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クルミットです♪
3話は展開が早くて、見ながら「待って、もう?」ってなりました。
白娉婷が楚北捷に嫁ぐことが決まって、結婚式当日に毒を盛るという怒涛の流れ。しかも楚北捷は解毒してもらった後に「それでも娶る」と言い切る。この男、本当にどういう神経しているんだろうと思いつつ、なぜか清々しかったりもして、クルミットは若干動揺しました。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 3話のあらすじ
花家の屋敷に大勢の兵士が押し込んできます。楚北捷自ら花家のお嬢さんを連れ帰ってきたのです。
花老爺はもう生きた心地がしない状態。
そりゃそうですよね。自分の娘が軍の最高司令官みたいな人に連れていかれたんだから。
楚北捷はここで巧みな交渉に入ります。「お嬢さんが陳公子に惚れているなら、いっそその縁談にしては?」と持ちかけ、花老爺が慌てふためいたところで本題を切り出します。
白娉婷を花家の養女として3日間だけ預かること。3日後に楚北捷が迎えに来る。もし逃げたら、花家の一族全員を処刑する。
人質を使って縁談を押し付けて……このやり口、本当に容赦ないです。
楚北捷が去ったあと、花老爺は白娉婷に必死でお願いします。「どんな素性の方かは問いません。3日間だけ、安全に過ごしてください。立派な支度をして、晴れやかに嫁に出します」と。
白娉婷は不思議に思って聞きます。楚北捷は本当に自分と結婚するつもりなのか、と。
花家のお嬢さんが教えてくれます。大晋の習わしでは、男性が本当に好いた女性と結婚したいとき、3日間守り続けるものだ、と。
場面は変わって楚北捷の回想シーン。
彼は白娉婷のかんざしを手に持ちながら、昔の記憶に沈みます。国境の外の地で、幼い楚北捷の母が病に倒れていた。助けを求めて走り回ったが、現地の人たちに追い払われ、砂漠で倒れる。目を覚ますと夜空に星が広がっていて、耳障りな琴の音が聞こえてくる。振り返ると少し離れたところに小さな女の子がいて、琴を手探りで弾いていた。父親は楚北捷の方向に不吉な気が漂っていると止めようとしたが、女の子は干し肉を差し出して楚北捷に食べさせてくれた。
あの女の子が白娉婷だということは、もうわかりますよね。2人の縁が、こんなところまで遡るとは。
一方、何侠は蒲坂城へ戻って伏撃を仕掛けようとしていました。しかし白娉婷はあらかじめこれを読んでいて、城守の欒樹に城外の巡回を命じておいた。おかげで何侠は難を逃れます。
主君のために先々まで手を打っている白娉婷。頭が切れるというより、この人は「気を配れる人」なんだと思います。
楚北捷は晋王を説得して花家への賜婚(しこん:朝廷が勅命で婚姻を定める制度)の勅旨を出してもらいます。花家のお嬢さんとの縁談という体裁ですが、楚北捷の狙いはあくまで白娉婷。花家のお嬢さんが白娉婷でなければ意味がないと思っています。
その頃、花家のお嬢さんは白娉婷を染物工房に案内します。美しい絹が並ぶ光景を見て、白娉婷は子どもの頃の記憶を思い出します。西域と内地をつなぐ交易路を作ろうと、幼い遊び仲間と夢を語り合っていた記憶です。
賜婚の勅旨が届いても、白娉婷は表情一つ変えません。食事もいつも通り。しかし内心は動いていて、伝書鳩で何侠が蒲坂城に到着したと知ります。「止戦」という2文字を送ろうとしますが、花家の警備に遮断されてしまいます。
楚北捷はその2文字を見て、すぐに見抜きます。これは自分に見せるために書いたメッセージだ、と。白娉婷はおとなしく嫁いできた女ではなく、主君のために動く策士だ、と。
いよいよ結婚の吉日。
白娉婷は「王妃として夫の衣を着せたい」と申し出て、楚北捷に素衣(そい:花嫁が夫に贈る白い返礼の衣)を着せます。その素衣には、白娉婷が自ら調合した猛毒が染み込んでいました。
楚北捷は何も知らず、鳳桐琴(ほうとうきん)を贈ります。夫婦の和合を願う、琴の贈り物です。
白娉婷は心の中で思います。燕と晋の争いさえなければ、この人は本当に良い知音(ちいん:心の通じ合える友)になれたのに、と。
この一瞬だけ、白娉婷が楚北捷をちゃんと人として見ている気がして、なんか複雑でした。
しかし毒はすぐに発動します。白娉婷が倒れ、素衣を着た楚北捷も呼吸が苦しくなります。楚北捷は自分のことより先に太医を呼んで白娉婷を診させます。霍神医の処置が間に合って、2人とも命に別状はなし。
回復した楚北捷は、白娉婷に問います。嫁ぎたくない理由は、敬安王府の仇を討つためか。それとも、自分の力だけでは動けない主君に尽くすためか。「今すぐ殺したいなら殺していい。でも殺さないなら、必ず娶る」と。
言い方が強引なのに、妙に真剣味があって。腹立たしいやら困惑するやら。
さらにもう一つ、厄介な人物が動きます。楚北捷と幼馴染みで、今は皇帝の妃となっている張貴妃です。楚北捷が自ら賜婚を願い出たと聞いて、嫉妬の炎がめらっと燃えます。白娉婷の素性を徹底調査しようとしますが、楚北捷に「自重せよ」と冷たくあしらわれてしまいます。
怒った張貴妃は晋王に告げ口します。鎮北王に嫁ごうとしている女は、燕の間者(かんじゃ)だと。
孤高の花 3話の感想まとめ
一番印象に残っているのは、やっぱり毒の素衣のシーンです。
花嫁が夫に着せる白い衣に毒を仕込んで、自分もその毒に当たって一緒に倒れる。計画通りに進んだのに、楚北捷はそれでも白娉婷の心配を先にする。あの流れは、白娉婷も少し揺れたと思います。
倒れた後の楚北捷の行動が静かなんですよね。怒鳴るわけでも責めるわけでもなく、太医を呼んで、回復してから「それでも娶る」と言う。そのテンポがなんというか、重たいです。
白娉婷が琴を受け取りながら「争いさえなければ」と思う場面も、さらっとしていたけど、ここが今話の一番静かな核心だったと思います。2人の間に確かに何か通じるものがあって、でもそれを白娉婷は封じなければならない。その苦しさが全然大げさじゃないのが、逆に刺さります。
張貴妃の動きも気になります。嫉妬で晋王に告げ口するというのは、これがのちのち大きな火種になるのはもう見えている。でも今のところ、楚北捷に一刀両断にされていて少し気の毒でもあります。
それにしても砂漠の回想。幼い楚北捷に食べ物を差し出したあの女の子、ほぼ確実に白娉婷ですよね。2人の縁が実はあんな昔から続いていたとしたら、楚北捷があのかんざしを大切にしている理由もわかります。その子が毒を盛ってくるとは、まあ楚北捷も予想外だったと思いますけど。
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