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クルミットです♪
34話、なぜかずっと落ち着かない回でした。如意の骨灰を李同光が洞窟に安葬するところから始まって、「もう本当にいないんだ」という空気が漂っているのに、それだけで終わらないような気がしていて。その予感が当たってしまいました。
それでは34話を一緒に見ていきましょう!
一念関山 34話のあらすじ
李同光は朱衣衛を通じて如意の骨灰の一部を取り戻し、山の洞窟に静かに安葬しました。その知らせを受けた楊盈は、離宮を抜け出して自ら如意を弔いたいと申し出ます。李同光は手配を整えながら、祭奠が済んだらこの洞窟を封じようと心に決めていました。師匠は静かな場所が好きだったから。これ以上、誰にも邪魔させたくないと。
骨灰を埋めながら「もう誰にも近づかせない」と決める人、というのが、師弟愛とも違う何かこじれたものを感じさせて、ちょっとしんどかったです。
安帝から国公の位を賜った李同光ですが、その真意は二皇子の補佐役に据えることでした。表向きはにこやかに受け入れる李同光。この人の腹の中が読めないのが、いつもヒヤッとします。
続いて、初貴妃との場面。最近全然来ないと拗ねる初貴妃に、李同光は淡々と告げます。「あなたとの協力関係は沙西部との協力だった。今は初月と組んでいる。あなたの感情は利用していた」と。
あそこ、フォローが一切ないんですよね。せめて言い方があるだろうとは思いましたが、これが彼のやり方なのでしょう。
傷ついた初貴妃は怒りのまま告白します。礼城公主・楊盈を亡き者にしようとして、すでに刺客を送ったと。
李同光の顔色が変わりました。「楊盈に何かあれば、必ず後悔させる」と言い残し、宮を飛び出します。
一方、如意の墓を訪れていた楊盈は、まさにその刺客に追い詰められていました。万事休す、というところで——如意と寧遠舟が現れ、刺客をすべて片付けてしまいます。
如意が生きていた。
鄧輝が如意の心臓の位置が普通と異なることを知っていて、その場で密かに救い出していたと。「そういうことだったのか」と、静かにじんとしました。
死んだと信じていた人が目の前に立っている。寧遠舟は泣きました。崩れ落ちるわけでも、叫ぶわけでもない。ただ、涙がこぼれた。あそこはしばらく忘れられないと思います。
楊盈も一緒に逃げようと促されますが、彼女は首を振ります。安帝の詔書がすでに下りている以上、ここに残って皇后か太子妃の座につくと言い切りました。梧国に帰っても宮廷の鳥かごの中。それより、安国にいて二国の間に少しでも平和を作る方が意味があると。
楊盈のこの判断、押しつけがましくないのが良かった。「国のため」と言いながら、ちゃんと自分で選んでいる感じがして。
如意は楊盈に金沙楼の金媚娘を頼るよう伝え、寧遠舟は手持ちの迷蝶(危険を知らせる信号用の蝶)を楊盈に渡しました。いざとなれば必ず駆けつける、と。
二人は葉光に楊盈の護送を頼み、自分たちは合県で于十三たちと合流するつもりです。梧帝を梧国へ送り届けたあとは、二人で天下を旅しようと約束しながら。
そのそばで、李同光は洞窟の外から二人の姿をただ見ていました。声もかけず、近づきもせず。如意を自分の手で殺したあの瞬間から、もう資格はないとわかっていた。
何も言わないまま背を向けるその場面が、説明なしに色々と語っていました。
そして二皇子。流刑に不満を抱き、北磐の軍勢を天門関に引き入れてしまっていました。帝位を取り戻せると思って手を組んだのに、安帝からの婚姻詔書を聞いてから後悔し始めた。でも、もう手遅れです。北磐の軍勢はすでに関門を突破しています。
銭昭は梧帝を連れ、かつての戦場が見渡せる高台へ向かいました。戦死した六道堂の兄弟たちの平安扣(守り玉)をひとつひとつ取り出しながら、それぞれの死に様を語っていきます。その中に、同父異母の弟・柴明の名前がありました。子どものころからずっと嫌いだった弟。なのに、その弟はいつも兄についてきた。もう「柴明」と呼べる相手がいない。
銭昭のあの場面、ゆっくりしていたぶんだけきつかったです。
使団が出発した日から、梧帝の命を取ると決めていた。そう告げる銭昭を、元禄と孫朗が必死に止めようとします。
一念関山 34話の感想まとめ
一番引きずっているのは、寧遠舟が泣いたところです。
如意が生きていると知って、顔が変わって、涙が出た。それだけなのに、ここまで二人がどれだけすれ違ってきたかを全部思い出してしまって、変に胸に残っています。
楊盈が「残る」と言い張る場面も、静かに良かった。逃げることが正解に見える状況でそうしなかった。怖くないはずがないのに、ぐらつかない。あの子はずっとそういう子だったなと思いながら見ていました。
銭昭は少し予想外でした。ずっとクールに見えていた人が、弟の話をするくだりで急に人間になった感じがして。嫌いだったけど弟だった、という一言がじわじわきます。
李同光が遠くから二人を見ていた場面は、説明が何もなかったぶんだけ重かった。近づかない理由を言葉にしなかったのが正解だったと思います。
銭昭の手の中で平安扣がいくつも並んでいたのが、ずっと頭から離れません。
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