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クルミットです♪
花間令、12話になってようやく済善堂の謎に踏み込んできました。怪しいとは思っていたけど、まさか地牢が出てくるとは。しかも潘樾の過去まで絡んでくるとは思わなくて、気づいたらどっぷり見入っていました。
それでは12話を一緒に見ていきましょう!
花間令 12話のあらすじ
潘樾と卓瀾江は変装して済善堂へ乗り込みます。顧雍の前に現れ、「潘樾の命を買いたい」と切り出すという大胆な作戦。卓瀾江がためらいなく五百両を差し出すあたり、この人の胆の据わり方は相変わらずすごいです。
さらに追加で五百両。顧雍の表情が一気に変わった理由は、灯会事件の死者と同じ殺し方を要求されたから。
千両積まれても、そこだけは揺れるんですね。後ろめたいことがある人間の顔でした。
でも、潘樾が見抜いていたのはもっと根本的なところ。済善堂は仕入れの際に、衣服も靴も必ず二人分買っていた。つまり本物の顧雍は別にいる。目の前の人物は偽物だったわけです。
偽顧雍が護衛たちを呼び、二人を取り囲んだ混乱の中で、ようやく本物の顧雍が現れます。そこで顧雍は灯会の事件への関与を否定し、証拠として血剣を見せました。十数年前に手の筋を切られて右手が使えなくなった。剣を使えた息子の顧衫も、五年前に亡くなっている。そう言うのです。
顧雍の言葉には筋が通っていて、反論できる隙がない。でも、用意が良すぎる感じがして、なんかすっきりしないんです。
帰ろうとした潘樾を顧雍が血剣で引き止めますが、卓瀾江がさっと割って入ります。その後、屋敷の庭を走り出してきた顧夫人を二人は目撃。夫人は「夫が犯人だ」と叫びながら庭を駆け回っていました。息子の死後に気がふれてしまったと、下人が言います。
屋敷から戻り、顧雍の右手が使えないことを確認した段階で、彼の嫌疑はいったん外れることになりました。凶手は右手で人を殺しているので。
一方、楊采薇は顧夫人に直接会いたいと考えます。ただ昼間に目立ちすぎているため、夜に裏口から入ることに。卓瀾江が昼間に見つけていた後門が役に立ちました。
夜、三人は二手に分かれます。卓瀾江が顧雍の相手をして引き付け、楊采薇と潘樾が裏から忍び込む作戦です。
犬の穴から犬が突然飛び出してきて楊采薇が飛び上がった場面、緊張した流れの中でちょっと笑ってしまいました。
屋敷に入った二人は、顧夫人がずっと薬を飲まされ続けていること、意味のない料理の仕草を繰り返していることに気づきます。顧雍が夫人を薬漬けにしていた、ということです。
後花園へ行こうとした顧夫人はすぐに連れ戻されてしまいます。顧雍はここへ妻を近づけさせないようにしていたようです。それを不審に思った楊采薇と潘樾が庭を探ると、仕掛けを発見。暗い扉が開き、二人は中へ入りました。扉はそのまま自動で閉まります。
地牢でした。
壁の傷跡は、灯会事件で亡くなった人たちの傷口と同じ形。床には外れた鎖の跡と、血の手形。
血の手形、ということはここに閉じ込められた人が生きたまま床に手をついた跡ですよね。きつかったです、これは。
その場面を見た瞬間、潘樾が突然頭を押さえてうずくまります。子どもの頃の記憶が蘇ってきたようです。かつて潘樾は「雑種」と侮辱され続けていて、ある日よその家の坊ちゃんの首を絞めかけた。激怒した父親に地牢へ縛り付けられた過去があります。目の前の光景が、その記憶に火をつけてしまったようです。
楊采薇は、かつて自分がその地牢へ飛び込んで潘樾を助け出したこと、そのとき歌ってあげた童謡があることを思い出します。そして今も同じように、その童謡を歌い始めました。
花間令 12話の感想まとめ
楊采薇が童謡を歌う場面が、この話でいちばん印象に残っています。
地牢の中で、怯えて動けなくなった潘樾に対して、楊采薇は何も言わずに歌い始める。過去に同じことをしたから歌い方も知っている。その既視感が切なかったです。
子どもの頃も、今も、楊采薇は潘樾を助ける側なんですね。
潘樾が「雑種」と侮辱されていた話、ここで出てくるとは思いませんでした。父親に地牢に縛り付けられたことを、楊采薇はずっと知っていたわけです。あのとき体が覚えていた童謡が、今ここで出てくる。二人の関係の深さが急に見えてきた気がしました。
卓瀾江と楊采薇の仲の良さを、潘樾がどこか引っかかって見ていた描写も気になります。阿沢に「楊采薇のことを気にしている」と指摘されても、潘樾自身はよくわかっていない様子で。
顧雍の件は、右手の問題で嫌疑は外れたけど、地牢の存在は残っています。顧雍は「息子は死んだ」と言っていたけど、夫人を薬で黙らせていたのも事実。まだ何か隠しているはずです。
でも12話でいちばん頭に残っているのは、血の手形のことです。あの手形の主が誰なのか、ずっと引っかかっています。
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