
如意が自分の腕を切って血を飲ませるシーン、派手な演出ではないのによく刺さりました。命のために自分の体を差し出す覚悟が、静かすぎて。
寧遠舟が渡した飴、あれが20話のキーアイテムだと思います。毒でボロボロになりながら、ちゃんと懐に持っていた。それだけで寧遠舟という人間の全部が出ている気がして、如意がほっとした顔を見せた瞬間、こっちもようやく息が吸えました。
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